🇺🇸NY市場まとめ（12/9）
ダウ：47,560.29（−179.03）
ナスダック：23,576.49（＋30.59）
夜のウォール街は、
「FOMCのドアが開く音をじっと待つ群衆」みたいな静けさ。

【全体ムード】
FRBが今回のFOMCで0.25％利下げを決めるのはほぼ既定路線。
ただし、参加者の中に“利下げ慎重派”が案外多いという読みも広がっている。
そのせいで、
市場は“利下げ期待で軽く上へ→慎重論でまた下へ”の往復ビンタの横ばい。

【どんな値動き？】
・序盤：利下げ期待でダウ一時プラス
・終盤：慎重派の存在を意識してリスク回避売りがじわり
→ 結果、ダウは続落。
→ ナスダックはテックの小幅反発でプラス圏維持。

【個別では…】
JPモルガンが費用見通しが重荷で−4.7％。
市場の足をガッツリ引っ張る。
エヌビディアもわずかに安い（−0.3％）。
理由：中国政府がH200の購入制限をかけるとの報道。
米中テクノロジー摩擦は、いつも株価の“伏兵”。

【今日の一句（マーケット版）】
「利下げ前　心は浮いて　足重たし」
期待で浮き上がりたいのに、慎重論が足首を掴む——そんな一日。 December 12, 2025

③
ザラ場の流れ（ざっくり）

▶️寄り付き直後： テック・半導体に強い買い → ナスダック先行

前場： 主要指数は安定上昇、AI銘柄が全体を押し上げる

後場： 利確による伸び悩みはあったが、終日プラス圏を維持

→ 「強いけど、明確な材料で押し切ったわけではない」典型的なFOMC前の上昇 December 12, 2025