ヨルゴス・ランティモス 芸能人
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2025.12.15 15:00
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監督:ヨルゴス・ランティモス
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倭国には、映画宣伝やスチールを評価する賞がない(ですよね?)。
過去には、倭国アカデミー賞協会特別賞を、スチールとして初めて受賞した金田正さんがいる(『砂の器』のポスターなど)。けれど、宣伝写真や映画スチールに特化した、独立した賞は今のところ存在しないはず。
もしあったらすみません。
たとえばアメリカでは、シネマトグラファーの組合による賞があり(とはいえオスカーにはやはりない?)、また映画の「宣伝」そのものを評価したり、「Unit Still Photography」としてスチール担当を顕彰する賞も存在する。
2026年のICG「Publicist Awards」では、ヨルゴス・ランティモス監督やセリーヌ・ソン監督との仕事で知られる倭国人の西島篤司さんがノミネートされている(すごい!)。
本編撮影そのものが映画の中核である以上、撮影現場や、そもそも映画という表現において、宣伝やスチールの立場は、どうしても外部的なものとして捉えられがちだ。だからこそ、表現の核心までの距離や、コミュニケーションの難しさについては、現場にいる一スチール担当として、まだまだ課題があると実感している(たまにここでもポストしている通り)。
とはいえ、映画宣伝において、最初に人目に触れるのは、たいてい「スチール」が使われたビジュアルだ。動画での宣伝が当たり前になった今でも、これは昔も今も変わらない。静止画であるからこその伝達力や、相対的に媒体やデバイスに依存しにくいという意味でも、動画より効果的で、かつ長く残っていく可能性が高いはずだ。スチールやデザインの重要性自体は、これからも変わらない気がしている。
近年、倭国では、撮影という意味ではより独立した分野にある映画(やドラマ)において、専門のスチールフォトグラファーではない人が、領域を横断しながらスチールを担当するケースが増えていると思う。コンテンツの増加に伴い、この流れはさらに加速していくはずだ。
個人的には、木村和平くんの映画スチールはいつも間違いないし、もし「スチール賞」があるとしたら、木村くんだと思ったりする。(木村くんとは一度、映画スチールについてのトークイベントをご一緒したことがあるがとても興味深かった)
ビジュアルコミュニケーションの時代になり、スチールを配したビジュアルが映画の第一印象を左右する(責任重大だが本来そうあるべき)今、ポスターのようなメディアが果たす役割はやはり大きい。たとえば、韓国のデザインスタジオ「PROPAGANDA」による取り組みは、いつも魅力的だ。
わかりやすく出演者の顔が伝わるものか、あるいはミニマムに映画のムードを象徴するものか。宣伝において何が正解なのか。2020年代後半に向けて、その可能性の地平はさらに切り開かれていく予感がある。個人的にも、新しいスチールの見え方やあり方に挑んでいるつもりだ。
倭国で、宣伝やそれにまつわるデザイン、スチールをきちんと評価する賞が生まれる。そんな未来は、果たしてあるだろうか。 December 12, 2025
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