佐藤さおりさんが東京都の宿泊税について質疑をして、それを堂々と拡散して、それにファンの方々が称賛の声をあげてるんだけど、これ、ホントにトンチンカンなんですよね。

彼女は「宿泊税は目的税だから観光局」と言って質疑してるんですが、税に関しては主税局の仕事なんですよ。主税局が全体的な税収を考慮して、それを配分するから目的税といえども観光局の要望で取るわけじゃないんですね。
つまり、聞く相手は主税局なのに、観光局問い詰めてるわけです。

更にいえば、宿泊税の議論は東京都が取りたいのではなく、自治体の宣伝などの関係から広く税を取る話がある一方で、観光客の外国人は恩恵を受けるのにもろもろ非課税だから、とこねくり出したもの。しかも、東京都の説明では経済同友会などの経済団体、つまり「民間要望」なんですよ。

まあ、もちろん東京都がいっちょ噛みしていたりするかも知れませんが、それこそ聞くべき人にスキームをきちんと聞くのが議員の仕事だと思うんですが、聞いてる相手は観光局と的外れです。

まあ、議会や行政の役割分担などをちゃんと勉強するところから始めた方がいいんじゃないですかね。 December 12, 2025

年間収入 約3億円にのぼる長崎市の「宿泊税」　観光地としての魅力アップに向けて使い道の“見える化”を | 長崎のニュース | 天気 | NBC長崎放送 (2ページ) https://t.co/cZeIbkpaQQ December 12, 2025