ラクスル トレンド
0post
2025.12.13 16:00
:0% :0% (30代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
GENDAの3Q決算、経常利益はYoYで減少しているものの、売上高:1,196億円(YoY154.0%)、EBITDA:138億円(YoY147.1%)と高い成長を継続できていてすごいですね。
一方で、今後3年間は「M&A待機資金目的の公募増資はしない」ことや自社株買いも発表していることから、株価形成には苦心されている印象も受けました。
ラクスルのMBOのニュースでも感じましたが、
M&Aを成長ドライバーにしている上場企業が、本来であれば、M&Aにフル活用すべき
原資を自社株買いに充てるというのは、現実には「頻繁な増資」と「のれん・特殊要因だらけのPL」に対してマーケットがかなり慎重になっている。その結果、M&Aでグロースしていく企業が、上場の最大のメリットであるはずの「M&A資金を調達しやすいこと」を、自ら封じに行かざるを得ない局面に入りつつあるのかなと。
GENDAは今回、M&Aは維持。ただし“燃料”は「公募増資 → 既存事業のFCF+デット」に切り替えるかつ、自社株買いで「1株あたり価値」を意識する。
というメッセージを出して、
「M&Aグロース × 資本効率 × 株主還元」という、かなり難易度の高い三立を実現しようとしているように見えます。
M&Aドリブンの上場企業が、この資本市場との距離感をどうマネージしていくのか。
GENDAとラクスルの例は、最近増えているロールアップ戦略の“ケーススタディ”としてますます目が離せないなと思いました。 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



