ベラルーシ トレンド
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2025.12.02 10:00
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「これらにはロシアの同盟国、ベラルーシからの攻撃も含まれる。11月23日夜、筆者がリトアニアの空港から出国しようとした矢先にも、ベラルーシから『気球攻撃』があり、滑走路が閉鎖された。一晩、空港内で過ごし、出国できたのは約16時間後だった」 December 12, 2025
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ニュース(25/12/01) 6 @RT_com
リトアニア国営放送局「政府がメディアを抑圧しようとしている」
ベラルーシ、ドローンによる「挑発」を理由にNATO加盟国に抗議
ベルギーはロシア資産の盗難案に断固として反対
ゼレンスキー側近、解任に激怒―メディア https://t.co/SNW3fQs04Y December 12, 2025
1. この動画から学べるエッセンス
① アメリカは「ヨーロッパの保育士(ほいくし)」だった
ヨーロッパの平和は、アメリカ軍がヨーロッパにいることで保たれてきた。
NATO(ネイトー、北大西洋条約機構。欧米の軍事同盟)の中心はアメリカ。
アメリカがいることで、ヨーロッパの国どうしが戦わずにすんでいた。
→ アメリカ=仲裁役・押さえ役(パシファイア)。
② いま、その仕組みが壊れつつある
アメリカがヨーロッパから離れようとする理由が2つある、という話です。
世界の力のバランスの変化(多極化(たきょくか))
昔:アメリカ1強の「一極(いっきょく)」の時代。
今:中国が台頭し、「アジアが主戦場」になってきた。
アメリカは本気で中国と向き合うために、ヨーロッパからアジアへ力を移したい。
ウクライナ戦争で、アメリカとヨーロッパの仲が悪化
トランプ政権側:
「ウクライナ戦争を早く終わらせて、中国に集中したい」
多くのヨーロッパ:
「ロシアにゆるい条件で終わらせたくない」
意見がぶつかり、同盟国どうしの不信感(ふしんかん)がたまっている。
③ ヨーロッパの未来は「どちらにしても苦しい」
アメリカがアジアへピボット(重心移動)する。
ロシアとの関係は長期的に「毒を含んだ関係」のまま続きそう。
ヨーロッパとロシアのあいだには、たくさんの火種(かだね)が残る。
バルト海、黒海、ベラルーシ、モルドバなど。
ウクライナも「完全な和平」ではなく、**凍結された戦争(フローズン・コンフリクト)**になりそうだ、という見立て。
2. このエッセンスを倭国に当てはめたときの「危険シミュレーション」
動画はヨーロッパの話ですが、ロジックはそのまま東アジアにも使えます。
共通している前提
ヨーロッパ:アメリカは「平和を保つ保育士(パシファイア)」
東アジア:アメリカは「倭国・韓国・台湾などを守る軸」
ちがいはこうです。
ヨーロッパでは、アメリカは引きたい側
アジアでは、アメリカはむしろ前に出たい側(対中国)
ただし、アメリカの力には限りがあるので、倭国にとっても「他人まかせ」は危険です。
シミュレーションの前提
期間:これから 10~15年くらい をイメージします。
確率は、あくまで「わたしの仮の数字」です。
正確な予言ではありませんが、「感触」をつかむ目安として書きます。
シナリオA:大戦争は起きないが、緊張が続く(冷戦状態が長引く)
内容
台湾をめぐる大きな戦争は起きない。
しかし、中国・アメリカ・倭国・台湾の軍事演習・威嚇(いかく)・サイバー攻撃などは続く。
ロシアも北方や北極海でちょっかいを出す。
倭国への影響
エネルギー価格の乱高下
防衛費の増加
海上輸送ルートのリスク増
サイバー攻撃、情報戦(フェイクニュース)の増加
確率の目安
→ およそ 50~60%
処方箋(国レベル)
日米同盟を維持しつつ、自前の防衛力(ミサイル防衛・海上警備・サイバー)を強化。
エネルギー源の分散(LNG、原発、安全を確認したうえでの再稼働、再エネミックス)。
サプライチェーン(部品や資源の調達先)の多様化。
処方箋(クロケンさん個人・家庭レベル)
情報リテラシー:ニュースを一つの媒体だけでなく、複数のソースで確認する癖。
災害+有事共通の備え:
水・非常食・薬・小型バッテリー・現金少額。
仕事・資産:国内だけでなく世界の動きを意識した資産配分(国債・株・現金のバランス)
シナリオB:台湾まわりで「限定的な衝突」がおきる
内容
台湾海峡や南西諸島で限定的な武力衝突(ミサイル数発・艦艇どうしの衝突など)。
本格的な上陸戦までは行かない。
経済制裁や海上封鎖に近い状態が一時的に発生。
倭国への影響
南西諸島・在日米軍基地が緊張の中心に。
倭国の海運・半導体・エネルギー供給に強い打撃。
株価・為替が短期的に大きく乱高下。
確率の目安
→ およそ 20~30%
処方箋(国レベル)
南西諸島の防衛体制の強化と、住民避難計画の具体化。
半導体・重要部品の国内生産や、安定した同盟国への分散。
経済安全保障(けいざいあんぜんほしょう、戦争にならなくても経済が人質にされない体制)の本格整備。
処方箋(個人・家庭レベル)
仕事のリスクの点検:
「海外情勢が悪化したとき、自分の収入はどこまで耐えられるか」を頭の中でシミュレーション。
生活コストの固定費を少しでも下げる工夫(光熱費の見直し、借金の圧縮)。
日常から、「最悪の時に何を手放してもいいか」「何だけは死守するか」を整理しておく。
シナリオC:大規模な東アジア戦争(倭国も直接攻撃を受ける)
内容
台湾侵攻クラスの大戦争。
在日米軍基地、自衛隊基地がミサイル攻撃を受ける。
海上交通がほぼ止まり、長期の経済混乱。
倭国への影響
インフラ被害
大規模な避難
長期の物資不足とエネルギー不足
確率の目安
→ およそ 10%前後(ゼロではないが、多くもない)
処方箋(国レベル)
抑止力(よくしりょく、「攻撃したら自分も大損する」と相手に思わせる力)の強化。
シビルディフェンス(民間防衛。避難計画・シェルター・備蓄)の整備。
同盟国との「戦後復旧プラン」も含めた協議。
処方箋(個人・家庭レベル)
地震対策+戦時対策を共通のセットとして準備。
数日~1週間分の水・食料
懐中電灯・モバイルバッテリー
必要な薬・メガネなど
家族の「連絡方法」と「落ち合う場所」を一度は紙に書いて共有しておく。
精神面:ニュースを見すぎて心を消耗しないための**「情報との距離感」**を決めておく。
シナリオD:アメリカのアジア関与が弱まり、倭国が「自前防衛」を強く求められる
内容
アメリカ内政の混乱・財政圧力・戦争疲れで、
「アジアへの関与を減らせ」という声が強くなる。
日米同盟は続くが、
「倭国はもっと自分で防衛しろ・金を出せ」という圧力が急増。
倭国への影響
防衛費がさらに増大し、財政負担が重くなる。
政治の分断(賛成・反対で国論が割れる)。
周辺国(中国・ロシア・北朝鮮)の圧力が増える。
確率の目安
→ 10~15%(今すぐではないが、20年スパンで見ると現実的な可能性)
処方箋(国レベル)
日米同盟だけでなく、豪州・インド・東南アジアとの安全保障ネットワークを太くする。
少子化対策(しょうしかたいさく、子どもの数を増やす取り組み)を本気でやらないと、
兵士・看護師・技術者など「人の不足」で国家がもたない。
処方箋(個人・家庭レベル)
「国は万能ではない」という前提で、
自分の「小さなレジリエンス(しぶとく生き残る力)」を高める。
例:
仕事のスキルを複線化(ひとつの職種だけに依存しない)
地域の人とのつながり(いざという時の助け合い)
デジタルと現金、両方の手段を持つ
3. この動画からの一番大事な学びを、倭国向けに言い換えると
「アメリカが全部守ってくれる時代」は、ヨーロッパでも倭国でも終わりつつある。
日米同盟は重要だが、それだけに依存すると危険。
「大戦争」よりも、
長い冷戦状態
情報戦・経済戦
局地的な衝突
が続く可能性の方が高い。
国家レベルでも、個人レベルでも、
「少しずつしぶとく生き残る準備をしておく」ことが一番コスパが良い。 December 12, 2025
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