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投機筋
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2025.12.19 05:00
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【Dealer's Voice】
🇯🇵円買いの投機筋
米政府閉鎖影響で公表が遅れていたIMM通貨先物ポジション、12月2日時点にかけて円売りが増えていますが、年初からの円買いポジションが顕在。この先、ドル円高値更新時には、これらの円買い仕掛けのストップロスを巻き込んで、早いペースの円安になる可能性も https://t.co/DPlD0SfJ0Y December 12, 2025
事前リークでは既に0.75%への利上げに加えてその後の利上げ継続路線も折り込ませている状況にも関わらずドル円はむしろジワジワと下値を切り上げて来ている
本来なら利上げによる金利の上昇は円への投資妙味の増加から円買いに繋がるんだけど、現在はそれを凌駕する高市政権の積極財政をネタとした根強い円売りが再開されており、これは明日の日銀会合後の植田総裁の会見への警告とも取れる
おそらく日銀としての本音では利上げ再開は年明けでも良かったのではないかと思うんだけど、高市政権発足以降の急速なドル円の上昇が早急な利上げに踏み切らせた要因である事は明らかであり、それ故に今回の利上げではいかにしてマーケットに波乱を起こさずにドル円の上昇トレンドを頭打ちさせられるかというところに焦点が当たってくるんよな
ただ、ここが難しいところであまりにもマーケットへのネガティブインパクト回避に配慮してしまうと悪材料出尽くしで投機筋は躊躇無く円の売り増しでドル円=160円超えは不可避となり、一方で今出ているリーク以上のネガティブサプライズとなる情報をぶっ込んで来るとなるとマーケットへの波乱は避けられない
そして、ドル円の底堅さの要因としては米国債金利が高止まりしている影響も大きいと推測され、先日の雇用統計では失業率は事前予想4.5%を超える4.6%となり、これを受けてFedWatchの予想では3月会合でのさらなる利下げの確率が半々になるまで上昇、それにも関わらず米国10年債金利の下落は限定的な事から債券投資家はもはや利下げによる金融緩和よりもそれによるインフレ再燃からの利上げ再開を警戒しているように思う
総括としては、結局今の日経平均は多くの企業の想定為替レートの平均であるドル円=146円を超える水準のドル円の上昇という為替要因に支えられているに過ぎず、円安だけ抑えて日経平均は無風という魔法のような手法は存在せず、来年からは日銀によるETF売却が開始、信用買い残もトランプショック時並みの水準で高止まりしていて、この銘柄がこのバリュエーションでまだ売られる?というぐらいのものがゴロゴロ転がっているのでそれはすなわち安値でも売らざるを得ない人がたくさんいるという事であり、やはりこの信用買い残を一掃しなければ日経平均上昇は見込めないので明日の植田総裁の会見で想定以上のタカ派材料からのドル円急落、もしくは材料出尽くしからのドル円=160円超えからの為替介入でのドル円急落で日経平均ショック下げで需給改善が理想的な状況というのが個人的な見解 December 12, 2025
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