今日の終盤の展開、すごい、圧巻、感動、素敵、＃ばけばけ。忘れられないシーンになりそう(以下長文です)。

めっちゃさみしそうな背中を見せて、錦織が帰って行く。ヘブンとつながれそうもないことに落胆しているのだろうか。
トキは、ヘブンの雰囲気に気圧されつつも「いかがでしたか、今日は」と尋ねる。ヘブンの様子が気がかりなのと同時に、自分も知りたい気持ちが表れてる。
無言のヘブンに「お酒、飲む、ないですか」…優しさがあふれる。ヘブンは「ソウネ…アリガトウ」。「いえ」。ここまでは想像できるやりとり。
ここから一気に大展開。ヘブンがチェアを空へ放つ。チェアは自由になったけど、カラスの声も聞こえて、幸せになれるか分からないことを暗示か。
「あっ」と驚いたトキは、このヘブンの行動の意味を猛スピードで考え、リヨからもらったチェアを放つってことは、リヨに対して怒っているか嫌なことがあったか、とにかくリヨがくれたものを持っていたくないのだと解釈。少しだけ自分に寄せた読み解きかもしれない。
トキはすぐに行動に移す。次は湯たんぽだ。出してきて部屋の真ん中に据え、大きな石（漬物石か）を「よいしょ」と持って来て、「はあ、ありがとうございました」と言って（これはリヨへの感謝なのか、あるいは湯たんぽに？）、「よいしょ」と割ろうとする。見ていたヘブンはあわてて「ノーノーノー」と止める。

「んん～、あっ、ハア、ハア…あっ、あっ、あっ」「コワス、ナイ」「えっ、えっ、ええ…あれ、違う？」「チガウ？」「あ、えっと、あの…おリヨ様？」「オリヨ？ ハハハハハ…」「えっ、えっ」「ハア、タシカニ(納得)…デモ、チェア、ニガス、チェア、タメ…ユタンポ、コワス、ダレ、タメ？」「確かに」「フフフ」「すんません、あっ、あっ、すんません」「ダイジョウブ」「あっ」「オモシロイ」「うう…(後悔の念)あっ、ああ、はい、フフフ」(トキが石をヘブンに渡す)「オモイ、フフフ」「ああっ、あ～」

この会話がもう楽しくて、ヘブンの過去語りの重さを「少し」軽くしてくれる。トキの「あっ」が千変万化。でもトキはその話を知らない。でもリヨとしんどいことがあったと想像し、できることを必死で考える。リヨが贈った物から、チェアの次は湯たんぽと発想するのは悪くない。ヘブンもすぐトキの意図を察する。でもヘブンは「サムイ」から湯たんぽだけは取っておく…あるいは、チェアを自由にしたいだけだったのか。
そのあたりは曖昧でいいのだ。トキの思わぬ行動で、少しだけヘブンの気持ちが軽くなり、ふたりの距離が縮まった(気持ちをお互いに簡単に想像できている)ことが尊い。
何だか私としては、破格の名シーンに思える。ターニングポイントだと感じる。それにしても、＃髙石あかり と ＃トミーバストウ、本当に演技が上手い。脱帽。 December 12, 2025

#ばけばけ
ヘブン先生｢ユウレイ ニシコオリサン
ガッ ガッ⋯。ノーノー
ノーニシコオリサン！ノー ノー！ガ〜ッ！
ユウレイ ニシコオリサン
ベリー ベリー アングリー！｣

おトキちゃん｢錦織さんが幽霊？
錦織さん まだ生きちょるし｣

錦織さん、生霊？w
金縛りコント 面白いw https://t.co/NPTdfauKIo December 12, 2025