タンチョウ トレンド
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2025.12.10 03:00
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釧路のメガソーラー、また法令違反が出そうですね。
ガラス片とか、金属とか、電線が落ちてたって。
タンチョウの生息地でしょ。
こんなに法令違反を重ねても、
まだ何も動かない鈴木知事、、、
凄いね。これもあとで是正すればOKになるんだね。
釧路湿原周辺メガソーラー建設 現場にガラス片 「産業廃棄物処理法違反」の可能性を釧路市議が指摘(HTB北海道ニュース) https://t.co/o94f1XLfIf December 12, 2025
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真冬の湿原で、
タンチョウがただ並んで立っているだけの光景がある。
しかしあの静けさの中で、
いちばん多くの情報が交わされている。
風の向き、雪の重さ、仲間の体温。
そして“この冬をどう越えるか”という判断まで、
彼らはほとんど語らずに共有している。
動物行動学では、タンチョウは
「協調行動」と「つがい維持行動」が発達した鳥と言われる。
デュエットコールも、ペアダンスも、
ただの儀式ではない。
“あなたと私は、同じ速さで冬を歩けているか”
その確認だ。
厳しい冬では、この確認が命を左右する。
食べ物は少なく、風は体温を奪い、
無駄な動きはそのまま生存率を下げてしまう。
だからタンチョウは、
必要なときだけ動き、
必要な相手だけに声を返し、
必要な距離だけを守る。
静けさは弱さではない。
静けさとは、生き抜くために選んだ効率であり、信頼だ。
雪の上で向かい合うつがいが、
そっと首を上げる瞬間がある。
ほんのわずかな動きなのに、
そこには深い意味がある。
“まだ、一緒に越えられるね”
という静かな合図だ。
しばらく見ていると、
互いの影が触れるか触れないかの距離で立ち、
風が変われば同じ方向へ身を向ける。
その連続が、彼らにとっての“安心”そのものだ。
派手な力よりも、
静かな協調のほうが冬を越える力になる。
タンチョウは、その事実を黙って示している。
もし今、
誰かとの距離に迷っているなら、
冬の湿原のタンチョウを思い出してほしい。
言葉にしなくても守れるものがあり、
ただ隣に立つだけで届く安心がある。
静けさの中で交わされるものは、
ときに言葉よりも強い。 December 12, 2025
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