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冷麺
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2025.12.17 02:00
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編み物をしていると無心になるからポツポツ昔の話を思い出したりしているんだけど、1番よく思い出すのは、5歳の私にかぎ針を、棒針を持たせて上手上手と編み物を教えてくれた叔母さんだった女の人のこと。
血縁でないので叔父と離婚していまはもう叔母さんではなくなってしまったけど数年に一度編み物に手を伸ばすたびに何度も思い出す。優しい叔母さん、生意気で可愛がってくれた大人が少なかった子ども時代にぽこちゃんは何教えても上手!といつも褒めてくれた叔母さん。顔はもう全く思い出せないけど快活な雰囲気だけなんとなく覚えている。騙されたと思って食べてご覧と冷麺に乗ったリンゴを食べさせられた私がやっぱりしょっぱいリンゴは美味しくない!騙された‼︎と怒るのを見てあらーと笑っていた。
私と1つ違いの従姉妹は生まれてひと月で心臓が悪く亡くなった。
どんな気持ちで帰省してくる私達を向かい入れてくれていたんだろうと、今となると申し訳なくてたまらなくなる。あの頃は仏壇に飾られたおくるみの中の赤ちゃんがか細い視線をこちらにむけている意味を赤ちゃんを抱くおかあさんがカメラを向かずじっと赤ちゃんを見つめる意味を全然わかっていなかった。
叔母さんが叔父さんの家からいなくなったあともう少し大きくなってからも、母に連れられて帰省する時に編み物をしていた時に叔母さんは赤ちゃんが産まれてくる前にたくさんたくさん編み物をして、ベビードレスやセーターや靴下や、スカートに帽子と引き出しがパンパンになるほど赤ちゃんのものを編んでいたんだよと教えられた。そうか、そのセーターたちはどこへいったんだろうと子どもながらに切なく思ったりもした。
今子どもを寝かしつけて気まぐれに編みたくなって編み物をしているから毎日のように叔母さんのことを思い出す。
子どもの背に編みかけのセーターを当てて、なかなかぴったり!と私がいうと、娘が振り返りあったかーい!と赤いほっぺで笑う。
叔母さんとは血縁はなくいまはもう他人なんだけど、教えてもらった編み物で子どものものを編み、娘もやりたいとかぎ針を持つふっくらした手に自分の手を添えると思い出すのは母ではなくて(母は編み物をしないので)必ず叔母さんのことだけなので
手仕事を教えるというのはなにか自分のことを繋げていくことになるなあと思う。 December 12, 2025
キングコースでキングカルビ5枚くらいと他の目立つ肉もだいたい食って、とろろご飯と一口冷麺、カニグラタン、サンチュ3、玉ねぎ、キムチ、デザート4品、水5杯、お茶1杯と食ってきて、帰ってトイレして歯磨きして風呂入って一旦気絶して、起きて今腹減って来た December 12, 2025
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