『裏世界ピクニック』（うらせかいピクニック）は、宮澤伊織による倭国の小説。イラストはshirakabaが担当している。ハヤカワ文庫JA（早川書房）より2017年2月から刊行されている。『SFが読みたい！ 2018年版』ベストSF国内篇では7位を獲得している。2021年3月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は50万部を突破している。 ストルガツキー兄弟の『ストーカー』（原題の邦訳『路傍のピクニック』）を意識した作品で「理解の及ばない異世界でのお宝探索」というコンセプトに、インターネット上で流布される実話怪談をモチーフに組み込んでいる。また、登場キャラクターの造形には百合が意識されている。