1
ドーミーイン
0post
2025.12.12 10:00
:0% :0% (-/-)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
面白そうなので経済と金融の側面から回答しようと思います。まず2つのケースに分け、最後に「お金持ちになった場合の変化」を考慮します。以下を無意識にみんなやってると思います。
1. ホテルを「用事(機能)」で泊まる場合
ここには「限界効用の逓減」が働きます。 1泊1万円のドーミーインと10万円の高級ホテルに「10倍の睡眠の質」の差はありません。 同じ+1万円でも、1万円から2万円への変化と、9万円から10万円への変化では、得られる満足度の上昇幅が著しく小さくなるため、高価格帯はコスパが悪化します。
2. ホテルを「イベント(体験)」で泊まる場合
「婚約者との記念日」や「プロポーズ」など、その体験が資産(思い出)になるなら話は別です。 ここでは目的変数が「成功確率」や「資産性」に変わるため、期待値がコストを上回れば、高くても躊躇なく払います。
3. 庶民から金持ちになる場合(所得効果)
ここには「貨幣の限界効用の逓減」が働きます。 資産100億円の人にとって、4万円の差額は一般人の「1円」以下の価値しか感じません。支払う痛み(コスト)がほぼゼロになるため、「コスト0 < わずかな快適さ」という式が成立し、迷わず5万円の高級ホテルを選ぶのが経済学的に合理的です。
補足:マルチファクターモデルの採用
もっと粒度を上げるなら、単純なリターンだけでなく、目的地までの距離、手間、サービスのリスクなど、考慮すべき要素(ファクター)は沢山あります。 実際にはこれらを組み込んだ「マルチファクターモデル」を採用して、その最適解を算出します。 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



