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第12節
SR渋谷戦前コメント
トーステン・ロイブルHC💭
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▱リーグ戦中断期間、リフレッシュはできましたか？
ほとんどの選手がリフレッシュできたと思います。
富永選手とラモス選手は代表活動があったため難しかったと思いますが、それ以外の選手はオフを取り、身体を休めるだけでなく、メンタル面でも良いリフレッシュになったと感じています。
コーチ・スタッフに関しては、練習はオフでも、次の試合に向けた調整やこの期間にチームとして何が必要かを考える大事な時間となりました。

▱この期間、チームをどのようにブラッシュアップしようと考えていましたか
チームは7連勝中で、期待以上の成績を残している一方で、このタイミングでの中断は正直良い流れを止めかねない面もありました。
だからこそ、勢いを途切れさせないこと、そして現状に満足しないことを重視しました。
メンタル的に満足してしまうと成長が止まってしまうので、そこを優先して準備してきました。

▱リーグ戦再開となるSR渋谷戦のポイント
前回の対戦では20点差以上つきましたが、内容として“楽な試合”ではありませんでした。
今シーズン、北海道が勝っている試合は競る展開が多く、SR渋谷戦はその中でも競らなかった数少ない試合ですが、今回も同じように簡単に運ぶとは思っていません。
さらにSR渋谷は外国籍選手を一人入れ替え、クオリティの高い選手を補強しています。
その選手がどんなパフォーマンスを見せるかも重要なポイントになると思います。
相手は前回の借りを返す強い気持ちで臨んでくるはずですし、自分たちが何をすべきかチームは理解していますので、自信をもって自分たちのバスケができるかが勝利への鍵になると思います。

▱倭国代表戦について。チャイニーズタイペイ戦での富永啓生選手の成長をどう見ていますか
倭国代表戦とBリーグの試合は全く別物なので、そこを比較はしていませんし、代表での内容もあまり気にしていません。
準備期間が限られる中で代表活動に入る難しさもありますし、私は富永選手のBリーグでの成長を重視しています。
パスのスキル、スラッシュからのドライブのスキルは上がってきています。
ただ、まだ彼が到達すべき場所には届いていません。ディフェンス面も含め、ここからさらに成長していってほしいと考えています。

▱ここまでの18試合を振り返り、良かった点と改善点は
チーム全員が揃っての始動が遅いタイミングだったので、プレシーズンの内容は満足できるものではありませんでした。
その結果を受け、シーズン中に成長していくしかないと思っていました。
実際に18試合を終えて、成長のスピードが非常に速かったことは良い点で、満足しています。
オフェンス面は特に問題はありません。
ディフェンス面でどれだけ成長できるかが重要でしたが、試合を重ねるごとに少しずつ良くなっており、そこは評価できるポイントです。
また、チームはアンダードッグと言われる立場ですが、一つひとつの勝利の価値が非常に大きく、ハングリー精神を持ったチームを率いる喜びがあります。
次のバイウィークまで、より多くの勝利を積み重ねたいと考えています。

▱次も勝てばクラブの連勝記録更新となりますが、手応えや自信は
選手たちは今、自信を持ってプレーできているので、そこに問題はありません。
ただし、この状況でシーズンが終わり「良いシーズンでした」で満足してほしくはありません。
もっと上を求めるハングリー精神を持ち続けなければいけません。
これまでの18試合で、どのチームとも戦えることは証明できました。
タレントでも資金力でもなく、コートに立った選手が結果を出すことがすべてであると、選手たちも理解しています。

最も恐れているのは、今の状況に満足して成長が止まってしまうことです。
2部練習の日にも、練習後選手たちは自主的にトレーニングを続けています。
“やるべきこと”をこなすだけではなく、“その上”を求めなければ成長はありません。
その姿勢は非常にポジティブな要素だと感じています。

#レバンガ北海道 #トーステン・ロイブル December 12, 2025