伊勢崎賢治 トレンド
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2025.12.05 01:00
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【伊勢崎議員の質疑を要約】
倭国政府は「人道に対する犯罪」を国内法で明確に犯罪化せず、ICCに丸投げしようとしている
これは国際刑事法の大原則「補完性の原則」に反する
伊勢崎議員は「国際法を守るなら、まず倭国が国内法を整備すべきだ」と強く迫った
「人道に対する犯罪の国内法整備を、倭国は本当にやる気があるのか」
― 国連条約・ICC・補完性の原則に対する倭国政府の“逃げの姿勢”を厳しく追及。
(続く)
■ ① 人道に対する犯罪とは何か(前提整理)
国連第6委員会(国際法担当)で
「人道に対する犯罪の防止及び処罰に関する条約」
の条約化作業が進行中。
人道に対する犯罪=
国家や組織の政策に基づき、一般市民を対象に組織的・広範に行われる重大犯罪
戦時・平時を問わない「コア・クライム(中核犯罪)」
■ ② 倭国政府の問題発言(国連への公式意見)
倭国政府は2024年、国連に対し次のように主張:
条約で定義される「人道に対する犯罪」を
必ずしも国内法で“独立した犯罪”として
新設する必要はない
国内法で行為ごとに処罰できれば足りる
さらに
国内法で犯罪化しなくても、
ICC(国際刑事裁判所)へ引き渡せばよい場合もある
▶ 伊勢崎議員の指摘:
これは
「国内法整備を回避し、ICCに丸投げする姿勢」
倭国が 立法義務から逃げようとしているように見える
■ ③ 補完性の原則(ここが最大の争点)
国際刑事裁判所(ICC)は
「各国がまず国内で裁く」ことが大原則
(補完性の原則)
ICCは最終手段であり、
各国が国内法を整備しないと国際司法はパンクする
伊勢崎議員:
「すべてをICCに持ち込めば国際司法は崩壊する。
だから各国が国内法を持つことが前提なんです」
■ ④ 倭国の過去の国会決議との矛盾(2007年ICC決議)
参議院は2007年、全会一致で次を決議:
ICC対象犯罪について
「まず倭国が国内法で裁くべき」
現行法で処罰できないなら
速やかに国内法を整備すべき
伊勢崎議員の主張:
今回の条約でも
原案通り賛成し、国内法を整備するのが
本来の倭国の立場
そうしないと
倭国国民が直接ICCに送られるリスクも否定できない
■ ⑤ 政府の答弁の要旨
政府(外務省・法務省)側の立場:
多くの人道犯罪はすでに現行法で処罰可能
現行法で処罰できないケースは「極めて限定的」
刑罰は人権制限が大きいため、
新たな犯罪類型の新設には慎重
よって 現時点で国内法改正は必要ない
■ ⑥ 伊勢崎議員の最終的な問題提起(核心)
政府は
国際的には「法の支配」を掲げながら
国内では 立法責任から逃げている
補完性の原則を軽視すれば
国際司法も破綻する
倭国国民の法的保護も弱体化する
これはジュネーブ諸条約・ローマ規程とも整合しない
「“やらない理由探し”の法解釈ではなく、
政治決断として国内法を整備するべきだ」
伊勢崎賢治の国会質問!参議院 内閣委員会 ( 2025年12月4日 12:05頃~) https://t.co/4Abpicl7ef @YouTubeJapan December 12, 2025
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