ドイツ トレンド
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2025.12.17 11:00
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「移民の子供で公教育崩壊」
倭国人の誰も求めていない「多文化共生」のせいで、倭国語のできない外国人の子供たちが公立学校に入学してきて教師に大変な負担をかけて「公教育崩壊」を各地で起こしている。
こうした問題は、すでに移民の割合が10%を越えているイギリス、ドイツ、フランスなどで深刻化している。
なぜ、倭国人の税金が極少数の移民の子供のために使われなければならないのだ?
そして、大半の倭国人の子供たちが、授業の遅れなどの不利益を被らなくてはならないのだ?
倭国人の税金は倭国人にだけ使うべきである。
こんなことは差別主義でも何でもない。
移民受け入れは社会を破壊する、治安を崩壊させる、教育を荒廃させる。
何一つメリットなどない。 December 12, 2025
32RP
あの670億ユーロ「約10兆9,210億円」がどこに消えたのか誰も説明できないんです...
ドイツでいま、怒りの声が広がっています😡
発言したのは、アリス・ワインデル氏。
彼女は、ウクライナ支援をめぐるドイツ政府の無責任な金の使い方に真っ向から切り込みました。
ワインデル氏はこう語ります👇
「フリードリヒ・メルツが、昨日の会談で傍観者のようだったのを見た。
あれが象徴してるのは、ウクライナ戦争に偏りすぎて、欧州が自滅してるって現実なんです」
「ゼレンスキーへの一方的な肩入れが続いてますが……
これまでの**670億ユーロ(約10兆9,210億円)**ものドイツ国民の税金が、どこへ行ったのかは不明なまま😮」
そのうえで、ワインデル氏はさらに強調します。
「ドイツ政府は、まともな経済性チェックもせずに税金をばら撒いている。これって、国家資産の横領じゃないですか?」
「アメリカはもうとっくに対策してる。反汚職局をウクライナに送り込んで監視を始めてるのに、ドイツは何してるの?」
….そして最後には、こう突きつけます。
「ウクライナは以前から世界屈指の腐敗国家。なのに、そこに欧州の税金を流し続けてる。
腐敗指数の世界順位を見れば、恐ろしくなる。狂ってますよ、ほんとに😤」 December 12, 2025
19RP
#第98回アカデミー賞ショートリスト
■ 国際長編映画賞
86の国と地域からのエントリーした競合の中から、「国宝」が12本のショートリスト入り!!最終5本のノミネートに残れるか。
Belén(アルゼンチン)
The Secret Agent(ブラジル)
It Was Just an Accident(フランス)
Sound of Falling(ドイツ)
Homebound(インド)
The President's Cake(イラク)
国宝(倭国)!!!
All That's Left of You(ヨルダン)
センチメンタル・バリュー(ノルウェー)
Palestine 36(パレスチナ)
しあわせな選択(韓国)
Sirat(スペイン)
Late Shift(スイス)
Left-Handed Girl(台湾)
The Voice of Hind Rajab(チュニジア) December 12, 2025
14RP
次回のアナザースカイは、1時間スペシャル📺
ゲストは、#MrsGREENAPPLE 🍏
デビュー10周年のアニバーサリーイヤーに訪れたのは、
クリスマスシーズンのドイツ🎄
美しい景色と歴史ある空気に触れ、
3人は何を感じ、どんな時間を過ごしたのでしょうか🌟
放送は12月20日(土) 23時から📺
お楽しみに!
#アナザースカイ #Pixelで撮影 #ドイツ December 12, 2025
9RP
映画 #YoshikiUnderTheSky, アメリカ、倭国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、デンマーク、ノルウェー、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ニュージーランド、スイスで配信開始!
@yoshiki_uts @MagnoliaPics #YoshikiUnderTheSky
#YOSHIKI
Now streaming in the United States, Japan, the United Kingdom, Germany, France, Italy, Canada, Denmark, Norway, the Czech Republic, Hungary, Romania, New Zealand, and Switzerland! December 12, 2025
9RP
中国は
1.恫喝や経済的制裁が
どれも高市政権に通用せず。
2.歴史からサンフランシスコ条約
無効を言い出し墓穴を掘る。
→大喜利状態に。
3.レーザー照射問題も世界の
主要国に根回し済みの倭国に
世界が中国を非難。
オーストラリアや東南アジアは
完全に倭国側。
イギリス、フランス、ドイツも。
4経済制裁は自国に跳ね返り、
外資撤退、工場閉鎖で雇用も
売上も減少。
5.頼みのレアアースの恫喝は
世界のサプライチェーンから
中国以外の入手ルートの確立を
世界各国に促進させた。
6.不動産バブル崩壊と地方財政の
破綻、人民元の価値暴落。
国債の信用破綻。
若年層の失業率が急増。
7.レーザー照射後の日米同盟の
具体的な行動が中国の軍部に衝撃を与えた。
つまりは
中国は八方塞がりで打つ手無し。
台湾侵攻など仕掛けたら
中国は内部崩壊まっしぐら。
地方が離反。軍費負担は不可能。
こんな状況下で中国が脅威、
倭国が悪いという議員やマスコミ
は現状把握能力が低く呆れるばかり。
まともに状況を読み取れば倭国は
冷静かつ毅然とした対応をとり続ける
のが正解だと誰でもわかります。
つまりは高市政権を罵る勢力は
中国共産党のスパイに他ならない。 December 12, 2025
7RP
『今日のドイツでは姦通罪に問われた女性への石打ちの刑は実行できない。しかしシャリア法をこの国に適用させれば、石打ちは合法になる』
見たところ白人のイマームのようですが、ドイツ人がコスプレをして悪ふざけをしている映像であることを祈ります。
https://t.co/Qpl5HiDPQ5 December 12, 2025
5RP
2030年になるとホンダ、日産、マツダは一段とシェアを落とすことになる可能性が極めて大きくなってきた。すでに単独での存在ではなくなっているかもしれない。2030年から様々な規制が始まる。倭国全体で言えば「2013年度比で二酸化炭素の排出量を46%減らす」という国際公約を守らなければならない。はたまた、東京都はハイブリッドか電気自動車、燃料電池車以外の新車登録が出来なくなる。企業平均燃費で25.4km/LというCAFEも発効。燃費の悪いクルマは売れなくなると考えていい。
そうなった時、倭国勢はどうなるだろう。4年というスパン、現在開発に取りかかったクルマがデビューするタイミングである。どんな技術に取り組んでいるか? どんなデザイナーか? どんな電池を採用するのか? どこに工場を作るのか? といったことを総合して考えると、大ざっぱながら方向性が見えてくる。もちろん未来は変えられるけれど、変えないと今が続く。
厳しいのは日産とマツダ、ホンダである。3社共に2030年問題に対応出来ているかとなれば、難しい。まず電池。3社に共通するのは「買えばいい」という姿勢である。確かに電池は買えるかもしれない。ただ技術開発の速度でいえば2030年時点でも日進月歩状態だと思う。安く買えるのは旧世代の電池であり、最新の電池を魅力的な価格で買うのは難しいだろう。
ダイハツやスズキのように価格競争力のあるメーカーは、旧世代の電池を安価に買い、実用車をリーズナブルな価格で作れば顧客はいる。ダイハツとスズキ、軽自動車で利益を上げられるんだから強い。3社の場合、コンパクトカーを「儲からないから」と捨て、利幅の大きい車種に軸足を移した。高いクルマに旧世代の電池を載せ、魅力的なクルマが出来るかと言えば難しい。
腰が抜けるように魅力的なデザインや、思わず欲しくなる商品コンセプトを打ち出せば旧式電池をカバー出来るかもしれないが、日産とホンダは少なくとも4年は今のデザイントレンドのまんま。商品コンセプトで旧式電池と普遍的じゃないデザインをカバー出来るかとなれば難しい。ホンダの場合、トヨタ車より圧倒的に高い車両価格も大きなハンデになる。
3社共、トヨタ車の生産台数が増えればお客を取られ販売台数を落としていく。逆説的に考えれば今はトヨタに救われているということ。免許取得者の高齢化で全需は減るだろうし、トヨタもジワジワながら作れる台数を増やしてきている。3社は2030年に今より20%くらい減ってもおかしくない。ちなみにスバルは仕込んでいる技術が2028年くらいから出てくるだろうから期待していい。
100歩譲って倭国市場は電池搭載量が少ないハイブリッド車が中心になるだろうけれど、欧州は完全に電気自動車へ向かっている。ドイツは2035年のエンジン搭載車販売停止に強く反対し、EUも見直す動きをみせているものの、ここにきてスペインなど電気自動車の普及率が低い国まで「2035年のエンジン車販売停止は実行して欲しい」と言い始めた。電気自動車や電池の工場誘致が出来るからだ。
アメリカもトランプ大統領の任期が2028年に終われば世界の流れに従わなければならなくなる。自動車メーカーはトランプ大統領がレイムダックになる2027年くらいから電動化に向けて動き出すだろう。もちろん中国は自国ブランドの電気自動車かPHEV優勢。他国が市場を拡大出来る可能性は極めて小さい。東南アジアも中国と韓国が電動化を武器に押し寄せてくる。
4年後を変えるには今日動き始めなければならない。ホンダは業績悪化がハッキリ解るまで三部体制のまんまかと。ホンダの流れからすれば社長の責任を問わず「サヨナラ~」でいなくなるだけ。日産も過去の反省をしていないためドラスティックな変化が出来ない。マツダの場合、エンジン最高主義の人たちが今でも強い発言力を持っているという。
ダーウィンの進化論で言えば「変化できないものは衰退する」です。 December 12, 2025
4RP
#スケールアヴィエーション 1月号✈️
たくさんのお迎え報告ありがとうございます!!
ドイツ空軍機迷彩のエアブラシ塗装テクニックを収録した特典DVDには宇佐美なおさんも登場しています〜!💿🧡 https://t.co/dNdCr1IS8B https://t.co/uvrDoRGBh6 December 12, 2025
4RP
次回はアナザースカイ1時間スペシャル📺
ドイツを訪れた #MrsGREENAPPLE の皆さん🍏
メンバーそれぞれが行きたかった場所へ。
#若井滉斗 さんが向かったのは、フランクフルトにあるヴィンテージギター専門店「ギターポイント」 🎸✨
運命の1本との出会いはあったのでしょうか…?👀
放送をお楽しみに!
#アナザースカイ #Pixelで撮影 #ドイツ December 12, 2025
3RP
欧州は「影の船団」のタンカーを拿捕できないが、ウクライナはそれらを単に爆破している。
制裁対象のタンカー「ダーシャン(Dashan)」は、トランスポンダー(位置情報発信機)を切った状態でノヴォロシースクに接近した。ウクライナの海上ドローン「シー・ベイビー」は白昼堂々と同船に到達し、運用離脱に追い込むのに十分な損害を与えた。
これこそが、現実における法執行の限界である。ロシアは船名の変更、船籍のすり替え、そして位置情報を隠した「闇航行」によって制裁を逃れている。欧州が対応するには法的手続き、調査、規制当局の決定が必要となるが、ロシアはほぼ常にそれより先を行く動きを見せる。最近では、あるドイツの裁判所が、法的な報復措置への懸念から、損傷した「影の船団」所属船の差し押さえ許可を却下している。
一方、ウクライナにはそのような制約は一切ない。同国はタンカーを直接攻撃し、自国の港に入ってきた船舶を拿捕する。ロシア占領下のクリミアから穀物を輸送しながら船籍偽装を繰り返した末、最近オデーサで拘留された「幽霊船」がその好例だ。
ノヴォロシースクは、ロシアの海上原油および石油精製品輸出の約4分の1を取り扱っており、その額は国家予算収入にして280億ドル以上に相当する。黒海回廊の機能が停滞した場合、サンクトペテルブルクもウスチルガも、それを補填するだけの余剰能力は持っていない。
ウクライナは、欧州の機関が法的手段のみでは実現不可能な「制裁執行」を遂行しているのである。 December 12, 2025
3RP
私自身は、フィンランドには数年に1度行く程度であり、あくまで欧州国際関係の中の重要国として同国を見ているので、同国の事情について知った口を聞くつもりはありませんが、その狭い経験からお話しすると、これまでに同国でわかりやすいアジア人差別にあったことはありませんでした
(仕事で省庁やシンクタンク関連しか行かないからでしょうけど)。
ごく個人的な経験からすると、そのようなあからさまな経験をしたのが一番多いのがドイツ。もはや「ハエが飛んでいるな」としか思わないレベル。
それ以外だと、英国、チュニジア、イスラエルで印象深い経験が1回ずつ。
その上であえて言いますと、フィンランド側は「私たちは常に人権を守ってきた」というメッセージばかりを繰り出し続けてこの事態を上書きしようとするのではなく、「フィンランドの一部の人々が発信したことはまことに遺憾」ぐらいのことは仰ってよいのではないかとは思います。それで彼らが失うものはなにもないでしょう。 December 12, 2025
2RP
これ必読だわ。「人はなぜ戦争をしてしまうのか?」という問いに納得の答え。それは「直観に反する理屈」が絡み合うものだった。個人的には「オーストリア皇太子暗殺」という火種がなぜ第一次世界大戦という歴史的大火に拡大したのかについての本書の回答が人生でいちばん腑に落ちた。以下解説。→
まず、第一次世界大戦前のヨーロッパについて。
いわゆる「ナポレオン戦争」後のヨーロッパは、イギリス、フランス、プロイセン、オーストリア、ロシアの五大国の勢力が均衡する中で「帝国」の出現が抑止されていた。近い勢力を持つ国同士がにらみ合うことで安定していた。ちなみに「帝国」とは「いくつもの地域やさまざまな民族を強制的にまとめて支配する国」(25頁)という意味である。
ところが、100年ほどの歳月が流れると、力関係はかなり変わってくる。特にプロイセンが、同じ言語を使う諸国をまとめあげて強国「ドイツ」を建国。これで情勢が変化した。ヨーロッパの力のバランスが揺らぎ、周辺の国々は「『帝国』になることを目指してドイツが戦争を始めるのでは?」と警戒をするようになった。
一応、ドイツのオットー・ビスマルクが巧みな外交戦略を駆使し、力のバランスの揺らぎと平和は一時的に両立した。が、ビスマルクの引退後、やはりと言うべきか、ドイツは軍拡と植民地獲得を開始する。そこで、1894年にフランスとロシアが手を組むことを決断。両国でドイツを挟み撃ちにできる状況をつくった。さらに、1904年にフランスとイギリスが、1907年にイギリスとロシアが手を組んだ。いわゆる「三国協商」である。これによりドイツ包囲網が完成。ここから「軍拡競争」が始まる。
「軍拡競争」というと、いかにも愚かで、「なんでそんなことをするの?」と思う人もいるかもしれない。しかし、それぞれの国の立場に立って考えてみると、「愚か」とは簡単に言いきれないことがわかってくる。
仮に当時のドイツ、フランス、ロシアの兵力を20万、20万、20万だったとしよう。まず、ドイツから。先述したように、ドイツはフランスとロシアに挟まれている。とすれば、ドイツは、フランスとロシアの20万+20万=40万が同時に攻めてくることを最悪の事態として想定しなければならない。すなわち、ドイツとしては20万では足りないし、40万の兵力を持たなければ安心できないという話になるのだ。
次に、フランスの立場に立ってみよう。「フランスとロシアが同時に攻撃してくることを想定して兵力を40万に拡大する」というのは、あくまでもドイツの言い分である。それを見せつけられるフランスにとっての最悪の事態とは、自分たちには20万の兵力しかないのに、拡大したドイツ軍40万と戦わざるを得なくなった場合である。それを考えると、フランスとしても40万の兵力を持たなければという話になる。ロシアの場合も同様だ。フランスとロシアからすれば、「自国だけで」ドイツを相手にしなければならない場合を想定せざるを得ない。自前で40万の兵力を保持しようという発想にならざるを得ない。で、結局、フランスもロシアも本当に40万、40万の兵力を持つことになるのである。すると、両者に同時に挟み撃ちにされることを想定して、ドイツが再び兵力を増強。今度は80万に増やす、という行動に出るのである。
こうして軍拡のスパイラルが発生する。
各国が「自国の利」だけを考えて選択した結果が、全体としては不合理な結果になってしまう。こういうことが国際政治でよくある。自国の安全を確保するために兵力を増強することには合理性があるが、みんながそれをやってしまうと地域全体で見た時にお互いの安全がかえって低下するのだ。本書ではこれを「囚人のジレンマ」を引き合いに出して説明している。みんなが各人の最適解を出すことで、全体最適から遠ざかるというジレンマがそこに発生する。
第一次世界大戦直前のヨーロッパでは、敵対する陣営のあいだでこの「安全保障のジレンマ」が生じ、緊張が高まった。
そこに起きたのが「オーストリア皇太子暗殺」である。この事件の犯人はセルビア人だった。当時、オーストリアとセルビア人勢力は対立していた。そして、セルビアの背後にはロシアが控えていた(ロシアはセルビアの兄貴分のような存在だった)。
事件後、まずオーストリアがセルビアに宣戦する。すると、ロシアが兵を招集し始める。「お前らがセルビアを攻撃するのなら、ロシアが黙っていないぞ」と脅しをかけるためだ。このとき、ロシアは積極的に戦争に参加しようとは考えていなかった。だが、ロシアが動員をかけたことで思わぬ反応をした国がある。ドイツである。ドイツはオーストリアの同盟国でもあるため、すぐにロシアに宣戦布告。しかも、ドイツはもともとフランスとロシアを同時に相手にすることを想定し、さまざまな計画を練っていた。具体的には「まずフランスを全力で叩き、国土が広いロシアが兵力を招集させることにもたついている間にフランスを叩きのめし、その後にロシアと戦う」というものである(「シュリーフェン計画」)。これを成功させるには、ロシアが兵力を動員し切る前にフランスを制圧し切るという超・短期作戦を完遂しなければならない。そのためドイツは、いざという時にフランスにスクランブル発進ができるよう準備をしていた。開戦の火ぶたが切られるか切られないか、くらいの時に総力戦に持ち込める体制を組んでいた。そんな時に、セルビアという弟分を守る意図を示すためにロシアが動員をかけ始めたら――。ドイツとしてはフランスに手を出さざるを得ないというのもわかる気がする。
実際、ドイツはフランスに宣戦。実はこの時、ドイツとフランスに戦争をしなければならない明確な理由はなかった。が、戦争は始まってしまった。そして、フランスは当然それに対抗する。そこに、すぐさまロシアが参戦する。なぜなら、もしフランスが負けてしまえば、その後は大陸国としてロシアが単独でドイツと対峙しなければならなくなるからだ。それは厳しい。なら、ロシア的にも参戦した方がいいという判断になる。同じく、ドイツとロシアが戦争をしてロシアが負ければ、それ以降は大陸国としてフランスが単独でドイツと対峙しなければならなくなる。それを防ぎたいフランスも、やはり対抗せざるを得ない。で、そこにさらにイギリスが参戦することになる。もともとイギリス、フランス、ロシアでドイツ包囲網(三国協商)をつくっていたので、これは当然と思うかもしれないが、そういう協商的な関係があったとしても、わざわざ戦争に介入するかというと、意外とその判断が正しいとは言いきれないこともある。しかし、イギリスは事前に「シュリーフェン計画」を知っていた。その実現を恐れていた。だから「もしフランスとロシアがドイツに負けてしまえば、うちが単独でドイツと対峙することになる。それはキツイ」と考えていた。こうなると、イギリスも黙っているわけにはいかない。
つまり、どの国も「ドイツ」対「自分一国」という対立構図が生まれることを避けたいと思っていたのである。とすれば、いざ戦争が始まってしまったら、ドイツを袋叩き状態にしていく、という判断をせざるを得ない。
こういう戦況を見たときに、そもそも「兵力を拡大せず、相手を刺激しないという判断もあるのでは?」と思う人もいるかもしれない。が、それは「人間の善性を信じて警察権力を一切なくしましょう」という理屈と地続きである。現実的には難しい。
こうして、戦火はあっという間に拡大した。ロシアが動員を始めてからイギリス参戦まで、わずか一週間足らずの出来事である。
このようにして始まる戦争のことを、カナダの国際政治学者ジャニス・スタインは「脆弱性による戦争」と呼んだ。それは「安全保障のジレンマ」の極限状態で、「相手に対して手を出さなければ、自分の弱みを攻められて自分がやられてしまうという恐怖から、戦争に入っていかざるを得ない」という動機で始まる戦争を指す。
ところで、である。考えてみてほしい。本来の戦争当事国はオーストリアとセルビアだ。彼らが、そもそも宣戦する前に踏みとどまれなかったのかという議論もできるのではないか。実際、そういう議論もあった。
しかし、当時のオーストリアには同盟国のドイツがいた。セルビアにはロシアがいた。それぞれ、「いざとなったらドイツが助けてくれる」「ロシアが助けてくれる」という気持ちがあった。それゆえ、強気に出ることができた(だから、オーストリアもセルビアも自制ができなかった)。一方、ドイツとロシアも、同盟国が始める戦争をそんざいには扱えない。なぜなら「いざという時に助けてくれないのか」と同盟国に思われてしまえば、その国が自陣営から離れていってしまう可能性があるからだ。同盟相手との結びつきが弱いと、「見捨てられ」ることが想定されるのである。それゆえ、同盟国が勝手に始めた戦争に「巻き込まれ」るという事態が生じる。この「巻き込まれ」と「見捨てられ」の恐怖の板挟みになることを、アメリカの国際政治学者マイケル・マンデルバウムは「同盟のジレンマ」と呼んだ。
このようにして、ほとんどの国が明確な理由もなく戦争を始めてしまったというのが第一次世界大戦である。
最後に著者による悲しい指摘を紹介しておきたい。
「実は、もともと戦う理由がなかったドイツとフランスの戦いが西部戦線で始まったとき、本来の戦争当事国であるオーストリアとセルビアの戦いはまだ始まっていなかった、というのは、第一次世界大戦がいかなる戦争であったかをもっともよく表しているエピソードといえるでしょう」(85頁)
他にも本書では、「国連がうまく機能しないのはなぜか」「核兵器が現実的に抑止してきたものは何か」「戦争を終わらせるにはどういう条件が必要か」といった議論も展開され、それぞれに答えと思考のフックとなる情報が提示されている。
めちゃくちゃ学びになった。
『世界の力関係がわかる本』
著者:千々和泰明@chijiwa_yasuaki
発行:筑摩書房@chikumaprimer December 12, 2025
1RP
2030年時点でヨーロッパ市場に踏みとどまっている倭国の自動車メーカーはトヨタとスズキくらいかもしれません。というのもBYDに代表される中国の民族系自動車メーカーや、CATLに代表される電池メーカーが続々と欧州に工場を建て始めているからだ。例えばBYDは30万台規模のハンガリー工場を2026年に立ち上げ、トルコにも50万台規模の工場を建設中。
CATLは年間2万台規模の電池工場を、ドイツに続きハンガリーで年間15~20万台規模の工場を操業させる。来年末にステランティス向けとなる7~10万台規模のスペイン工場も立ち上げる。CATLはドイツ工場を除き全て燃えなくて安価なLFP(リン酸鉄リチウム電池)だ。現在発表されているだけで300万台規模の電気自動車を欧州で生産することになる。
BYDは独自ブランドで拡販を狙い、CATLは欧州メーカーに搭載される電池を供給する。LFPを使うことで欧州ブランドの電気自動車も大幅に安くなるだろうから普及が進むことだろう。300万台は、欧州に於ける電気自動車のニーズを十分満たす。現在踊り場状態になっている電気自動車の普及率ながら、来年末あたりから再び増加していくに違いない。
手痛いダメージを受けるのはVWやメルセデス、BMWといったドイツの御三家。当然の如くドイツは中国勢の進出に反対しているものの、その他のEU諸国からすれば自国に工場を作ってくれて雇用を生み出してくれるなら問題なし。フランスやイタリアもCATLがステランティス用にLFP電池を供給してくれたら、ドイツの御三家と違い困らない。EUと言っても一枚岩じゃないのだ。
もちろん倭国勢はトバッチリを喰う。LFP電池を自社開発しているトヨタのみ中国勢と真正面から戦えると思うけれど、BYDのシーライオン6みたいなPHEVを欧州で販売されたら勝てる倭国車など無い。電気自動車はそもそも勝負にならない。日産の販売規模だとコストダウン出来ず、ホンダも安価な電池を持っておらず厳しい。中国勢に押し出されてしまうだろう。
韓国勢も強い。LGケムは欧州で電池工場の増強を開始。電池の主材料となるセパレーターを供給していた東レながら、LGケムに300億円で設備も権利も売却してしまった。LGケム、韓国車などにLFP電池を供給すると言われる。翻って倭国勢を見ると、そもそもLFP電池を生産しようとしているのはトヨタだけ。電池メーカーの欧州進出だって予定されていない。
撤退の決断までそう時間は掛からないかもしれません。 December 12, 2025
1RP
アジア人への差別が酷いと繰り返し体験談が報告されるドイツ。
その右派メディア:
>《今日の美人コンテストの女王は、女性(的)である必要も美しい必要もないが、悪い冗談をやれば大変なことになる》
「悪い冗談(schlechten Witz)」の扱い。ニヤニヤ笑いながら。 https://t.co/ViWRsqO1Ao December 12, 2025
1RP
ドイツ語はわかりませんが…Mr.Martin Fritz から8月に取材を受けた時、「ドイツもスイスも皆んな長く働きたくないので長時間労働もパワハラもありません。労働は神が人類に与えた罰だから」と話されたのは衝撃的でした。
「滅私奉公」を美徳とする倭国人には労働環境改善は難しいと思いました。 https://t.co/E49E37Fvz9 December 12, 2025
1RP
海外ラベルのxl、xについての投稿を見たので補足情報。
xl又はXというのはクリスタル(結晶)という意味と数を表しています。
標本に対して結晶が一つの場合はxl、xと表記します。
また結晶が2つ以上の複数ある場合はxls、xxと表記します。
xlはアメリカ発祥の表記でxはドイツ発祥の表記になります。
ご参考までに😊 December 12, 2025
1RP
この市議会員、そのドイツ8000万のうち移民の背景をもつ人が何人いるのか知らないなwww
人口の30% より正確には2500万人以上 しかもその大半はあなたのいう立派な先進国な旧西ドイツ 遅れてる旧共産圏東ドイツは移民少ない https://t.co/76KRRJ9skV December 12, 2025
1RP
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