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出島
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2025.12.13 22:00
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ちょうど1年前。移転のため閉店したばかりの「ブックカフェ はるや」@kohiyamaso の跡地で、自分も書店をやろうと決めて生まれたのが、このbookpondです。
そして2025年春頃、はるやは長崎の三川町にて新店をオープンしました。店主もずっと行く機会を伺っていたのですが、2025年はbookpondの開店準備や運営で目が回る忙しさ。なかなか訪れるチャンスが得られなかったのですが、なんとか年内には一度ということで、木曜から土曜までの3日間、長崎を訪れていました。
だいぶ肌寒い横浜よりもだいぶあたたかく、路面電車が街の中心をゆるやかに走り、出島の港町の雰囲気はどこかみなとみらいにも似ていながらも心地よい静けさがあり、なんとなく鷹揚な時間軸が流れているような気がする長崎。その中心部の市街地から、バスに揺られて山をのぼること約30〜40分。あるいは車ならたった20分。山々に囲まれた住宅街の只中に、見覚えのあるあの青い横断幕はありました。
ドアを開けたその瞬間、どんなときでも肩の力が抜けてしまうあの空気感を一気に思い出します。古きも新しきも分け隔てない、エンタメ精神にあふれた選書。「心あたたまる」なんて陳腐な言葉を使いたくないけれどそれ以外に形容が難しい、いつもの中浅煎りの珈琲。「手料理」という言葉に最も相応しい食事のひとつと言い切れる、週替わりのランチ。何より、そうしたお店の良さが全て凝縮されたような、小檜山想さんと草野史さんご夫妻。
ちなみに長崎店になって新たに加わった、看板犬(候補)の「はる吉」はあまりに元気が良すぎて、看板犬としてデビュー(?)できるのはもう少し先になりそうでした。店主も相当振り回されて、いい運動になりました。
自宅に招いてもらっているかのような文字通りのアットホームな雰囲気で、美味しい珈琲や食事とともに、楽しい本の数々に出会う。全国津々浦々に個性派の独立系書店は数あれど、長崎のはるやも相当に個性派で、他に類を見ない心休まるお店だと思います。
長崎をはじめ九州にお住まいのみなさま、あるいは近隣を訪れる予定のあるみなさま。ぜひ長崎の市街地からちょっとだけ足を伸ばして、はるやに訪れてみてください。そこでしか体験できない時空間が待っています。
そんなこんなで、師走のささくれ立ってしまいそうな心がかなりゆるまって、エネルギーが充填されました。その他にも、長崎の市街地でまたテイストの違う、でもアットホームな知の拠点をつくられている「BOOKS ライデン」@books_leiden をはじめ、いくつかの場所を訪れながら、本やお酒もそれなりに(いやかなり?)たのしみ、短い時間なりに長崎を満喫しましたが、細かく書いていると長くなりすぎてしまうので、その話はまた店頭で。でも確実に言えるのは、店主にとって長崎という土地が一気に親しみやすい場所になり、これからも折に触れて訪れたい大切な場所になったということです。
相変わらずやることも課題も山積みなことには変わりないですし、また明日から師走に逆戻りでしょう。でも、この3日間のゆるやかな時間と、長崎で頑張っている人たちがいるということを時折思い出しながら、また明日から、横浜・白楽で頑張りたいと思います。 December 12, 2025
ちょうど1年前。移転のため閉店したばかりの「ブックカフェ はるや」@kohiyamaso の跡地で、自分も書店をやろうと決めて生まれたのが、このbookpondです。
そして2025年春頃、はるやは長崎の三川町にて新店をオープンしました。店主もずっと行く機会を伺っていたのですが、2025年はbookpondの開店準備や運営で目が回る忙しさ。なかなか訪れるチャンスが得られなかったのですが、なんとか年内には一度ということで、木曜から土曜までの3日間、長崎を訪れていました。
だいぶ肌寒い横浜よりもだいぶあたたかく、路面電車が街の中心をゆるやかに走り、出島の港町の雰囲気はどこかみなとみらいにも似ていながらも心地よい静けさがあり、なんとなく鷹揚な時間軸が流れているような気がする長崎。その中心部の市街地から、バスに揺られて山をのぼること約30〜40分。あるいは車ならたった20分。山々に囲まれた住宅街の只中に、見覚えのあるあの青い横断幕はありました。
ドアを開けたその瞬間、どんなときでも肩の力が抜けてしまうあの空気感を一気に思い出します。古きも新しきも分け隔てない、エンタメ精神にあふれた選書。「心あたたまる」なんて陳腐な言葉を使いたくないけれどそれ以外に形容が難しい、いつもの中浅煎りの珈琲。「手料理」という言葉に最も相応しい食事のひとつと言い切れる、週替わりのランチ。何より、そうしたお店の良さが全て凝縮されたような、小檜山想さんと草野史さんご夫妻。
ちなみに長崎店になって新たに加わった、看板犬(候補)の「はる吉」はあまりに元気が良すぎて、看板犬としてデビュー(?)できるのはもう少し先になりそうでした。店主も相当振り回されて、いい運動になりました。
自宅に招いてもらっているかのような文字通りのアットホームな雰囲気で、美味しい珈琲や食事とともに、楽しい本の数々に出会う。全国津々浦々に個性派の独立系書店は数あれど、長崎のはるやも相当に個性派で、他に類を見ない心休まるお店だと思います。
長崎をはじめ九州にお住まいのみなさま、あるいは近隣を訪れる予定のあるみなさま。ぜひ長崎の市街地からちょっとだけ足を伸ばして、はるやを訪れてみてください。そこでしか体験できない時空間が待っています。
そんなこんなで、師走のささくれ立ってしまいそうな心がかなりゆるまって、エネルギーが充填されました。その他にも、長崎の市街地でまたテイストの違う、でもアットホームな知の拠点をつくられている「BOOKS ライデン」@books_leiden をはじめ、いくつかの場所を訪れながら、本やお酒もそれなりに(いやかなり?)たのしみ、短い時間なりに長崎を満喫しましたが、細かく書いていると長くなりすぎてしまうので、その話はまた店頭で。でも確実に言えるのは、店主にとって長崎という土地が一気に親しみやすい場所になり、これからも折に触れて訪れたい大切な場所になったということです。
相変わらずやることも課題も山積みなことには変わりないですし、また明日から師走に逆戻りでしょう。でも、この3日間のゆるやかな時間と、長崎で頑張っている人たちがいるということを時折思い出しながら、また明日から、横浜・白楽で頑張りたいと思います。 December 12, 2025
ちょうど1年前。移転のため閉店したばかりの「ブックカフェ はるや」@kohiyamaso の跡地で、自分も書店をやろうと決めて生まれたのが、このbookpondです。
そして2025年春頃、はるやは長崎の三川町にて新店をオープンしました。店主もずっと行く機会を伺っていたのですが、2025年はbookpondの開店準備や運営で目が回る忙しさ。なかなか訪れるチャンスが得られなかったのですが、なんとか年内には一度ということで、木曜から土曜までの3日間、長崎を訪れていました。
だいぶ肌寒い横浜よりもだいぶあたたかく、路面電車が街の中心をゆるやかに走り、出島の港町の雰囲気はどこかみなとみらいにも似ていながらも心地よい静けさがあり、なんとなく鷹揚な時間軸が流れているような気がする長崎。その中心部の市街地から、バスに揺られて山をのぼること約30〜40分。あるいは車ならたった20分。山々に囲まれた住宅街の只中に、見覚えのあるあの青い横断幕はありました。
ドアを開けたその瞬間、どんなときでも肩の力が抜けてしまうあの空気感を一気に思い出しました。古きも新しきも分け隔てない、エンタメ精神にあふれた選書。「心あたたまる」なんて陳腐な言葉を使いたくないけれどそれ以外に形容が難しい、いつもの中浅煎りの珈琲。「手料理」という言葉に最も相応しい食事のひとつと言い切れる、週替わりのランチ。何より、そうしたお店の良さが全て凝縮されたような、小檜山想さんと草野史さんご夫妻。
ちなみに長崎店になって新たに加わった、看板犬(候補)の「はる吉」はあまりに元気が良すぎて、看板犬としてデビュー(?)できるのはもう少し先になりそうでした。店主も相当振り回されて、いい運動になりました。
自宅に招いてもらっているかのような文字通りのアットホームな雰囲気で、美味しい珈琲や食事とともに、楽しい本の数々に出会う。全国津々浦々に個性派の独立系書店は数あれど、長崎のはるやも相当に個性派で、他に類を見ない心休まるお店だと思います。
長崎をはじめ九州にお住まいのみなさま、あるいは近隣を訪れる予定のあるみなさま。ぜひ長崎の市街地からちょっとだけ足を伸ばして、はるやを訪れてみてください。そこでしか体験できない時空間が待っています。
そんなこんなで、師走のささくれ立ってしまいそうな心がかなりゆるまって、エネルギーが充填されました。その他にも、長崎の市街地でまたテイストの違う、でもアットホームな知の拠点をつくられている「BOOKS ライデン」@books_leiden をはじめ、いくつかの場所を訪れながら、本やお酒もそれなりに(いやかなり?)たのしみ、短い時間なりに長崎を満喫しましたが、細かく書いていると長くなりすぎてしまうので、その話はまた店頭で。でも確実に言えるのは、店主にとって長崎という土地が一気に親しみやすい場所になり、これからも折に触れて訪れたい大切な場所になったということです。
相変わらずやることも課題も山積みなことには変わりないですし、また明日から師走に逆戻りでしょう。でも、この3日間のゆるやかな時間と、長崎で頑張っている人たちがいるということを時折思い出しながら、また明日から、横浜・白楽で頑張りたいと思います。 December 12, 2025
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