新田真剣佑 芸能人
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2025.12.16 00:00
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俳優の新田真剣佑さん、番組で奥様について「宝くじを当てました」「あんなかわいくて、きれいな子会ったことないです」「出会った瞬間に結婚したいと思いました」とベタ褒め。
しかも大好きだったゲームもやめて遊び歩くこともなくなったらしい。
ど本命が出来るとイケメンも誠実になるんすよ。 https://t.co/ZLfUv6Pj83 December 12, 2025
【俳優習慣365-349】古典戯曲を映像化する授業の意味と価値
『映画の本当の作り方』の著者アレクサンダー・マッケンドリックはその著書の中で「初級者は優れた古典劇を映像化するのが最良の訓練だ」と語っています。
なぜなら、物語の質がすでに保証された素材を扱うことで、演技・構図・カット・時間・行動のすべての評価についてごまかしの効かない判断が可能になるからです。
昨日は、京都芸術大学 映画学科俳優コースの学生たちとテネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』から
約4分の場面を抜粋し、
・戯曲分析
・行動(ビート)分析
・役者自身による構図・カット割りの設計
・撮影
・編集
・鑑賞
・フィードバック
という一連のプロセスを、朝から夜まで、チームワークでやり切る授業を行いました。
「ビート分析のおかげで、居方が分かりました」
印象的だったのは、多くの学生から聞かれたこの言葉です。
「ビート分析のおかげで、その場に“どう居ればいいか”が分かりました」と…
これは偶然ではありません。
ビート分析とは、感情を作るための作業ではなく、
その瞬間、相手に何を起こそうとしているのか
という〈行動の連なり〉を明確にする訓練です。
「どう感じるか」は俳優を固くさせます
「どう相手に影響を与えるか」は
俳優に相手や状況の今ココに集中させ
よって「どう在るか」を自然と定める
方向性に俳優を導くからでしょう。
同じ戯曲、同じ場面なのに、まったく違う映画になる
完成した映像作品は6つ
それらを並べて観ると、
そこには実に多様な解釈が存在していました。
同じ戯曲。
同じ4分間。
同じ登場人物。
それでも、
・カメラの距離
・視線の置き方
・沈黙の扱い
・編集のテンポ
が変わるだけで、人物の人生の見え方はまったく変わりました。
これは
「戯曲は一つでも、作品は無限に立ち上がる」
という事実を、頭ではなく体で理解する体験だったと思います。
そして同時に、
演技とは
「正解を当てる作業」ではなく、
責任を引き受けた選択の連続である
ということも、彼らは学んだはずです。
課題が見えるのは、前に進んだ証拠
もちろん、
完成した映像を観れば
まだまだ課題は山ほどあります。
浅い呼吸。
説明的なカット。
イメージに急かされる演技。
恐れがにじむ間。
けれど、それは失敗ではありません。
課題が“見える”段階に来た
ということ自体、
確実な成長の証です。
何より、
一つの作品を
演技・演出・映像・構造
さまざまな角度から、
しかし、同じ志と共通言語で語り合える
素晴らしいチームでした。
古典に取り組むことは、最短で「本質」に触れること
マッケンドリックが言うように、
古典を扱うことは遠回りではありません。
むしろ、
もっとも誠実で、もっとも厳しく、もっとも成長の早い道です。
一日をかけてこのプロセスの全てをやり切った学生たちのチームワークに心から敬意を表します。
そして、今日見えた課題を携えた彼らが、これからどんな表現者へと成長していくのか。
その続きを、私はとても楽しみにしています。
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#カット割り
#ガラスの動物園 December 12, 2025
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