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2025.12.12 15:00
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テレンス・フィッシャー「フランケンシュタインの復讐」を淀川さんの「日曜洋画劇場」で小学生の時に見て以来。
ハマープロの怪奇映画第一弾「フランケンシュタインの逆襲」に次ぐ正式な続編。1作目は一応メアリー・シェリーの原作に則って作られたクリストファー・リーが人造人間に扮して暴れまくる恐怖映画で、ピーター・カッシング演じるフランケンシュタイン博士はギロチンで処刑されるところで終わる。
その処刑シーンからこの映画は始まる。ところが、フランケンシュタイン博士は体の不自由な処刑場の役人に新しい身体を提供すると騙し、教誨師の司祭を身代わりにギロチンに掛けて逃げていたと言うオープニング。
髙橋洋さんは、このシーンを教誨師が「こら、なにをする!やめろ!」と言いながら首を切られていたと記憶していたが、それはなかった。ただ、ギロチンが落ちていく間が少しあったので倭国語吹き替え版では教誨師の声を入れていたのかもしれない。何れにしろかなり強引な幕開けだ。
結局、その身体の不自由な男の脳を、死体置き場から身体を集めて作った人造人間に移植するも、観察段階で逃げ出してしまう。
その後、直接描写はないものの、この人造人間は時間が経つと人肉を喰わないと生きていけなくなり、殺人を繰り返していく。と言うカニバリズムを扱ったフランケンシュタインものになっている。人造人間のキャラクターはこのポスターデザインほどは醜悪には変化せず、暴走していく人造人間をピーター・カッシングのフランケンシュタイン博士が冷静に追うと言うのがメインプロット。
この映画の魅力は何と言ってもピーター・カッシングのフランケンシュタイン博士の完成されたキャラクター。気品があって凛々しく振る舞うマッドサイエンティストで、いつも背筋を伸ばした沈着冷静なところがいい。この背筋の通った冷静さが「スター・ウォーズ」でモフターキンに受け継がれた。ジョージ・ルーカスがピーター・カッシングをキャスティングしたのは、このフランケンシュタインのキャラクターあってのことだったと思う。
狡賢いけど気品がある。デル・トロの「フランケンシュタイン」オスカー・アイザック演じるフランケンシュタインのキャラクターに欠けていたのがまさにこの気品さと揺らぎない冷静さだった。 December 12, 2025
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『ジェイ・ケリー』がNetflixで配信開始になったが、その視聴数は510万回と同社の賞レース候補の中で最低の記録となったようだ。
比較:
『フランケンシュタイン』2,910万回
『ハウス・オブ・ダイナマイト』2,210万回
『端くれ賭博人のバラード』690万回
『トレイン・ドリームズ』620万回 https://t.co/mUcAuii5AW December 12, 2025
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ネトフリのフランケンシュタイン
原作っぽさも残したストーリーも世界観を作る映像も音楽も全部すごかった。良い映画を見た。
2025の個人的ベストかも!!おすすめです!! https://t.co/Npr7r6AjPp December 12, 2025
あと、ロンドンは小説系が多い?ロンドンだからかな、アンデルセンとかシェイクスピアとかの作家陣に『ジキル博士とハイド氏』『夢の国のアリス』、あとはなんかしらを作る的な繋がりでフランケンシュタインの怪物とか、パラケルスス(仮)とか。
Mがモリアーティなら、嬉しいね December 12, 2025
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