【313試合目 12/12 プレミア参入戦】
ジュビロ磐田U-18 4-3 札幌大谷

立ち上がりから前への勢いを出して敵陣で粗くもゴールに迫る場面をいくつも作ったのは札幌大谷だったが、先制は磐田。12分に森島皐雅の右CKを中央で石塚蓮歩が合わせネットを揺らす。

しかし札幌大谷がここから怒涛の3得点。26分に中盤のルーズボールを拾ってゴール前まで独走た吉田朝陽が右足で左サイドネットに沈め前半を0-0で折り返すと、後半開始間もない52分に大石蓮斗が打点の高いヘディングで前田晴陽のFKを合わせ逆転し、58分には左からの大きなサイドチェンジに反応した中村哲爾が反応して合わせ3点目。

この時点で磐田にとっては結構厳しいかと思われたが、後半途中に川崎フロンターレU 18から移籍してきた奥田悠真がボランチの位置に入ると、流れが一変。中央でコネクト役になった奥田が積極的にゴール前に関わり、磐田は厚みのある攻撃を展開。

そして69分に奥田がゴール前のフリーキックのクイックリスタートを受け1点を返すと、79分には再び奥田が降る前中央でパスを受け、素早く足を振り抜き、同点に。

完全に磐田のペースとなり、逆転の気配を漂わせると提示されたATの5分が過ぎようとするタイミングでドラマが。石塚蓮歩が奥田のパスを受け、ボックス内で左足を切り抜き4対3にしこのまま試合が終了。磐田が2点差を逆転し勝利。明後日のブロック決勝に弾みをつけた。

完全に奥田が流れを変えたゲーム。別格でしたね。

#jubilo #frontale December 12, 2025