このドラマが私をタイ沼へと導きました。
タイ(一度も行ったことないけど)･タイ料理･タイ菓子が大好き❣️
私のこれから先もタイドラマNO.1ドラマシリーズはUntil We Meet Again‼️
遅れましたが6周年おめでとうございます🥰🎉👏👏👏 https://t.co/UY9go6C95S November 11, 2025

このドラマから私のタイ沼へと導きました。
タイ(一度も行ったことないけど)･タイ料理･タイ菓子が大好き❣️
私のこれから先もタイドラマNO.1ドラマシリーズはUntil We Meet Again‼️
遅れましたが6周年おめでとうございます🥰🎉👏👏👏 https://t.co/UY9go6C95S November 11, 2025

絆

English follows

トレイルを走る理由を
聞かれることがある。

答えは、 人それぞれだろう。

しかし、一つだけ
共通するものがある。

絆。

トレイルランナー同士の
深い絆である。

ある日、
山で 一人のランナーに再会した。
年上の男性。

「久しぶりですね」

「本当に」

5年前、
同じレースを走った。

あの時、 彼は苦しんでいた。

レース後半
エイドステーションで
座り込んでいた。

「もう無理だ」

そうつぶやいたのが、聞こえた。

そこはかつての自分。
諦めは後の後悔や自己嫌悪になる。

声をかけた。

「良かったら、 一緒に行きませんか」

「いいんですか」

「ええ」

そこから、 二人で走った。
いや、歩いた。
彼のペースに合わせて。

こんな言葉がある
もうダメだと思ってからが
本当のレース。

身体は悲鳴上げ、
眠気に襲われながらも
無心で動き続けた。

朝日、
長い長い夜が明けた。
身体が再び動き出す。

永遠に思えたゴールが見えた。

「ありがとう」

「あなたがいなければ、
完走できなかった」

「いや、 あなたが諦めなかったからです」

それから5年。偶然の再会。

「あの時は、 本当にありがとう」

「こちらこそ」

「なぜ？」

「あなたと走って、 私も学んだ」

「何を？」

「諦めないということを」

「自分のペースで 進み続けること」

「それが、 一番大切なんだと」

彼は微笑んだ。

「走ってるんですね」

「ええ、もちろん」

「私も」

二人で微笑んだ。
あの時より風情がいい。

それから、少しの区間を一緒に 走った。

今度は、
彼のペースについていくのが
大変だった。

「速くなりましたね」

「あの時から、 ずっと走り続けてます」

「諦めなかったんですね」

「ええ、あの時のおかげです」

峠の茶屋で、
一緒に コーヒーを飲んだ。

「トレイルランニングって、 不思議ですね」

彼が言った。

「何が？」

「見ず知らずの者同士が、
ただトレイルを走るだけで」

「こんなにも深い絆ができる」

確かに、 その通りだ。

レースで会った人。
練習で一緒になった人。
エイドで励まし合った人。

みんな、 今でも覚えている。
そして、 会えば、すぐに打ち解ける。

「共に苦しんだからでしょうか」

「そうかもしれない」

絆という言葉がある。
深い感情的な絆。

共有された経験や困難を通じて
強められる絆。

トレイルランニングは、
まさにそれだ。

一人で走っているようで、
けして一人ではない。

すれ違うランナーと
「お疲れさまです」と声を掛け合う。

エイドで 励まし合う。
ゴールで 喜びを分かち合う。

その一つ一つが、 絆を作る。

「また、一緒に走りましょう」

彼が言った。

「ええ、ぜひ」

別れ際、 彼が言った。

「トレイルランニングを
続けてきて良かった」

「どうして？」

「こうして、 あなたとまた会えたから」

「私もです」

握手を交わした。
また会う日まで。

山を下りながら思った。

トレイルランニングは、
ただ走るスポーツではない。

人と人を繋ぐスポーツだ。

喜びと苦しみを共にすることで、
深い絆が生まれる。

その絆が、 また山に向かわせる。

そして、
新しい出会いが待っている。
新しい絆が生まれる。

それが、
トレイルランニングの 本当の魅力だ。

今日も、
誰かが山を走っている。

一人で。
しかし、 一人ではない。

目に見えない絆で、 繋がっている。
数多くの仲間と。

Kizuna
People sometimes ask why I run mountains.

Answers surely vary by person.
However, one thing is shared.

Kizuna.
The deep bond between trail runners.

One morning, at Takao trailhead, I met a runner.
Man in his sixties.

"It's been a while."
"Truly."
Five years ago, we ran the same race.

Back then, he was struggling.
Sitting at an aid station.
"I can't go on."
He said.
"If you'd like, shall we go together?"
I offered.
"You sure?"
"Yeah."
From there, we ran together.

Actually, walked.
At his pace.
Dawn broke.
Finish line appeared.

"Thank you."
He said.
"Without you, I couldn't have finished."
"No, because you didn't give up."

Five years later.
Reunion at Takao.
"Back then, truly thank you."
"Thank you too."
"Why?"
"Running with you, I learned as well."
"What?"
"Not giving up."
"Continuing at your own pace."
"That's what matters most."
He smiled.

"Still running?"
"Yeah, of course."
"Me too."
We smiled together.
Then, ran the mountain again.
This time, keeping up with his pace proved challenging.
"You got faster."

"Since then, kept running."
"Never gave up."
"No."
Summit, drank coffee.
"Trail running's remarkable, isn't it."
He said.
"How so?"
"Complete strangers, simply running mountains together."
"Creates such profound bonds."
Indeed, quite true.

People met at races.
People joined during training.
People encouraging at aid stations.
Remember them all.

And upon meeting, instantly reconnect.
"Perhaps because we suffered together?"
"Maybe so."
There's a word: Kizuna.
Deep emotional bond.
Strengthened through shared experiences and hardship.

Trail running embodies this precisely.
Running alone, yet not alone.
Passing runners, "Great work" exchanged.
At aid stations, encouraging one another.
At finish lines, sharing joy.

Each moment creates bonds.
"Let's run together again."
He said.
"Yeah, definitely."
Descending.
Parting, he said:
"Glad I kept trail running."
"Why?"
"Because I could meet you again."
"Me too."
Exchanged handshake.
Until we meet again.

Descending, I reflected:
Trail running transcends mere running.
It connects people.
Through shared suffering, profound bonds form.
Those bonds draw us back to mountains.
Inspire us to run again.
New encounters await.
New bonds form.
That's trail running's true essence.

Today as well, someone runs mountains.
Alone.
Yet not alone.

Connected by invisible bonds.
With all trail runners.

#トレイルランニング #レッドレンザー #Ledlenser November 11, 2025

【ご報告】
下記の通り、私は失恋しました。
大好きでした。
しかし、夢に向かって直向きに進んでいこうと思います。
I believe that my dreams will come true.
Until we meet again. https://t.co/sh5k5A5sRc November 11, 2025