レアルの敗戦が確定したプレーと思われる58分42秒から58分47秒まででは、おそらくヴィニシウス対策として右側でプレーしていた、グバルディオルとヌニェスが交錯する形でボールを見失い、そのこぼれ球を拾って内側にドリブルで切れ込んだヴィニシウスが、ボールを持ちすぎてロドリゴへのパスは成功しなかった。

オライリーはディアスとのギャップを狭めるために、自陣のゴールに身体を向けて後退中であり、ヴィニシウスが赤矢印でなく、オライリーの背後に黄矢印の方向に出していれば、インターセプトの可能性は0で、オライリーがロドリゴとボールの双方から目を切る時間を作ると同時に、オライリーの足を止めるため、ロドリゴは圧倒的に優位な状況で1v1を開始する事になる。

おそらくではあるが、ヴィニシウスは自分で決め切れるかどうかを探ったために機を逸したと思われ、ストライカーの気質が負の方向に働いた事になる。

監督交代が噂されているレアルとリヴァプールの共通項とも言える問題で、チームのために自身で得点すべきと考えている2人が、重要な局面で決めきれていない時に、より良いポジションにいるチームメイトを使い切れていないところが、問題になるかどうかの乖離がチームとの間で存在しているかどうかの問題と考えている。

育成年代のいわゆる点取り屋の選手に、①自身で点を取る②アシストを決める③アシストになったかもしれないパスを出す、の3点の全てがストライカーとして重要と指導した場合としていない場合が、ウォルタマーダのような選手とサラー、ヴィニシウスのような選手との差になるとも考えられる。 December 12, 2025

ロドリゴが点決めるってサヴィーニョが点決めるみたいなもんなんかな
なんならサヴィーニョより点決めてなかったのかやばいな December 12, 2025