意図を尊重してくださり、リポストでの反論ありがとうございます。

私も、差別は無意識でも起こりえる、と考えております。「マイクロアグレッション」という言葉をここではお借りします。

今回は「炎上騒ぎ」と絡み合った非常に複雑な状態になっていると思います。
まず、マイクロアグレッションである事を否定するつもりはありません。
ただ、それを「鹿さんへの叩き棒」とする事への危険性も同時に存在していると考えております。

この危険性は、「お子さんに障がい者をお持ちの方」、「障がい者施設に勤務されている方」も懸念している事です。

うわ、こんな炎上になるんだ...「障がい者」と絶対口に出さないでおこう...関わらないでおこう...あいつら怖いな。
こういう意識もまた、次なるマイクロアグレッションへ繋がる危険性があると考えております。

慎重かつ消極的扱いは議論を停滞させ、差別を減らす事にマイナスになると思います。
腫れ物扱い、なんて言われたりしてますね。

慎重であるべきだが、積極さも必要、その上での「失言」は、「失言した人物」ではなく、その「失言」そのものに対しての危険性のみ議論していく事が重要だと考えます。

この考えの元、「1つの結論」をその議論が炎上騒ぎのせいでぼやけ、成されていない現段階で乙武氏にリプライする事は不適切ではないか、という意見をかばさんへさせて貰いました。

人は不完全です。差別を無くそうと日々考え、日々努力し、積極的に関わったとしても「減らす」事しか出来ないでしょう。
つまり、大なり小なり、「鹿さんも僕らも」差別に対して素人です。
玄人が存在すれば無くなってますよ。
もしかしたら私の中にも「無意識の差別」があるかもしれないです。
非常に怖いです。
だからこういう時くらい、「冷静な議論」をしたいのです。
長い長い終わりのない道のりですが、僕はこれを諦めたくない。

「マイクロアグレッション」を見て、怒りを覚え、果たしてそのまま「その状況、環境」を無視し、排除に動く事が本当に「差別に良い事」でしょうか?

本当に「炎上とは関係ない」ですか?
「炎上」さえしてなければ、「行為のみ」を１回議論したいという僕の想いすら否定される事は無いと思うんです。
「炎上させてる人が憎い」とは僕は言いません。
「炎上」が憎いです。
「鹿さんに謝罪を求めていく行為」よりも、「僕らが冷静になり、議論を続ける事」を、鹿さん含めこの話に興味ある方に見せる。
そして「個々人が、差別、炎上、いじめ、そういった問題により深く考える癖」を付けることに繋げる。
これはSNS時代の今、僕達大人に課せられた使命の1つであると思います。

「素人」しかいない不完全な僕達人間が、無理に「結論」を出して誰かを排除し終わりにする危険性を提起します。

長文失礼しました。
ご一考のほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m November 11, 2025