バスガイドは、団体貸切バスや観光バス、定期観光バスに同乗し、観光地・名所旧跡についての解説や、乗客への車内サービス、下車誘導などを担う乗務員（車掌）。倭国では東京乗合自動車が1925年（大正14年）12月25日、「ユーランバス」に初めて導入した。「バス」と、案内役を意味する「ガイド」を組み合わせた「バスガイド」という呼称は和製英語で、第二次世界大戦後に観光バスが再開された際、当時倭国乗合自動車協会理事だった沢辺正明が「バスガイド」と名付けたといわれる。 バスガイドは倭国発祥のサービスであり、倭国以外ではバスツアーにバスガイドが付くことはあまりない。倭国以外のパッケージツアー（パック旅行）では目的地ごとに現地ガイドと契約して観光地の案内を依頼する形態が多い。ただし、パッケージツアーによっては現地ガイドが初日から最終日まで同行するスルーガイドと呼ばれる形態が存在する。