バイヤー トレンド
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2025.11.30 03:00
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「発売直後に想定の10倍売れて即出荷停止」
花王の『洗面ボウルクリーナー』が、もはや事件レベルです。
でも一番の驚きは、売れ方じゃない。
リサーチの王者・花王が、得意の「消費者調査」を"起点にしなかった"ことです。
なぜ勝ちパターンを捨てて大勝できたのか?
裏にある戦略が凄まじかった。
1. 「人の声」ではなく「家の構造」を見る
花王といえば徹底的な消費者リサーチ。
でも今回は、それを後回しにして「住宅データ」を見た。
データ:「22年以降、洗面台の保有数が急増している」
コロナで手洗い習慣が定着し、新築では「洗面台の複数設置」がトレンドになっていた。
「掃除する場所が増える=手間が増える」
まだ消費者の口からは出てこない"未来の不満"を、マクロな数字から狩りに行った。
2. ターゲットの「誤算」をハックする
当初の想定は主婦。
でも蓋を開けたら「若年女性・単身男性」が殺到した。
「スポンジ一体型で手が汚れない」
この体験が、普段掃除をしない層の「面倒くさい」を破壊した。
ここからの花王の修正力が怖い。
販売再開にあたり、洗剤売り場だけでなく「ヘアワックス」や「歯磨き粉」の横に商品を吊るす作戦に出た。
「髪をセットしたついでに掃除」という、単身男性の無意識の行動動線に入り込もうとしている。
3. 成熟市場の突破口
「洗剤」市場は飽和しているが、「住環境」は変化している。
アンケート(顕在ニーズ)の「外側」にある答えは、意外な統計データに隠れているという好例。
半年間の欠品すら「渇望感」に変えて、バイヤーを巻き込み売り場をジャックする花王のしたたかさ、勉強になりすぎる。
店頭復活「クイックル洗面ボウルクリーナー」 市場発掘に花王の新手法 https://t.co/6tPMMS9NlA #日経クロストレンド November 11, 2025
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