一部の方は以前、「自動運転では絶対に事故を起こしてはならない。人の命は尊い。手動運転を継続し、自動運転は慎重に実験環境でテストを重ねるべきだ。公道でのテストは実験で安全が確信できてから。」とおっしゃっていました。
一方テスラは早い時期から人に責任がある状態のまま、自動運転プログラムFSDを米国を皮切りに、カナダ・中国・メキシコ・プエルトリコ・オーストラリア・ニュージーランド・韓国の7か国でで一般にリリースし、データ収集を継続。人の注意力が散漫になるリスクを前者の方々から指摘されながらも、自説を曲げず、(実証実験による限定的なデータでなく)大量の上質なデータとE2Eのみが、完全な自動運転につながると信じました。

結果はどうだったでしょう。テスラは最新のアップデートで、監視を「緩くする」機能を配信。動画のように運転中にXを見ていいねしたり、コメント書いたりすることを許容できています。これは、監視していなくても十分に安全性が担保できている、限りなくレベル4(=人間による監視不要)に近づいた、とデータ及び社内の実データを使ったシミュレーションで証明できているということ。
弱監視FSDはL4ではありませんが、L4を達成できる日は近いかもしれません。また市販車初でL4を実現できれば、倭国で毎日報道されている事故は激減し、交通手段のなくなりつつある地方の問題も解決してくれるでしょう。テスラFSDがL4に到達した日、テスラのアプローチは正しかったことが証明されます。 December 12, 2025