【理解できない人たちへ】

面白いか面白くないかの判断って様々な理由があると思う。

みんなが笑っていると面白く感じることもあるし、身内ネタだったりすると楽しく感じることもある。

僕はとんでもあやのネタとこの1年間ずっと共に歩んできたからウケているときのことも知っているし滑ってきたところも見てきている。

だから決勝で大滑りしているのを見て「ああ、きっと初めて見る人はつまらないと感じるんだろうなあ」と思った。

でも僕は滑っていようがウケていようがこのネタが面白いという事実を知っているし身内がゴールデンで大滑りしているのを見るのもめちゃくちゃ面白かったので誰が何と言おうと、とんでもあやが優勝だった。

てなことをツイートしたところ

僕に対して批判的なコメントもあるのだが実はそれもめちゃくちゃわかる。

自分が理解できないものを肯定している人っていうのは不思議だしマウント取ってる感じでちょっとムカつくもんな。

・どうせ身内だから褒めているだけだろう
・ただの逆張りだろう
・粗品さんと同じ意見言ってかっこつけている

そう思われても仕方ないと思う。

僕でも外から見たらそう思うだろうし。

でもとんでもあやのネタは本当に面白いのだ。

ただそれを理解するには生ででまず10回は見て欲しい。

10回は最低ラインだ。

僕は10回目から急に面白くなり始めた。

それまでは1ミリ面白いと思わなかった。

僕のお誕生日会ライブで訳のわからん「薬品のんで体のサイズが変わる」みたいなネタを10分くらいやられた時は殺意すら湧いた。

そして今年は決勝でやったネタなんかは月に3回くらいライブで2本見せられる日々、動画を見せられる日々、さらには練習に付き合わされる日々、、、それはとても苦痛だったけど10回目を超えたあたりから面白くて仕方なくなった。

僕の感度が鈍いから10回目で面白くなったけど、5回目くらいから面白くなっていったお客さんもいれば1回目くらいから笑ってどハマりしたお客さんもいた。

何回も見ているとダンダンくせになる。THE W
の予選審査員の方はとても優秀だと思う。だからそこまで見ずにとんでもあやを決勝に進める決断をした。素晴らしい。

M-1ファイナリストの変ホ長調やR-1元最年少ファイナリストの河邑ミク、R-1とM-1のダブルファイナリストの馬場園梓さんなど男よりもよっぽど結果を出している女性芸人を多数抑えて決勝に進出したわけだから別にレベル低いとかそんなんではないと思う。

ただ見せ方がTHE Wに関しては「面白い」よりも別の何かを第一に考えているからそう感じるんじゃないだろうか？

例えばあらびき団とかクセすごみたいにワイプで芸人が突っ込んだりしたらいっきに見やすくなるしめちゃくちゃ面白い番組になると思う。

でもそれを望んでいるのは裏笑いを好む一部のジャンキーお笑いファンであってしっかりネタを見たい別のお笑いファンは今の形の方が面白いし感じるしドキュメンタリーバラエティとしては正しいんだと思う。

M-1やオンエアバトルだって本当に面白いものだけを見せたいなら敗者コメントとか練習風景の部分は見せなくていいもの。

やっぱりテレビを観る人の目的の一つには感動したい、泣きたいっていうのもあるからTHE Wこれで良いんだと思う。

本当にただただ笑いたいって人は、あらびき団、クセすご、相席食堂、鬼レンチャン、チャンスの時間とか見れば良いと思う。

もしくはお笑いライブ。

お笑いライブには感動もクソもない。

笑うだけ。

だから皆さんも良かったらお笑いライブに来て欲しい。とんでもあやだけではなく地下にはクセになってハマれなくなる芸人がたくさんいる。

売れてしまったけどランジャタイや真空ジェシカなんかも地下のライブにいてどハマりしたお客さんいっぱいいた。

「このお笑いわからない」とか「面白いとか言ってんの嘘だろ」とかコメントする前に

「いや待てよ、見方を変えれば面白い可能性もあるぞ？」と考えて行動に移すことで新しい発見があると思う。

テレビで見てまあ面白いなーっていう芸人は意外とそれっきりだったりするけど難解で理解できなくてムカつくって思うくらいの芸人は一生の付き合いになりファンになる可能性もある。

畑・前島ペアとか、メルヘン総長とか、つむぎ麦とかまだまだ地下には潜んでいるから

地上に出る前に唾つけといてね(^^)

#THE_W December 12, 2025