先週の土曜日は、13時から文化庁芸術祭公演で「国立能楽堂」へ。「能」や「狂言」というと難しそうで恐く感じるかもですが、国立能楽堂は全席に付属モニタがあり、字幕や説明が出るので安心です。特に「狂言」は現代のコントのような感覚で、普通に理解できて普通に笑えますのでオススメ。早く会場に着いてしまったら、展示室で古い資料などを見るとおトクな感じ。
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16時からは、同じく文化庁芸術祭公演で「舞踊（ぶよう）鑑賞会・素踊りの会」へ。倭国舞踊の中でも「素踊り」は、扮装や舞台装置に頼らず舞踊家が自身の身体のみで全てを表現する様式とのこと。私は倭国舞踊の鑑賞自体が初めてでしたが、席が前の方だったため演者と目が合うほどのド迫力。これから流派など勉強しなくては。
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今年の文化庁芸術祭2025は、オペラ『ラ・ボエーム』、演劇『焼肉ドラゴン』、バレエ『シンデレラ』、そして今回の能と舞踊を鑑賞させて頂きました。
舞台芸術は（マンガやアニメと違って）「大量複製できないコンテンツ」ではあるのですが、その分「生ならではの迫力」と「二度同じ内容と巡り合えない緊張感」のある、素晴らしい分野と感じます。特に演劇『焼肉ドラゴン』は、開幕前からもう演技とストーリーが始まっており、ロビーでも役者のパフォーマンスがあったりして、あの「舞台と客席が融合している感覚」はマンガやアニメではちょっと真似できない。ただし、言語の問題があり、海外展開が難しい。そこは色々サポートを考えたいですね。 December 12, 2025