バクテリア トレンド
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2025.12.01 21:00
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冬眠の謎に迫る(ヘルシスト)
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クマは冬眠に入る際、夏から秋の終わりにかけて餌を大量に食べて体に脂肪を蓄え、暗い穴蔵の中にこもって体温を30°Cくらいまで落とす…そして冬の間まどろむように冬眠している。こうした冬眠のタイプを「脂肪貯蔵型」と呼ぶ。
対して冬眠動物の中にはハムスターやシマリスのように餌をため込んで保存し、冬眠と覚醒を繰り返しながら栄養を摂取する「餌貯蔵型」がある。冬眠中のハムスターが低体温でいられるのは実は4、5日が限界で、数カ月の冬眠の間は低体温の「深冬眠」という不動状態と、そこから起きてきて動ける状態とを繰り返している。この数日置きに起きるということ自体がかなり不思議で、蓄えた餌を食べるために起きるのではないかと思いがちだが、実は餌を抜いた状態や、そもそも餌がない状態で冬眠する「脂肪貯蔵型」のジリスでも、この繰り返しが生じるのだというから興味深い。
「起きる理由の説としては、免疫を活性化するためではないかという意見もあります。低温だとウイルスやバクテリアはほとんど増えませんが、カビは増えることができる。実際に、冬眠中にかびて死んでしまうコウモリの事例も知られています」
以上のような貯蔵するエネルギー源の違いによるタイプ分け以外の分類として「義務的冬眠動物」と「条件的冬眠動物」という分類もある。
「前者は、体内で1年周期で回る概年リズムにのっとって決まった時季に冬眠に入る。後者は光と温度の条件を変えれば、夏でも冬眠をつくり出すことができます」 December 12, 2025
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