ブルームバーグ トレンド
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2025.12.08 01:00
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本日の日経平均はそれなりの下落となっているものの下げ幅としては昨日の上げ幅の半分程度であり、ザラ場にブルームバーグから今月の日銀会合での0.25%の利上げとさらにその後のさらなる利上げ姿勢継続というそれなりのネガティブサプライズとなるリークが出てドル円が一時的に154円台前半まで下落していた割には底堅く重要なラインは割れて来ない
需給が壊滅的かつドル円もジワジワ下落しているこの局面で日経平均が底堅い理由は十中八九はフィジカルAIという新たなテーマの出現の恩恵であり、この物色は12/1にファナックがエヌビディアとの協業を発表してから勢いがついていて、その後にはトランプが来年にロボティクスに関する大統領を発令するとの報道、直近需給要因で売りに売られていた日経平均寄与度が高いソフトバンクグループが10月にスイスの重電大手ABBのロボット事業を買収していた事や子会社のソフトバンクの安川電機との協業をネタにフィジカルAI銘柄として物色される流れから日経平均押し上げに貢献している
とはいえやはり日経平均の強さがドル円次第の状況は不変と推測され、倭国国債の金利は高市政権の積極財政からの財政規律懸念と日銀の12月利上げがほぼ確定した事から急上昇しており、これはドル円の下落圧力となる
総括としては、個人的に今の地合いで重要指標として見ているのがまずはドル円の動きで、それに加えて倭国10年債金利がどこまで上昇するか、あとは日経平均の信用倍率絡みでそれに大きく影響を与えるソフトバンクグループがフィジカルAIネタで需給をどこまで改善できるかどうかといったところであり、日経平均が多少リバってきているとはいえまだポジションパンパンに買う状況ではないので明らかに資金が集まりそうなリスクリワードレシオが高いトレードだけを厳選していきたい局面 December 12, 2025
ブルームバーグが倭国の財政に警鐘鳴らそうが、英国保守系メディアがバラマキのスモルガスボードと馬鹿にしようが、
倭国では高橋洋一みたいな時計泥棒経済芸人の「財務省が増税の為に言わせてる工作!」で納得しちゃうんだからジャップランドの(自虐)のおめでたさは群を抜いてるわな https://t.co/8dpAmkJFIF https://t.co/zROuDqAo6c December 12, 2025
昨日154円台前半で底打ちしてからのドル円のリバがまるで不死鳥を彷彿とさせるような復活ぶりで既に155.34円まで戻してきており、シンプルにこのドル円の動きは想定を超える強さと言える
というのも昨日のドル円の下げは12月の日銀会合での0.25%の利上げはもちろんとしてその後の利上げ継続をも折り込ませるブルームバーグのリークが起点であり、これは言うなれば少なくともここからの0.5%の利上げを考慮しても円はドルに対して売り目線の通貨と見られている事を示唆している
ではなぜこのような自体に陥っているのかという疑問が出てくると思うけど、直近の動きに関しては米国サイドの影響が大きいと考えていて、11月には12月会合は金利据え置きとされていた中で12月に入ってからはFRBの12月利下げ確率が急上昇しており、本来ならこれは米国債金利を低下させる方向に動くんだけど、今の局面でのさらなる利下げはむしろインフレ再燃からのさらにその先の金利引き締め連想で債券投資家に国債を売らせるインセンティブが働く事になり、国債価格下落で金利の上昇となる
さらに、そのインフレ懸念を加速させているのが次期FRB議長にトランプの息がかかった金融緩和に積極的な人物として国家経済会議(NEC)委員長のケビン・ハセット氏が指名されると言われており、トランプがFRBに送り込んだマイラン理事が毎会合0.5%の利下げを主張している事からこれがトランプの意向であり、当然ハセット氏はこれを反映させると推測される
ちなみに今回の会合で利下げが行われると米国の政策金利は3.75%なのでこの水準から新議長のもとでガンガン利下げされるなら、米国の現在のインフレ率3.0%に限りなく近付くことになり、これは経済の引き締めに必要な実質金利をほぼゼロ付近まで低下させて、これから時間差で現れるトランプ関税による原材料費高騰・移民の強制送還からの人出不足による人件費増加・トランプ減税延長による企業の設備投資意欲上昇・関税配当としての国民への1人あたり2000ドルのバラマキ(これはまだ確定ではないが)を考慮してもインフレ再燃不可避な局面でそれを抑制する金利を緩めるということは控えめに言ってインフレ第二波不可避と言わざるを得ない
このような観点から債券投資家は12月に入ってからは米国債を売っている状況であり、それに伴い米国10年債金利は急騰しており、その上昇幅は利上げリークを受けて上昇した倭国10年債金利と大差ないので結局米利下げで倭国利上げという局面なのに日米金利差は縮まらないという事態となっていてそれ故に円買いも継続せずにドル円の上昇トレンドが崩れない
総括としては、頼みの綱だった米国の利下げはむしろ米国10年債金利上昇でドル買い要因、対して日銀の利上げももはや0.50%引き上げぐらいではトレンドを崩せない状況となってしまったのでこのままいくと12/19の日銀会合で利上げが行われたあとは悪材料出尽くしで投機筋が円の売り仕掛けをしてドル円上昇でその段階でやむえず為替介入で叩き落とすというのが王道のシナリオだとは思うけど、個人的にはやはり160円を超えて本格的にドル円が動意付く前に先手を打って為替介入で需給を壊滅的にさせるのが得策だとは思っている December 12, 2025
Bloomberg紙の記事。
“EUはウクライナ支援の為にいかにロシアの凍結資産を活用するのか”
購読者用の記事ですが、7日間限定でリンクから全文にアクセス出来ます。
https://t.co/fNyIpmBfu7 December 12, 2025
こうした倭国の論調に愕然とする。
英語圏の主要メディアは、対中緊張を高市首相の発言が契機と捉える傾向があり、中国の反応を一方的な「いじめ」とは認識しない恐れ。
何より自国も巻き込む高市政権の経済政策の評価が極めて悪い。
ここ数週間FTやTelegraph、Bloombergは軒並み倭国に厳しい。 https://t.co/Zjvf35h7rr December 12, 2025
仮想通貨保有の米企業、投資家の支持失う-セイラー氏の戦略が逆回転(Bloomberg)
- 「デジタル資産トレジャリー」への投資トレンドが一気に暗転
- 仮想通貨ビットコイン買い入れ資金として、企業が多額の借り入れ
https://t.co/M9mcLlBMaF December 12, 2025
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