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2025.12.19 11:00
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八ヶ岳にはなぜ長野県の中でも熊が少ないのか 専門家が語る要因は(信濃毎日新聞)
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「八ケ岳には熊がいない」…長野県内各地で熊が出没する中、諏訪地域で熊について取材していると住民や自治体関係者らからこんな言葉をよく聞くが、実際はどうなのか。
八ケ岳連峰は登山者が多く、山麓は全国有数規模の別荘地だ。県のデータを調べてみると確かに個体数は県内他地域と比べて少なく、専門家によると針葉樹が多い植生が一因という。ただ、近年は諏訪地域でも目撃情報や個体数は増加傾向にあり、専門家は人が住む場所に熊をおびき寄せない環境づくりの重要性を指摘している。
県の「第5期ツキノワグマ保護管理計画」(2022~27年)によると、県内8区に分かれた保護管理ユニットで八ケ岳一帯は「八ケ岳保護管理ユニット」に分類。JR中央東線より北側の諏訪地域、しなの鉄道線やJR小海線よりも八ケ岳側の東信地域に加え麻績村、筑北村、松本市東部、長野市南部も含む。
県はわなを仕掛けたり、カメラを置いたりして熊の生息数を推計。それによると「八ケ岳」は231頭(中央値・20年)で8ユニット中、最も少ない。最多は東北信の千曲川右岸に当たる「越後・三国」で、1804頭(同)と八ケ岳の8倍近い。諏訪地域の一部を含む「南アルプス」は339頭(同)と、1.5倍だ。
八ケ岳に熊が少ない理由について、NPO法人信州ツキノワグマ研究会(松本市)の岸元良輔代表は「美ケ原や霧ケ峰、蓼科高原など八ケ岳周辺はカラマツの植林地が県内でも特に広がっているため」と指摘する。熊の餌となるドングリなどの堅果類の実をつける広葉樹が少ないことも影響しているという。県が今年まとめた県内の民有林の樹種別では、カラマツの割合は県全体で26%だが、諏訪地域は44%、佐久地域は55%。両地域とも針葉樹林が占める割合は6割台だ。
ただ他のエリアと同様に八ケ岳の熊の推定生息数は増加傾向だ。11年には47頭だったが、15年は150頭、20年には231頭(いずれも中央値)に増加。岸元さんは「里山が熊にとって良好な生息地になり全体の個体数が増える中で、他から(八ケ岳に)流入する熊もいる」とみる。
茅野市農林課によると同市での熊の目撃情報は、24年は前年の2倍以上の15件。25年は11月末までで既に24年を上回る17件に上る。特に今年は八ケ岳山麓の別荘地での目撃報告が目立つ。同課は「山であれば熊がどこに出てもおかしくない」と注意を呼びかける。
岸元さんは「八ケ岳一帯は植生の影響で他の地域ほどには熊は増えないだろう」としつつ対応が必要と指摘。「農作物を電気柵で囲ったり、ごみの出し方に気を配ったりして熊を人間の生活圏におびき寄せないことが大切。自治体などによる電気柵の導入補助といった支援も重要だ」と話した。 December 12, 2025
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