ヨーロッパ
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2025.12.16 19:00
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ばあばだよ
ヨーロッパの先進国まとめとさくっと純金も400円ずつ買うんだよ
上がっても落ちても40年買い続けるんだよ
そうすれば老後に任天堂で遊び放題だよ
プラレールがすきならタカラトミーも買っておくんだよ
あと豊田を信じるんだよ
今は愛知県が豊田圏だけどもう少しで静岡も豊田圏になるよ https://t.co/Irqz9W9VHu December 12, 2025
213RP
一人当たりCO2排出量も倭国は東アジアでも最低レベルで北米の半分くらいしかないが、ヨーロッパ系のNGOが毎年のように化石賞を送りつけてくるのは、叩いても良い認定されているからなんですよね https://t.co/9UnLp0k7Yp https://t.co/Locjth10dP December 12, 2025
64RP
フィンランド問題が連日熱いのだが、前提知識を整理。
フィンランド(北欧)
人口560万人程度で、国全体で東京都の半分くらい。倭国の人口を1.2億人としたとき、だいたい1/21くらきの規模の人が、北海道くらいの国土に住んでいて人口密度高め。
だが、近年は移民の増加によって人口は増え続けている。
これは将来的な外国人移民問題を抱える倭国と同じで、「(土着の)フィンランド人、フィンランド文化が移民によって毀損される可能性」に対する危機感、外国人移民に対する嫌悪感があるっぽい。
中国系移民による中華街の租界化、クルド系移民による川口の租界化、韓国系移民による大久保の租界化、あと、オーバーツーリズムに対するモやっとした意識とかが、より先鋭化したもの、とすると理解しやすいかも。
なまじ、倭国より遙かに少ない人口のフィンランドなので、外国人移民に自分達が人口で圧迫され、文化伝統を蹂躙される恐れ、というものへの危機感、恐怖心は倭国のそれ以上なのではあるまいか。
そこらへんの意識は排外的右派の勃興と支持を広げやすい。
欧州は全般に、少子化と労働力不足を難民移民を取り込む形で補ってきた歴史がある。人流については特に戦後のこの数十年が顕著。
結果、移民は人件費の安い労働力になった(ここらへんは倭国も同じ)が、低待遇低賃金の雇用が移民に奪われてしまい、土着若年層、低学歴層の雇用が失われたことで、難民・外国人移民への不満と排外意識が培われた。
まして、高待遇、高賃金、高度な知識や技能が必要な仕事に外国人が就いていると、「仕事を奪われている」という警戒心と排外意識がより強まってまうんやろな、と。
特に、アジアからわざわざフィンランドまでいく人々は、単なる難民でも出稼ぎ労働者でもない。
全部がそうではなかろうが、現地語を習得して、夢やら目的を持って、或いは技能を買われていく人も少なくない。外から来て機会と待遇を奪っていく外国人に当たりがきつくなる、というの、国全体の意識としてはあるのだろう。
だから排外右派が政権与党になれるくらいには支持を集めていて、排外意識の発露は与党を支持する多数派には否定されずに受け入れられている。
支持基盤が許してるんだから、排外すべき当の外国からのクレームに耳を貸すわけないやろ、ってなる。
倭国人が「欧州」「白人」とヨーロッパをひとまとめにしてしまうくらい雑な認識しか持てないように、「エストニア、ラトビア、リトアニア」を「バルト三国」でひとまとめにしてしまうように、フィンランド人もまた、東アジアと東南アジアの区別も、東アジアの中の異なる言語を持ち国境で隔てられ、互いに友邦にはなれない関係性の複雑さなんか知りもしないし興味もない。
まあ、ここらへんは地理的、歴史的、人種的な関わりが薄いので仕方がないとこはある。
倭国人がフィンランドを理解しようにも、すべての国が倭国みたいに「歴史も現代社会も何者でもない子供の日常や青春を全部マンガにする」とかいうようなことはしてないから、ぶっちゃけわからん人のほうが多かろう。
強いて言えばムーミンかな。
トーベ・ヤンソンの「ムーミン」が国民的なマスコットキャラクターとして浸透していることなどから、一般的な倭国人のフィンランドに対する印象はポジティブ(だった)。
また、もうちょっと濃いめの人には、継続戦争(フィンランド側の敗北)、シモ・ヘイヘ(伝説的狙撃手)など、これまたアニメ(ガルパンとかね)やマンガを介して知られたフィンランドの近代戦史や英雄、共通敵であるソ連邦(ロシア)と共闘できる(かもしれない)、という期待があり、印象はポジティブ(だった)。
ここらへんは先方からアプローチがあった訳ではなくて、物好き倭国人がフィンランドに片思いして広めてくれた知識でしかないから、現代のフィンランド人が自分たちをどのように理解し、どのように知らしめているかはわからんのだが、しかし彼らの「笑いのツボ」がひとつ割れたな、というのが今回の一件なんだろなあ。
「笑い」というのは時に残忍で、「わかちあうために笑いものにする」が、笑いの共通解が何か、何を貶めて笑ったかによって、その社会・コミュニティーの価値観が割れてしまう。
特に「指さして笑う」とかではそこらへんは明快で。
そのときに彼ら自身が自分たちに当てはめている規範意識、物差しとの整合性が問われるんだが、倭国人てダブルスタンダードにうるさい、ある意味公正性の怪物なとこあるからなー。
人工的にそうと強いられた戦後民主主義は、倭国から華族(貴族階級)を廃棄させ、天皇までもが人になった。
それだけに「それを倭国に強いた西欧は、さぞや公正平等なんだろうな?倭国より上だよな?我々を失望させないよな?」という過大な期待がフィンランドにも強いられたんではあるまいか。 December 12, 2025
33RP
【⚠️警鐘】東京都の「女性活躍推進条例(通称:思い込み条例)」が本当に危険な理由
「思想統制が危険」と言われても、正直ピンとこない人も多いと思います。
でもこれは、過去の共産主義思想が使ってきた“人民支配の手法”そのものです。
かつて
・マルクス主義
・グラムシ
・フランクフルト学派
などが唱えたのは、
法律や暴力ではなく、“価値観”を行政が矯正することで人々を支配する方法でした。
今回の条例で「解消すべき思い込み」とされている例👇
・リーダーは男性であることが多い
・女性は理系が苦手という考え
・女性は守られる存在だという意識
——しかし、これらは
✅ 正しいか間違っているか以前に
✅ 個人が自由に持つ意見や価値観です。
それを行政が
「これはダメな考え」
「直すべき思想」
と指導し始めた時点で、完全に思想統制です。
「今は罰則はありません」と言っていますが、
そんな言葉が信用できないのは歴史が証明しています。
消費税も
3% → 5% → 8% → 10% → インボイス
と、気づけば後戻りできないところまで拡大しました。
思想統制も同じです。
最初は
「啓発だけ」
「お願いベース」
でも、必ず
👉 指導
👉 圧力
👉 罰則
へとエスカレートします。
実際、ヨーロッパでは
SNSの書き込みだけで家宅捜索・逮捕
という事例がすでに多数起きています。
これは男女の問題ではありません。
民主主義の根幹である「思想・表現の自由」の問題です。
どんなに“聞こえのいい言葉”で包んでも、
行政が「正しい考え方」を決め始めた瞬間、
それは自由社会の終わりです。
民主主義を脅かす思想統制条例は、絶対に可決させてはいけません。 December 12, 2025
16RP
2030年時点でヨーロッパ市場に踏みとどまっている倭国の自動車メーカーはトヨタとスズキくらいかもしれません。というのもBYDに代表される中国の民族系自動車メーカーや、CATLに代表される電池メーカーが続々と欧州に工場を建て始めているからだ。例えばBYDは30万台規模のハンガリー工場を2026年に立ち上げ、トルコにも50万台規模の工場を建設中。
CATLは年間2万台規模の電池工場を、ドイツに続きハンガリーで年間15~20万台規模の工場を操業させる。来年末にステランティス向けとなる7~10万台規模のスペイン工場も立ち上げる。CATLはドイツ工場を除き全て燃えなくて安価なLFP(リン酸鉄リチウム電池)だ。現在発表されているだけで300万台規模の電気自動車を欧州で生産することになる。
BYDは独自ブランドで拡販を狙い、CATLは欧州メーカーに搭載される電池を供給する。LFPを使うことで欧州ブランドの電気自動車も大幅に安くなるだろうから普及が進むことだろう。300万台は、欧州に於ける電気自動車のニーズを十分満たす。現在踊り場状態になっている電気自動車の普及率ながら、来年末あたりから再び増加していくに違いない。
手痛いダメージを受けるのはVWやメルセデス、BMWといったドイツの御三家。当然の如くドイツは中国勢の進出に反対しているものの、その他のEU諸国からすれば自国に工場を作ってくれて雇用を生み出してくれるなら問題なし。フランスやイタリアもCATLがステランティス用にLFP電池を供給してくれたら、ドイツの御三家と違い困らない。EUと言っても一枚岩じゃないのだ。
もちろん倭国勢はトバッチリを喰う。LFP電池を自社開発しているトヨタのみ中国勢と真正面から戦えると思うけれど、BYDのシーライオン6みたいなPHEVを欧州で販売されたら勝てる倭国車など無い。電気自動車はそもそも勝負にならない。日産の販売規模だとコストダウン出来ず、ホンダも安価な電池を持っておらず厳しい。中国勢に押し出されてしまうだろう。
韓国勢も強い。LGケムは欧州で電池工場の増強を開始。電池の主材料となるセパレーターを供給していた東レながら、LGケムに300億円で設備も権利も売却してしまった。LGケム、韓国車などにLFP電池を供給すると言われる。翻って倭国勢を見ると、そもそもLFP電池を生産しようとしているのはトヨタだけ。電池メーカーの欧州進出だって予定されていない。
撤退の決断までそう時間は掛からないかもしれません。 December 12, 2025
14RP
欧州で大炎上🔥
ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長が、とんでもない“資産の強奪計画”を打ち出してしまいました😡
凍結中のロシア政府資産を、なんとウクライナ支援に使おうという案….これにベルギーが真っ向からNOを突きつけ、EU全体に大きな波紋が広がっています。
ベルギー政府は断固拒否💢
「それをやったら、世界の金融システムそのものが崩壊する」と警告し、国際的信用の根幹を壊すリスクを強く訴えています。
ブリュッセルでは「ベルグジット(Belxit)」という言葉まで飛び出し、まさかのEU離脱論が再燃する事態に💥
しかもベルギーだけじゃありません。イタリアのメローニ首相も、「ロシア資産を勝手に使うなんて論外」と大反発🚫
マルタやブルガリアも加わり、反ウルズラ連合が次々と結集してきました😤
ハンガリーのオルバン首相とスロバキアのフィツォ首相も、もともとウクライナ支援に否定的で、この“押収→送金プラン”には完全に背を向けています。
一方の欧州委員会は、すでにロシア資産の凍結を「無期限延長」😱
そして次のステップとして、“その元本を使う”という、禁断の一手に踏み出そうとしているのです。
12月18日と19日に開かれるEU首脳会議では、この前代未聞の計画に対し、各国が本格的なジャッジを下す予定です。
賛成すれば、戦費はロシアの金で賄われる。
でも反対が1国でもあれば、全てが崩れます。
そして今、一部のEU指導者たちは“全会一致のルールを書き換えてでも押し通そう”とさえ動き出しているとか😨
これはもう単なる政策論争ではなく、
EUが“内部から崩壊”するかもしれないレベルの、ガチでヤバい局面です💣
ヨーロッパの未来を賭けたこの攻防….
その裏にある“ウルズラの欲望”が、ついに火をつけてしまいました🔥 December 12, 2025
13RP
欧州の動きについて、かなり強い言葉が出ています。
ロシアのラブロフ外相は、ブリュッセルの官僚機構、そしてウルズラ・フォン・デア・ライエン氏、カヤ・カッラス氏の名前を挙げ、ロシア資産の差し押さえについて必ず責任を問われることになると明言しました。
ヨーロッパが進めているキエフ政権への支援、その中身を見ていくと、事実上、EUによるロシア資産の強奪計画が含まれているとロシア側は見ているということです。
単なる制裁や政治的圧力の話ではなく、国家資産を奪う行為そのものだという認識が示されました。
この問題は、法や秩序の話に直結し、将来的に誰が責任を負うのかという点からも、極めて重い意味を持っています。
ヨーロッパの官僚たちが今、何を決断し、どこまで踏み込んでいるのか、その一つ一つが、後になって精算される時が来る……そんな警告として受け止める必要がありそうです😃 December 12, 2025
10RP
これ必読だわ。「人はなぜ戦争をしてしまうのか?」という問いに納得の答え。それは「直観に反する理屈」が絡み合うものだった。個人的には「オーストリア皇太子暗殺」という火種がなぜ第一次世界大戦という歴史的大火に拡大したのかについての本書の回答が人生でいちばん腑に落ちた。以下解説。→
まず、第一次世界大戦前のヨーロッパについて。
いわゆる「ナポレオン戦争」後のヨーロッパは、イギリス、フランス、プロイセン、オーストリア、ロシアの五大国の勢力が均衡する中で「帝国」の出現が抑止されていた。近い勢力を持つ国同士がにらみ合うことで安定していた。ちなみに「帝国」とは「いくつもの地域やさまざまな民族を強制的にまとめて支配する国」(25頁)という意味である。
ところが、100年ほどの歳月が流れると、力関係はかなり変わってくる。特にプロイセンが、同じ言語を使う諸国をまとめあげて強国「ドイツ」を建国。これで情勢が変化した。ヨーロッパの力のバランスが揺らぎ、周辺の国々は「『帝国』になることを目指してドイツが戦争を始めるのでは?」と警戒をするようになった。
一応、ドイツのオットー・ビスマルクが巧みな外交戦略を駆使し、力のバランスの揺らぎと平和は一時的に両立した。が、ビスマルクの引退後、やはりと言うべきか、ドイツは軍拡と植民地獲得を開始する。そこで、1894年にフランスとロシアが手を組むことを決断。両国でドイツを挟み撃ちにできる状況をつくった。さらに、1904年にフランスとイギリスが、1907年にイギリスとロシアが手を組んだ。いわゆる「三国協商」である。これによりドイツ包囲網が完成。ここから「軍拡競争」が始まる。
「軍拡競争」というと、いかにも愚かで、「なんでそんなことをするの?」と思う人もいるかもしれない。しかし、それぞれの国の立場に立って考えてみると、「愚か」とは簡単に言いきれないことがわかってくる。
仮に当時のドイツ、フランス、ロシアの兵力を20万、20万、20万だったとしよう。まず、ドイツから。先述したように、ドイツはフランスとロシアに挟まれている。とすれば、ドイツは、フランスとロシアの20万+20万=40万が同時に攻めてくることを最悪の事態として想定しなければならない。すなわち、ドイツとしては20万では足りないし、40万の兵力を持たなければ安心できないという話になるのだ。
次に、フランスの立場に立ってみよう。「フランスとロシアが同時に攻撃してくることを想定して兵力を40万に拡大する」というのは、あくまでもドイツの言い分である。それを見せつけられるフランスにとっての最悪の事態とは、自分たちには20万の兵力しかないのに、拡大したドイツ軍40万と戦わざるを得なくなった場合である。それを考えると、フランスとしても40万の兵力を持たなければという話になる。ロシアの場合も同様だ。フランスとロシアからすれば、「自国だけで」ドイツを相手にしなければならない場合を想定せざるを得ない。自前で40万の兵力を保持しようという発想にならざるを得ない。で、結局、フランスもロシアも本当に40万、40万の兵力を持つことになるのである。すると、両者に同時に挟み撃ちにされることを想定して、ドイツが再び兵力を増強。今度は80万に増やす、という行動に出るのである。
こうして軍拡のスパイラルが発生する。
各国が「自国の利」だけを考えて選択した結果が、全体としては不合理な結果になってしまう。こういうことが国際政治でよくある。自国の安全を確保するために兵力を増強することには合理性があるが、みんながそれをやってしまうと地域全体で見た時にお互いの安全がかえって低下するのだ。本書ではこれを「囚人のジレンマ」を引き合いに出して説明している。みんなが各人の最適解を出すことで、全体最適から遠ざかるというジレンマがそこに発生する。
第一次世界大戦直前のヨーロッパでは、敵対する陣営のあいだでこの「安全保障のジレンマ」が生じ、緊張が高まった。
そこに起きたのが「オーストリア皇太子暗殺」である。この事件の犯人はセルビア人だった。当時、オーストリアとセルビア人勢力は対立していた。そして、セルビアの背後にはロシアが控えていた(ロシアはセルビアの兄貴分のような存在だった)。
事件後、まずオーストリアがセルビアに宣戦する。すると、ロシアが兵を招集し始める。「お前らがセルビアを攻撃するのなら、ロシアが黙っていないぞ」と脅しをかけるためだ。このとき、ロシアは積極的に戦争に参加しようとは考えていなかった。だが、ロシアが動員をかけたことで思わぬ反応をした国がある。ドイツである。ドイツはオーストリアの同盟国でもあるため、すぐにロシアに宣戦布告。しかも、ドイツはもともとフランスとロシアを同時に相手にすることを想定し、さまざまな計画を練っていた。具体的には「まずフランスを全力で叩き、国土が広いロシアが兵力を招集させることにもたついている間にフランスを叩きのめし、その後にロシアと戦う」というものである(「シュリーフェン計画」)。これを成功させるには、ロシアが兵力を動員し切る前にフランスを制圧し切るという超・短期作戦を完遂しなければならない。そのためドイツは、いざという時にフランスにスクランブル発進ができるよう準備をしていた。開戦の火ぶたが切られるか切られないか、くらいの時に総力戦に持ち込める体制を組んでいた。そんな時に、セルビアという弟分を守る意図を示すためにロシアが動員をかけ始めたら――。ドイツとしてはフランスに手を出さざるを得ないというのもわかる気がする。
実際、ドイツはフランスに宣戦。実はこの時、ドイツとフランスに戦争をしなければならない明確な理由はなかった。が、戦争は始まってしまった。そして、フランスは当然それに対抗する。そこに、すぐさまロシアが参戦する。なぜなら、もしフランスが負けてしまえば、その後は大陸国としてロシアが単独でドイツと対峙しなければならなくなるからだ。それは厳しい。なら、ロシア的にも参戦した方がいいという判断になる。同じく、ドイツとロシアが戦争をしてロシアが負ければ、それ以降は大陸国としてフランスが単独でドイツと対峙しなければならなくなる。それを防ぎたいフランスも、やはり対抗せざるを得ない。で、そこにさらにイギリスが参戦することになる。もともとイギリス、フランス、ロシアでドイツ包囲網(三国協商)をつくっていたので、これは当然と思うかもしれないが、そういう協商的な関係があったとしても、わざわざ戦争に介入するかというと、意外とその判断が正しいとは言いきれないこともある。しかし、イギリスは事前に「シュリーフェン計画」を知っていた。その実現を恐れていた。だから「もしフランスとロシアがドイツに負けてしまえば、うちが単独でドイツと対峙することになる。それはキツイ」と考えていた。こうなると、イギリスも黙っているわけにはいかない。
つまり、どの国も「ドイツ」対「自分一国」という対立構図が生まれることを避けたいと思っていたのである。とすれば、いざ戦争が始まってしまったら、ドイツを袋叩き状態にしていく、という判断をせざるを得ない。
こういう戦況を見たときに、そもそも「兵力を拡大せず、相手を刺激しないという判断もあるのでは?」と思う人もいるかもしれない。が、それは「人間の善性を信じて警察権力を一切なくしましょう」という理屈と地続きである。現実的には難しい。
こうして、戦火はあっという間に拡大した。ロシアが動員を始めてからイギリス参戦まで、わずか一週間足らずの出来事である。
このようにして始まる戦争のことを、カナダの国際政治学者ジャニス・スタインは「脆弱性による戦争」と呼んだ。それは「安全保障のジレンマ」の極限状態で、「相手に対して手を出さなければ、自分の弱みを攻められて自分がやられてしまうという恐怖から、戦争に入っていかざるを得ない」という動機で始まる戦争を指す。
ところで、である。考えてみてほしい。本来の戦争当事国はオーストリアとセルビアだ。彼らが、そもそも宣戦する前に踏みとどまれなかったのかという議論もできるのではないか。実際、そういう議論もあった。
しかし、当時のオーストリアには同盟国のドイツがいた。セルビアにはロシアがいた。それぞれ、「いざとなったらドイツが助けてくれる」「ロシアが助けてくれる」という気持ちがあった。それゆえ、強気に出ることができた(だから、オーストリアもセルビアも自制ができなかった)。一方、ドイツとロシアも、同盟国が始める戦争をそんざいには扱えない。なぜなら「いざという時に助けてくれないのか」と同盟国に思われてしまえば、その国が自陣営から離れていってしまう可能性があるからだ。同盟相手との結びつきが弱いと、「見捨てられ」ることが想定されるのである。それゆえ、同盟国が勝手に始めた戦争に「巻き込まれ」るという事態が生じる。この「巻き込まれ」と「見捨てられ」の恐怖の板挟みになることを、アメリカの国際政治学者マイケル・マンデルバウムは「同盟のジレンマ」と呼んだ。
このようにして、ほとんどの国が明確な理由もなく戦争を始めてしまったというのが第一次世界大戦である。
最後に著者による悲しい指摘を紹介しておきたい。
「実は、もともと戦う理由がなかったドイツとフランスの戦いが西部戦線で始まったとき、本来の戦争当事国であるオーストリアとセルビアの戦いはまだ始まっていなかった、というのは、第一次世界大戦がいかなる戦争であったかをもっともよく表しているエピソードといえるでしょう」(85頁)
他にも本書では、「国連がうまく機能しないのはなぜか」「核兵器が現実的に抑止してきたものは何か」「戦争を終わらせるにはどういう条件が必要か」といった議論も展開され、それぞれに答えと思考のフックとなる情報が提示されている。
めちゃくちゃ学びになった。
『世界の力関係がわかる本』
著者:千々和泰明@chijiwa_yasuaki
発行:筑摩書房@chikumaprimer December 12, 2025
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「倭国の寒い地方も同じだ」とコメント頂きますが、🇫🇮の友人の話を聞き「倭国は全く違うなぁ」と思いました。倭国には最高の温泉や海鮮があり、世界一のパウダースノーもあります。税金は高いですがまだ物価もヨーロッパに比べると安いです。治安も最高で、東北や北陸から新幹線も出ており便利です。 December 12, 2025
7RP
中国の闘蟋で主に用いられるのはエンマコオロギやツヅレサセコオロギ、タンボコオロギといった種であり、食用利用されるヨーロッパイエコオロギやフタホシコオロギとは種類からして違うので、はっきり言ってこの主張は妄想である。
初めて見るタイプの昆虫食陰謀論だなぁ…陰謀論者の想像力って凄い… https://t.co/0Cwim3SMxe https://t.co/l58slohepP December 12, 2025
6RP
🔥🔥🔥🔥🔥
流出したとされる米国の国家安全保障戦略文書の内容によれば、トランプ政権は欧州連合(EU)を単一のパートナーとしてではなく、内部から弱体化させ得るブロックとして見ていたという。
この文書は、オーストリア、イタリア、ハンガリー、ポーランドを、ブリュッセルに対する懐疑主義の伝統が強い国々として特定し、それらの国々との関係を深めることで、米国の影響圏へ引き寄せるべきだと示唆している。
この戦略は、「Make Europe Great Again(ヨーロッパを再び偉大に)」という、より広範な取り組みの一環として説明されており、国家主権や「伝統的なヨーロッパの生活様式」を強調しつつ、明確に親米的立場を取る政府や政治運動との、より緊密な協力を求めているとされる。
もしこれが事実であれば、これはEUの結束よりも二国間同盟を優先し、ヨーロッパ統合プロジェクト内部の分断を積極的に促す米国のアプローチを示唆するものだ。
https://t.co/OZgoogqSIq.maps/instagram December 12, 2025
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在外で日が浅い方や時々ヨーロッパにお越しになる方の気になる発言があったので、ちょっと嫌なこと言わせてもらうわね。
🇫🇮にはもちろんまともな人も沢山いるわ。謙虚で素敵な人たちよ。
在外BBAには数カ国経験の歴戦の猛者が多いから聞いてほしいの。
在外になって付き合うのは、素敵な人たち December 12, 2025
5RP
ゼレンスキー大統領がベルリンでヨーロッパのパートナーと会談を行ってから、わずか数時間後、プーチンの部隊はザポリージャで住宅建物をドローンで攻撃した。
2階分のアパートが完全に焼失し、少なくとも民間人2人が負傷した。現在も救助活動が続いている。 https://t.co/lOMO1py4qb December 12, 2025
5RP
🇯🇵ポイ捨てされたゴミを見て嘆くヨーロッパ人女性
「やった人恥ずかしいよ。5年前はこんな事なかった。」
外国の悪い価値観を持ち込む移民を倭国人は歓迎しません。「倭国を汚くするためにわざとゴミを捨てている」と言う中国人なんてもってのほかです。
https://t.co/uYcvlXREL7 https://t.co/wR4Ly5dCkj December 12, 2025
5RP
第一章 権力者の子供たちは西側に逃げているという残忍な事実
ロシア政府首脳の子供たちが西ヨーロッパまたは北米に住んでいる。これは偶然ではない。
プーチン大統領の長女マリア・ヴォロンツォワはオランダ人の実業家ヨリット・ファーセンと結婚し、アムステルダムの超高級ペントハウスに住み、子供を現地のインターナショナルスクールに通わせている。
次女エカテリーナ・ティホノワはフランスの最高級リゾートであるビアリッツに「アルタ・マーラ」という3700万ドルの豪邸を所有し、2022年2月にウクライナ難民支援活動家が占拠した際にロシア連邦パスポートのコピーが発見された。
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
またプーチン自身がこの別荘で家族と休暇を過ごしていた記録が残っている。つまり娘たちの「隠れ家」は父親が昔から知っていて選んだ場所なのだ。
外相セルゲイ・ラブロフの娘エカテリーナはニューヨークに17年住み、コロンビア大学とロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで学び、現在もロンドンに多数の不動産を保有しているとされる。
報道官ドミトリー・ペスコフの娘エリザヴェータはパリ16区の超高級アパルトマンに住み、息子ニコライはアメリカ育ちでイギリス国籍も取得、もちろん大金持ちである。
国防相セルゲイ・ショイグの娘クセニアはドバイとスイスを行き来し、セレブとして世界中で豪遊しており、インスタグラムにロンドンのハロッズで買い物する写真を上げていた(後に炎上し削除)。
連邦保安庁長官アレクサンドル・ボルトニコフの息子デニスは、ロンドンで約300万ポンドの家に住んでおり、その他にも多くの不動産を所有していると言われる。
国家親衛隊長官ヴィクトル・ゾロトフの娘ジナイダはお金持ち国家のモナコに豪邸を所有しており、モナコセレブとして有名である。
https://t.co/xrLaHrv6sg December 12, 2025
5RP
一部のおかしい人間だけじゃないんですよ。2021年に女子サッカー界でこの手の吊目アジア人事件が続発したことがあって、女子差別撤廃運動の旗手だったラピノーが細目のアジア人と言って謝罪してたり
https://t.co/1GehA6cc3I
ユーヴェ女子が写真をSNSにあげて謝罪してたりと
https://t.co/jU6f0fafTs
フィンランドに限らず起きてるんですよ。しかも差別撤廃を正面から訴える政治的スタンスで名を知られていた人が平然とSNSにあげていた。
要は「悪いことだと思っていない」ってことなんだけど、私としてはこれを「昔倭国でガイジンの記号として鷲鼻が使われていた時期」というのと同じだと理解している。やってる側は見下してるわけじゃないからOKって理屈だったけど、やられた側はみんな嫌がっていて、あれはなしにしようということになった。
ヨーロッパはまだこの段階を踏む前なのだと思いますよ。多分だけど、繰り返し言っていればそのうち皆知って、そのなかであえてやるのは頭のおかしい人だけになる。
南米とかだと子供がチーノチーノとかすごいうるさいけど、あれも昭和の子供がガイジン!ガイジン!とか騒いでたのと同じ時期だと考えればまあ。 December 12, 2025
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ピアニッシモは1996年に発売され、初年度で800万本(1日あたり20,000本!)も売れた伝説のサイドノック式シャープペンシル。現在、倭国では生産中止のピアニッシモを12月20日(土)にTSUTAYA限定カラーで発売します。
今回のテーマは「冬のヨーロッパ」
〜Winter in Europe〜↓つづく https://t.co/zk1QhMqpVO December 12, 2025
3RP
ロシアによるウクライナ侵略の報道の減少をカバーしたい…という思いがあり、theLetterで「東野篤子が読み解くヨーロッパ国際政治」を配信することになりました。本格始動は来年からになります。
https://t.co/TpnReU4lDQ December 12, 2025
3RP
農薬と地域の特性とが理解できていない典型的な例ですね
EUが使用禁止にしているのが倭国では使用OKは危険
そんな陳腐な理由だからEUで使わないって話じゃない
ヨーロッパは湿度が低く乾燥した気候であり、倭国は逆に湿度が高く気温も高い
それぞれの特徴に合わせて使用する農薬が決められているだけに過ぎない
だから逆に
EUでは使用OKでも倭国では使用禁止になっている農薬がある
って事もこの人は理解できていない
この根底には
「倭国の農薬の規制は世界とは違い危険なんだ」
って根拠不明の思い込みがあるからだ
当然科学的根拠なんて無い December 12, 2025
2RP
▼・ᴥ・▼
いよいよ今夜9時は
BS
『#イギリス
ロンドン・サザーク』
街のお宝は「ヨーロッパ最古の手術室」。
そこで感じ取ることができる
産業革命による繁栄の光と影とは…
詳しくはこちらだワン!
↓↓↓
https://t.co/1ArD91V7YD
#世界ふれあい街歩き #街歩き #NHK #BS https://t.co/Vhor1cdfS3 December 12, 2025
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