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フィレンツェ
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2025.12.16 09:00
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【本日から仏ルーブル美術館はストライキで休館 】
無期限ストライキに突入した美術館職員らは不満の理由に労働条件の悪化とリソース不足を挙げている。ルーブル美術館の入り口には「現時点では開館は延期」との張り紙が貼られた。 AFP通信の報道によれば、ストライキには約400人が参加している。
これより前、労働組合は、不十分な建物内部の構造や水道設備による一連の事故を背景に組合員にストを呼びかけていた。11月、博物館は床の脆弱性を理由に、あるギャラリーを一般公開停止すると発表した。さらに11月末、館内の図書館で老朽化した配管から漏水し、汚水で300~400点の文書が損傷を被った。
10月に起きた盗難事件も状況をさらに悪化させた。事件で美術館が被った被害額は8800万ユーロ(160億4060万円)。仏会計検査院は美術館の経営陣に対し、優先事項の見直しと安全対策の強化を要請し、11億5000万ユーロ(2096億円)に上る大規模な修復費用を見積もった。
ℹ️ルーブル美術館は先に、年明け1月14日からEU域外からの観光客の入館料の45%値上げを発表。欧州経済地域(EEA)域外からの観光客の入館料は大人1人32ユーロ(約5760円)となる。ちなみに伊フィレンツェのウフィツィ美術館の入館料は通常20〜24ユーロ程度(約3000円〜3600円)、西マドリードのプラド美術館で7~15ユーロ(1275円~2700円)。露エルミタージュ美術館は国民、外国人の別なく700~1200ルーブル(1370~2340円)。 December 12, 2025
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