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アジア太平洋経済協力会議
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2025.12.09 11:00
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私も外務省が絵を描いた可能性がないとは思いません。
特にNSC。
(高市は火遊びというか軽率さが出るのが致命傷かと)
気になっているのは10/29・30の首相動静です。
トランプ首脳会談後、APEC前の2日間です。
https://t.co/WVt0MQE8XV
ただし「首相動静」だけで“どこまで具体に決めたか”を断定はできないので、作業仮説+蓋然性で整理します。
1. 10/29は、APEC直前の“対中・対台湾を含む安全保障ブリーフとメッセージ設計”の日だった可能性が高い(高)。
2. 台湾代表(林信義氏)との会談“実施”自体は、10/29〜10/30のどこかで準備・了承された可能性が中、ただしSNS投稿の文言まで詰めたかは中〜低(中/低)。
3. 10/30の時間的空白は、移動・セキュリティ・非公開のスタッフ協議で埋まっていた可能性が高いため、空白=議論なしとは言えません(中〜高)。
「観測できる事実」
10/29に高市首相は
・モディ印首相、フォンデアライエン欧州委員長と電話会談を実施。
・月例経済報告関係閣僚会議に出席。
・AnthropicのアモディCEOの表敬を受けています。
“官邸内の安保・防衛ラインの厚み”と合わせて考えると、対外メッセージと安保運用の同時進行が強く示唆されます。
・APECの現地日程では10/31に習近平主席と首脳会談。
・11/1に台湾代表の林信義氏が高市首相との会談を明らかにしています。
・その後、中国が抗議し、林氏側は「APECでは自然な交流だ」との趣旨で反論。
作業仮説:10/29の“防衛/NSC色の強さ”は何を意味するか
仮説A(本命・蓋然性:高)
・10/29はAPECでの対中首脳会談(10/31)に向けた総合ブリーフの日。
・NSC・内閣情報・防衛政策・統幕級が並ぶのは、
ー海空の偶発
ー台湾・東シナ海
ー対中メッセージの地雷原
を含むフルスペクトラムの事前整理として自然です。
ここは、最も堅い読みです。
仮説B(台湾会談の“実施判断”まで踏み込んだ・蓋然性:中)
11/1の林氏との会談は、APECの慣行上「やるなら早めに安全保障・対中影響評価を通す」必要がある。
・10/31の習主席会談が確定している状況で、その翌日に台湾代表と会う/発信するリスク評価は、10/29段階で俎上に載っていた可能性は十分あります。
(実際、後に中国が抗議しているので、事前想定が必要な類の案件です。)
仮説C(SNSの“文言やタイミング”まで決めた・蓋然性:中〜低)
投稿のトーンや写真の選定は、事前に“方針”だけ決め、
現地での動線・写真の出来・相手の反応を見て最終判断
という運用もあり得ます。
APECで台湾が多数の首脳/代表と交流するのは自然だという台湾側説明とも整合的です。
10/30の「空白」についての現実的な読み
10/30午前の官邸〜出発までの動きは、“表に出る最小限の公務”が中心。その後は韓国入りし、李在明大統領との会談や取材対応などが記録されています。
首相動静の“空白”はだいたい次のどれかです:
ー移動・警護・儀礼のバッファ
ー機中/車中の最終ブリーフ
ー少人数の非公開打合せ
ー文案・SNS・会談段取りの最終すり合わせ
なので、10/30の空白に「台湾会談の最終GO」や「SNS運用の細部」が入っていた可能性は“中”くらいで見ておくのが安全です。
「市川NSC局長が出ず目」という違和感は合理的です。NSCは“外交メッセージと軍事リスクを同じ机で扱う装置”なので、 対中会談直前に防衛ラインが厚い=NSC主導の統合判断が走っているという読みは、観測される布陣と合います。
https://t.co/WVt0MQE8XV December 12, 2025
1RP
【政治家とだべろう】幹事長・西田実仁さんに聞く https://t.co/Jjlwf4Bl5d @YouTubeより
少し長いですがこれを聞いたら「西田幹事長」のファンになると思います
中国は「メンツを大事にする国」中国側論理→APECでせっかく会談を行ったのに倭国側は‼︎と怒ったんですね確かに配慮がなかったようです December 12, 2025
撤回できない理由は「高市の意地」より政権の同盟設計。APECで政権は、①習近平との首脳会談を入れつつ、②直後に台湾側代表と会い、③それをSNSで可視化することで、“曖昧さの薄皮を意図的に剥ぐ”手を打ったように見える。つまり偶発ではなく、段取りのあるシグナルだった可能性が高い。
この流れで今さら「言い過ぎでした、撤回します」をやると、 中国に対しては“圧を掛ければ倭国は引く”という成功体験を与え、 米国に対しては“倭国は肝心な局面で腰が引ける”という疑念を生む。
結果として抑止の背骨が折れ、最悪は日米同盟の実効性が空洞化→分断という最も嫌な絵に近づく。だから政権は高市の軽率さを承知で、撤回しないこと自体を同盟メッセージにしている──この読みが一番整合的です。
要するに、
高市の言葉は粗い。だが政権は“粗さ込みで前に出る局面”をAPECで仕掛け、同盟の信用コストを優先して引き返さない。火遊びに見えるのは事実でも、少なくとも政権の側は「演出と抑止の計算」をしている、という構図です。
にっちもさっちもいかない袋小路に入ったのなら、高市の軽率、国の安全を脅かすという主張は同意です。袋小路に入りつつあるまでは言えると思います。 December 12, 2025
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