ミシガン州 トレンド
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2025.12.13 18:00
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@miyukisaka シカゴの寒さは半端じゃないです。2月に昔仕事で行きましたが凍りつきます。ミシガン湖からの風がまたすごいので更に寒い。北欧並みか北海道並みじゃないかしら? December 12, 2025
週間展望
お疲れ様です。日経平均は687円高の50,836円。AI関連株は上値の重さが意識された一方で、自動車や金融を中心としたバリューセクターが上昇しました。12日のNY市場は下落。FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始したものの、前日に市場予想を上回る決算を発表したブロードコムが、経営陣から売上高総利益率の悪化見通しが示されたことを受け急落しました。これをきっかけに、半導体、データセンター部材、電力など、AI設備投資に関わる全てのセクターが売られ、SOX指数の下落率は5%を超えました。
今週の主なスケジュールは以下の通りです。
12/15(月) 米12月NY連銀製造業景気指数
12/16(火) 米11月雇用統計
12/17(水) 米11月小売売上高、決算:マイクロン・テクノロジー
12/18(木) 日銀金融政策決定会合(~19日)、米11月CPI、週間新規失業保険申請者件数、12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
12/19(金) 植田日銀総裁記者会見、米12月ミシガン大学消費者信頼感指数
16日の米11月雇用統計、17日の小売売上高、18日の米11月CPIと、重要指標の発表が続きます。FRBは「やるべき仕事」を着実に進めているものの、米10年債利回りはむしろ上昇しており、厄介な状況にあります。金利が上昇すればAI関連には逆風となる一方、バリュー株は相対的に粘る可能性があります。逆に、指標内容が悪化して金利が低下すれば、AI関連のリバウンドにつながる可能性もあります。ただし、どのような内容であっても金利が低下しなければ、本格的な株価上昇は難しい局面といえるでしょう。17日にはマイクロン・テクノロジーの決算発表があります。同社は今年、SOX指数構成銘柄の中で断トツの上昇率を記録しており、業績に対する市場の期待値、すなわちハードルは相当高い状況にあります。足元ではデータセンター建設に関するネガティブな記事が目立ちますが、背景には、AIを本業とするハイパースケーラーだけでなく、多くの異業種企業がデータセンター建設に参入し、電力確保も含め「ラッシュアワー状態」となっている点があります。さらに、電力料金の高騰を受けてデータセンター建設に反対する住民運動が各地で広がり、ついにはトランプ氏の岩盤支持層であるMAGAの有力者の中から「AIは敵だ」との声まで出始めました。トランプ氏自身はAI推進派ですが、データセンター建設ラッシュが政治問題化する可能性も否定できません。こうした動きを市場が察知したかのように、AI関連株の調整は急速に進んでいます。バブル崩壊とまではいかないにしても、やや大きめの「ふるい落とし」が起きてもおかしくないタイミングであり、関連銘柄の動向には注意が必要でしょう。
19日には日銀金融政策決定会合および植田総裁の記者会見が予定されています。高市総理が国会で円安・債券安を懸念し、スタンスを転換したことを踏まえると、今回は0.25%の利上げが行われる可能性が高いと見られます。利上げが濃厚となる中、最大の焦点は中立金利です。日銀はこれまで中立金利を1~2.5%程度と見てきましたが、このレンジが引き上げられるようであれば、株式市場にとってはネガティブな材料となるでしょう。一方、ハト派的な会見内容となり円安が加速した場合には、為替介入が現実味を帯びることになり、為替の大きな変動は市場にとって好ましくありません。加えて、今回の利上げが半導体関連の調整局面と重なっている点は、昨年7月末の「令和版リーマンショック」を想起させる部分もあり、植田総裁には最大限の注意を払った会見対応が求められます。相場全体を見ると、データセンター建設のモメンタムにブレーキがかかりつつあることから、関連銘柄の値幅調整や日柄調整には一定の時間を要すると考えられます。その一方で、ロング・ショートの巻き戻しを背景に、高配当株やバリュー株へのセクターローテーションが進む可能性があります。例年、12月から翌年3月の配当権利落ちまでの期間は高配当利回り株が物色されやすい季節性があり、来年3月の配当権利落ちまでアウトパフォームが続く可能性もありそうです。AI関連についても、今後はテーマ先行ではなく、収益の伸びに見合った株価形成が進むと考えられます。フィジカルAIなど、AI活用によって実体経済での成長が加速する分野に資金が向かう可能性があります。テクニカル面では、5万~5万1,000円の水準に約86兆円、5万1,000~5万2,000円に約45兆円の出来高が積み上がっており、5万1,000円を超える局面では利益確定売りが出やすい状況です。AI関連が大きく調整した場合、日経平均の下落幅は大きくなりやすいものの、バリューセクターの底堅さ次第ではTOPIXが相対的に強含む展開も想定されるでしょう。 December 12, 2025
週間展望
日経平均は687円高の50,836円。AI関連株は上値の重さが意識された一方で、自動車や金融を中心としたバリューセクターが上昇しました。12日のNY市場は下落。FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始したものの、前日に市場予想を上回る決算を発表したブロードコムが、経営陣から売上高総利益率の悪化見通しが示されたことを受け急落しました。これをきっかけに、半導体、データセンター部材、電力など、AI設備投資に関わる全てのセクターが売られ、SOX指数の下落率は5%を超えました。
今週の主なスケジュールは以下の通りです。
12/15(月) 米12月NY連銀製造業景気指数
12/16(火) 米11月雇用統計
12/17(水) 米11月小売売上高、決算:マイクロン・テクノロジー
12/18(木) 日銀金融政策決定会合(~19日)、米11月CPI、週間新規失業保険申請者件数、12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
12/19(金) 植田日銀総裁記者会見、米12月ミシガン大学消費者信頼感指数
16日の米11月雇用統計、17日の小売売上高、18日の米11月CPIと、重要指標の発表が続きます。FRBは「やるべき仕事」を着実に進めているものの、米10年債利回りはむしろ上昇しており、厄介な状況にあります。金利が上昇すればAI関連には逆風となる一方、バリュー株は相対的に粘る可能性があります。逆に、指標内容が悪化して金利が低下すれば、AI関連のリバウンドにつながる可能性もあります。ただし、どのような内容であっても金利が低下しなければ、本格的な株価上昇は難しい局面といえるでしょう。17日にはマイクロン・テクノロジーの決算発表があります。同社は今年、SOX指数構成銘柄の中で断トツの上昇率を記録しており、業績に対する市場の期待値、すなわちハードルは相当高い状況にあります。足元ではデータセンター建設に関するネガティブな記事が目立ちますが、背景には、AIを本業とするハイパースケーラーだけでなく、多くの異業種企業がデータセンター建設に参入し、電力確保も含め「ラッシュアワー状態」となっている点があります。さらに、電力料金の高騰を受けてデータセンター建設に反対する住民運動が各地で広がり、ついにはトランプ氏の岩盤支持層であるMAGAの有力者の中から「AIは敵だ」との声まで出始めました。トランプ氏自身はAI推進派ですが、データセンター建設ラッシュが政治問題化する可能性も否定できません。こうした動きを市場が察知したかのように、AI関連株の調整は急速に進んでいます。バブル崩壊とまではいかないにしても、やや大きめの「ふるい落とし」が起きてもおかしくないタイミングであり、関連銘柄の動向には注意が必要でしょう。
19日には日銀金融政策決定会合および植田総裁の記者会見が予定されています。高市総理が国会で円安・債券安を懸念し、スタンスを転換したことを踏まえると、今回は0.25%の利上げが行われる可能性が高いと見られます。利上げが濃厚となる中、最大の焦点は中立金利です。日銀はこれまで中立金利を1~2.5%程度と見てきましたが、このレンジが引き上げられるようであれば、株式市場にとってはネガティブな材料となるでしょう。一方、ハト派的な会見内容となり円安が加速した場合には、為替介入が現実味を帯びることになり、為替の大きな変動は市場にとって好ましくありません。加えて、今回の利上げが半導体関連の調整局面と重なっている点は、昨年7月末の「令和版リーマンショック」を想起させる部分もあり、植田総裁には最大限の注意を払った会見対応が求められます。相場全体を見ると、データセンター建設のモメンタムにブレーキがかかりつつあることから、関連銘柄の値幅調整や日柄調整には一定の時間を要すると考えられます。その一方で、ロング・ショートの巻き戻しを背景に、高配当株やバリュー株へのセクターローテーションが進む可能性があります。例年、12月から翌年3月の配当権利落ちまでの期間は高配当利回り株が物色されやすい季節性があり、来年3月の配当権利落ちまでアウトパフォームが続く可能性もありそうです。AI関連についても、今後はテーマ先行ではなく、収益の伸びに見合った株価形成が進むと考えられます。フィジカルAIなど、AI活用によって実体経済での成長が加速する分野に資金が向かう可能性があります。テクニカル面では、5万~5万1,000円の水準に約86兆円、5万1,000~5万2,000円に約45兆円の出来高が積み上がっており、5万1,000円を超える局面では利益確定売りが出やすい状況です。AI関連が大きく調整した場合、日経平均の下落幅は大きくなりやすいものの、バリューセクターの底堅さ次第ではTOPIXが相対的に強含む展開も想定されるでしょう。 December 12, 2025
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