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人民元
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2025.12.09 13:00
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【ドル円は155円後半から上昇します】
本日12月9日は「買い優勢」です。
(理由は下記で詳しく解説しますね。)
<エントリーポイント>
ロング(押し目買い)【メイン】:
■ 155.50円〜155.60円
(1時間足ボリンジャーバンド中心線付近+4時間足の押し目候補)
ロング(ブレイク買い)【サブ】:
■ 156.20円終値上抜け
(直近戻り高値を明確に突破した場合のトレンド再開狙い)
<利確ポイント>
■ 156.10円(短期戻り売りが出やすい水準)
■ 156.50円(本日の予想レンジ上限)
■ 156.80円(11/28高値突破後の上伸余地)
<予想レンジ>
■ 155.40円〜156.50円
<現在価格>
■ 155.80円付近
本日は「買い優勢」です。
■ 米金利の高止まりと、利下げペースへの市場疑念
ドル円で最も重要なのは 日米の金利差です。
現在の米10年債利回りは依然として高水準で、
市場は「2025年前半の積極的な利下げ」を完全には織り込んでいません。
なぜなら
● インフレがまだ高めに推移している
● 雇用市場の底堅さが続いている
● FRB内でもハト派とタカ派の見解に差がある
このため、
短期の利下げはあっても“急激な利下げ”は難しいというのが市場の本音です。
→ 金利が高い通貨(ドル)には資金が集まりやすく
→ 逆に超低金利の円は売られやすい
つまり、日米金利差は依然としてドル円の上昇方向に働いています。
■ 日銀は依然「慎重姿勢」で、円高を引き起こす要素が少ない
本日、植田総裁の発言機会がありますが、
市場は タカ派(利上げ方向)のサプライズは出ない と見ています。
その理由は
● 倭国の賃金・消費はまだ弱い
● 景気後退を避けるため、日銀は急な引き締めをしたくない
● マーケットは“慎重で緩やかな政策正常化”を既に織り込み済み
→ 結果として円急騰の材料は限定的です。
さらに、
“12月の政策修正は織り込み済み”という見方が強く、
イベント後はむしろ円売りの巻き戻しになりやすい構造です。
■ FOMC前のポジション調整で「ドル買い戻し」が発生
FOMC前は大口投資家がポジションを軽くすることが多く、
昨日から米金利は上方向に触れやすい地合いになっています。
= ドルが買い戻されやすい環境
特に今回は、
● 雇用統計が遅延して材料不足
● いつも以上に“金利・雇用”への注目が強い
● 指標発表前にはリスク回避でドル買いが入りやすい
という特殊な状況が重なっています。
つまり、
イベント前特有の「ドル買い圧力」が下値を支えているということです。
■ 日経平均の堅調さが円売りを促す構造
株高=円安になりやすい理由は、
「海外投資家が倭国株を買うとき円を売る」ためです。
本日も日経平均は堅調で、
● 倭国株買い → 円売り
● リスクオン → 安全資産の円を売りやすい
という流れが続いています。
ドル円は株式市場の影響を受けやすいため、
株高地合いは下値を支える材料になります。
■ オフショア人民元高で一時ドル売りが出たが、下値は限定的だった
本日午前、
オフショア市場で人民元がドル高方向に振れた影響でドル円も下落しましたが、
● 下値は 155.74円までで限定的
● すぐに155.80円付近まで買い戻された
● 155.40〜60円の押し目買い需要が厚い
という “押し目の強さ” が確認されています。
これはトレンドが上向きの相場でよく見られる現象で、
逆に 売りトレンドなら戻り売りが強くなる局面 です。
今は明らかに「下がれば買われる相場」です。
<現状の値動き>
東京時間は、仲値買いで156.04円まで上昇後、
2日高値156.18円手前で上値を抑えられ、
155.70円台まで調整しています。
ただし、
下値は155.40〜155.60円で堅い
戻りは156.20円で重い
という「持ち合いながらの上昇構造」を維持しています。
1日の取引レンジも155.74〜156.04円と、
上も下も売買がぶつかっている状況ですが、
4時間足の流れは引き続き上向きです。
<4時間足 分析>
■ RSI:58(中立より強め)
→ RSIは買われすぎ・売られすぎを見る指標です。
→ 50より上は「買いが優勢になりやすい」ゾーンです。
→ 過熱感もなく、上昇に余地があります。
■ ボリンジャーバンド中心線:155.28円(上向き)
→ 中心線が上向きに転じているのは「トレンドが上方向」のサインです。
→ 現在値は中心線より上で推移しており、押し目買いが有利な状態です。
■ MACD:上向きへの傾きが継続
→ シグナルラインを上抜けており、買いモメンタムが続いています。
→ ヒストグラムもプラス圏で安定しており、下落圧力は限定的です。
■ ローソク足構造
→ 昨日154.90円で下げ止まり、安値を切り上げながら上昇中。
→ 典型的な「押し目形成後の上昇第2波」の形に近いです。
■ 重要ライン
・サポート:155.40円、155.28円(BB中心)、154.90円(昨日安値)
・レジスタンス:156.20円、156.58円(11/28高値)
<1時間足 分析>
■ RSI:58(4時間足と同様にやや強め)
→ 短期的にも「買いバイアス」が残っている状態です。
■ ボリンジャーバンド中心線:155.76円付近
→ 価格がほぼ中心線付近にあり、上にも下にも動きやすい位置ですが、
4時間足のトレンドが上なので「押し目があれば買われる形」です。
■ MACD:プラス圏で推移
→ モメンタムはやや鈍化していますが、依然として上向きです。
■ ローソク足構造
→ 155.40円を割れずに切り返しており、
155.50〜155.60円が短期押し目として機能しています。
<まとめ>
■ 押し目買い戦略(メイン)
155.50〜155.60円で反発を確認してロング
→ 利確は156.10円 → 次に156.50円
→ 損切りは155.30円割れ
■ ブレイク買い戦略(サブ)
156.20円を終値で明確に上抜けた場合にロング
→ 利確は156.50円 → 次に156.80円
→ 損切りは155.90円割れ
■ 予想レンジ
155.40円〜156.50円
本日はファンダメンタルズでも、
・米金利高止まり
・日銀の慎重姿勢
・FOMC前のドル買い戻し
が支えとなり、下値は堅い展開を想定しています。
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