1
ハムレット
0post
2025.12.08 01:00
:0% :0% (-/-)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
県民、初めてSPACさん見に行った
記念すべき初は「ハムレット」です
私は古典劇はオーソドックスな演出で見るのがめっぽう好きな人間で、とくにシェイクスピアにあってはとにかく本どおりの台詞や会話を聞きたい派なんだけど、今回これはこれでおもしろかった
座付俳優がみなさん素晴らしくてすごい https://t.co/DfzV9tRutl December 12, 2025
はじめてSPAC観劇!ハムレット難しそうで身構えていったら、まさかの喜劇で笑ってOKハムレットでした。でもシリアスな独白シーンは俳優さんの声が耳から腹のほうまでグッと刺さり、いまも脳内は「生きるべきか死ぬべきか」がリフレインしています。
劇場もかっこよかった!
thank you @8minetty8 https://t.co/QWSw34uDSx December 12, 2025
SPAC『ハムレット』
いや〜合わなかった。見事に合わなかった…
最初のうちは完全なメタハムレットで、ホレイシオによるハムレットの完全ネタバレから始まり、多数のオフィーリア登場によるコント劇のようなものが続く。
個人的には、もうこの段階からダメ。他の優しい観客には受けていたが、私には「イタい」「滑ってる」「無理してる」という思いばかりが浮かぶ。そもそも、そのメタ的ギャグがハムレットに対する何らかの批評になっているかと言えば、なっていない。「難しいハムレットが苦手な人のために無理矢理敷居を下げている」という印象ばかりが感じられ、逆に上から目線な匂いが漂う。
こんな感じで進むのかと思いきや、いつの間にやら普通のハムレットに移行している。ところどころに、またメタ的なギャグが挟まるが、基本的には真っ当なハムレットだ。
しかしこれがまたダメ。真っ当なハムレットとして見たら、非常に精度が低い。これなら以前 宮城聰演出でやったハムレットの方がはるかに面白く、その改悪版にしかなっていない。
特にキツいのは、いかにもそれらしく朗々と語られるセリフが非常に薄っぺらく、何の深みも面白みも感じられないこと。まるで「書き割りのような台詞回し」。これが本当に辛かった。揺れ動く不確かな心理を表現するわけでもなく、一面的な想いを説得力を持って表現するには強度がまるで足りない。
あまり言いたくないが、明らかにミスキャストだろうと思える役者も多かった。良かったのは本多麻紀、阿部一徳、貴島豪くらい。宮城演出のハムレット役は良かった武石守正が、クローディアスに回ると、なぜあんなにも固い役作りしか出来ないのか不思議なほどだ。
さらに、全編で俳優たちがコンテンポラリーダンスのような動きで、花やら鳥やらを演じているのだが、これもハムレットの本筋に何の寄与もしていない。つまり「メタ的なギャグ」「真っ当なハムレット」「コンテンポラリーダンスのような装飾」この3つが、まったく調和しないまま、水と油と石のように存在して、互いにノイズとして干渉しあっている。
全てにおいて「それっぽい」ものを並べただけで内容空疎。この演出家はどんな経歴の持ち主なのかと調べたら、宝塚の演出家だったらしい。ちゃんと見たことがないので、正確なことは言えないが、宝塚的な様式美と「SPAC俳優によるハムレット」がまるで噛み合わなかったとしか思えない。
いくつかある客いじりも、どことなく寒い。基本、客いじりは、よほど上手い演出でないかぎり最大でも200席くらいの劇場が限度で、400席ある静岡芸術劇場には向いていないことが分かる。宝塚のように固定客が多く身内意識の強いものでは、ひょっとすると大劇場でも通じるのかもしれないが、一般の演劇には当てはまらない。
ついでに言えば、客層も何だかなという感じがした。
席に着く前には、座席の下から何かを取ろうとして四つん這いになってる客が後ろに注意せず階段に足を伸ばしたために、降りている私の脚を蹴飛ばしやがって、いまだに痛い。あれなど一歩間違えれば階段を転げ落ちる危険すらあった。
中段あたりにいたおばさんは、ノリがいいのはいいのだが「そこはそんなに笑ったり、声をかけたりするところか?」と思うところでもはしゃいでいて、たまにいる自己主張強すぎな客に感じられた。
近くの客は、でかい体でしょっちゅう身を乗り出していて、あれはさすがに後ろの人が見えにくいのではと気になっていたのだが、さすがに隣の某氏wが注意していた。
そんな具合に「周りに対する注意をまったく払ってないな」という観客が妙に目立ったせいで、よけいテンションが下がった部分もある。
これを見たら『果てしなきスカーレット』は、実はハムレットの潤色物語として、かなり優秀だったのでは?と思えてきた。
本日が楽日ゆえ、歯に衣着せず書くことができた。
#ハムレット
#SPAC December 12, 2025
SPAC 秋のシーズン2025−26『ハムレット』を拝見。
タイム ラインに流れて来ていたビニールで一面覆われている舞台の映像を見てこれは合わないヤツだろうかなと思っていたけど、豈図らんや、いや、それにもう一つ、オフィーリアがたくさん登場することも判っていて、パンフレットにもホレイシオ以外は
10名のオフィーリアが二役(か二役以上)を演じることになっていて、純粋なオフィーリア役は一人!と言うことで構えていたら、豈図らんや!に戻ると、すべからくハムレットなんですよ。胡散臭く思っていた一面のビニールにも慣れて来る、いや、素晴らしくなって行くのです。演じられている台詞はすべてハムレットの戯曲そのもの、あるいは違っているところもあったと思うけど、大きく離れている訳ではなく、SPACにあて書きの様な台詞で。そこまで奇を衒っていることはなく、ある意味平易なハムレットだと思ったのでした。
なにより、もうこれはもう言うまでもなく、SPACの俳優達が素晴らしい!
ベテランの本多麻紀、武石守正、舘野百代、若宮羊市、阿部一徳、貴島 豪、榊󠄀原有美は盤石で、中堅のながいさやこが良い!そして、若手の山崎皓司、杉山 賢、宮城嶋遥加も!皆んな良い。(杉山さん、滅茶苦茶良かった)
舞台美術はビニールだけなのだけど、そこを上手く使っていて、床一面の一枚物のビニールが様々に活かされていて良かった。そして背後の高い壁面を縦に流しているオフィーリアが溺れた川を模した様なこれまた一枚物のビニールも終盤の使われ方が良かった。最初に見た時に、あれ、最後に落ちて来るぞと思っていた 笑。
最後に威を借りる訳ではないけど、今日いらっしゃっておられた、松岡和子さんとあれこれ話をさせていただいていたのだけど、終演後、松岡さんが宮城さんに素晴らしかったと目をキラキラさせながらおっしゃっておられたのが印象的でした。松岡さんって本当に素敵な方ですね。 December 12, 2025
初SPAC。
演劇のことを全く知らないけれど、ハムレットをなんとなくしか知らない私でも、わかりやすいとは違う感覚で物語が入ってきたような気がします。最後の会場の包まれもいい。
そして、建築のとこも全く知らないけれど、大感動した後、2階から降りる階段から見える富士山に建築の良さを感じた。 https://t.co/klKNiG6qrP December 12, 2025
上田久美子演出『ハムレット』一般千秋楽!🌹ブーケがどんどん可愛く💐今回の『ハムレット』のハムレットはこれまでみたハムレットの中で1番鼻につかない・ムカつかない素敵な、等身大の「人間」だった。俺、おれ、オレ…と転がったり焦ったり決意したりする姿は中高生にきっと届いたことだろうと思う https://t.co/wpJMmYUrNs December 12, 2025
本日は #上田久美子 さん演出の #ハムレット を #SPAC静岡県舞台芸術センター で見て参りました。
超有名物語に描かれた、人間の争いや序列、愛憎を、動植物やバクテリアレベルから見つめ直す舞台。人間界の大悲劇も、自然界の片隅の出来事に収斂していく、ズーム感が味わえました。 https://t.co/OZM07vUPAZ December 12, 2025
「ハムレット」一般公演は千秋楽でした。ご来場くださった皆様ありがとうございました!
12/8、12/9は中高生鑑賞会として残り2回、公演があります。残席を一般に当日券販売していますのでご興味あれば13:30までに直接お越しください。
写真はアーティスティックディレクター石神夏希さん、リハーサルディレクター寺内亜矢子さんと。
#spac December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



