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処遇改善
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2025.12.12 00:00
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少し通所介護(デイサービス)の
過去と未来についてデータから
考えてみたいと思います。
【最低賃金】
神奈川県の最低賃金は自分が入社したH18年717円 現在1225円
717円 → 1225円 増加額:508円
上昇率:約70.85%
【単位数=収入】
平成18年当時 通所介護 要介護1
6時間から8時間 基本単位790
地域加算 給地計算なしで7900円
1時間あたりに計算すると1316円
令和7年現在 通所介護 要介護1
6時間から7時間 基本単位584
地域加算 給地計算なしで5840円
1時間あたりに計算すると973円
加算や処遇改善、地域単価等の変更もありますが少なくとも利用者さん1人あたりの収入は下がっているのが現実です。
物価上昇率はあるサイトでは
平成18年から今では14%は上昇しているとの試算もあります。
最低賃金と物価は上昇しているが
利用者さんの1人あたりの収入は
下がっているのが現実としてあります。
客観的に見てこれで事業を続けて行く事はかなり厳しいと考えます。
逆を言えば、過去もらいすぎでいたと考える事もできますがそうなのかも知れません。
私は通所介護は超高齢化社会において基盤になる、無くしてはならない
最重要施設だと思っています。
訪問介護も必要です。
ですが人口減により人手不足と
個別の対応が必要なわけですから
単位数が高くなります。
訪問介護
身体介助1時間 から1時間半
567単位 給地計算なしで5670円
1時間あたり
通所介護 973円
訪問介護5670円
本当に個別対応が必要な方に
限られた人員を配置して支援していくか、定期巡回の仕組みのように
少しずつを巡回型のようにしていく
仕組みは必要かと考えます。
(訪問介護が高いと思っていません。
1時間の身体ではなく、30分の身体や生活援助を交えての単位もありますし、自宅に訪問すれば通所より1時間あたり高くなるのが当たり前です)
通所介護は集団で対応出来ることから、また経験者と未経験者を交えて運営ができるなど柔軟な運営もできます。1時間あたりの負担も決して高いものではなく、長時間利用出来る事での家族の介護負担軽減、利用者自身の要介護化進行の抑制、外出による認知症進行の維持など様々な
効果をもたらす事ができます。
しかしそんな介護の入口として
多くの人を支えているデイサービスが苦しい状況となっています。
訪問系の困難さとはまた違い
固定費の高さ
(家賃、車両、備品)
コロナ禍のダメージにより
人件費を増やす事ができず
人材の流出。
コロナ禍以降感染症などを含め
長期入院など様々な事象により
定員は埋まっていても休みが多くなる。
非常に悪循環になっているのが
現実です。
さて未来はどうなるのでしょうか。
介護保険は多くがまとめられますが
各サービスにおいて問題や課題は
大きく異なります。
各論において丁寧な議論を望みます。
医療も大事です。それと同じぐらい
日常の生活を支えている介護が崩壊すれば医療にすら辿り着けない未来になるのではないでしょうか。
そして現在増え続けている訪問看護もいつか単価を下げられます。
デイサービスも数を増やすために
甘い単位数で多くの参入を促され
増えた所で梯子を外されました。
医療介護はどうなるのだろう。
必要に受けられない日が迫っています。私達も事業を永続したいと
思っていますがそれは本当に細く困難な茨の道です。
今回の補正予算、そして来年の介護保険改正は分水嶺です。
きちんと声をあげていきたいです。 December 12, 2025
ご尽力ありがとうございます
とは言え、まだまだ十分とは言えないと思われます
任務の過酷さ、休暇中であっても災害など含め 何事か有れば直ちに召集など 1年365日オンコール状態で有ることを鑑みれば、
少なくとも 一部上場企業の同等学歴の平均給与よりも高い給与であって然るべきかと
#全ての自衛隊員の処遇改善を
#全ての自衛隊員の方に感謝を
https://t.co/FQUtnlTJDY December 12, 2025
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