花束みたいな恋をした 映画
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2025.12.15 15:00
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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は、多くの人が書籍を読まなくなったのは労働が大変だから、という主張はしてないと思うんだよね。
もともと本が好きだった三宅さんが仕事が忙しくなって本が読めなくなったという個人的な体験から話が始まっていて、フォーカスしている前提が狭いことは『花束みたいな恋をした』の麦くんを取り上げていることでも示されているのでは。
飯田さんの「働く前から読まれてない」という指摘は、対象が違うと思った。飯田さんが示したグラフの中の、ものすごく狭いエリアの「本を読んでいた人々」にフォーカスした話。
『なぜはた』はそこから読書の歴史を江戸時代とかまで遡っていて、あの本を読んだぼくの感想としては、そもそも読書がすべての人に当たり前のことではなかったのだなというものだった。そこは飯田さんの『「若者の読書離れ」というウソ』と同じなのでは。
『なぜはた』のタイトルから想起される、読書=当たり前という前提が書籍の中で崩れて結構混乱するので、そこはもうちょっと総括してほしかったとは思ったけど。
自分が大好きで、多くの人もそうだと思っていた読書が、今の社会では余計なこと=ノイズであると気がついた三宅さんが、ではノイズをたしなむには全力で労働するという社会の実態に抗うしかないのではと提言しているという理解。 December 12, 2025
「なぜはた」に関しては私が四年前に書いた『花束みたいな恋をした』評と通じるところがあるようですので三宅香帆さんにはどちらかといえば親近感を持っています。
だからディスじゃないよ?念のため。まだの人は読んでね笑。
https://t.co/lwEs1ckw7o https://t.co/sj0r9S2788 December 12, 2025
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