ゼロ金利政策 トレンド
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2025.12.03 12:00
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「すべてのポートフォリオマネージャーがガチでビビるべきチャート」
倭国の10年国債利回りが、ついに1.84%に到達。
2008年4月以来の高水準。
たった1日で11.19%も急騰した。
これが何を意味するのか、ちゃんと理解してほしい。
この30年間、倭国は「世界のアンカー」だった。ゼロ金利、無限の流動性。世界中のキャリートレードの土台になってた。円を借りまくって、米債、欧州債、新興国債、ありとあらゆるリスク資産にぶち込む──何兆ドルものお金がそれで回ってた。
そのアンカーが、今、壊れ始めてる。
日銀は、他のどの中央銀行も利上げしてるなかで一人だけマイナス金利を続け、インフレが戻ってきてるのにイールドカーブ・コントロールを死守し、みんなが金融引き締めしてるのに一人だけジャブジャブ刷り続けた。
もう限界だ。
倭国の機関投資家は、約1.1兆ドルもの米国債を持ってる。外国勢ではダントツのトップ保有国。国内の利回りがゼロ近辺からいきなり2%近くまで跳ね上がると、計算が根本から変わる。何十年も海外に流れ続けてた資金が、一気に国内回帰の圧力にさらされる。
しかもこのタイミングが最悪すぎる。
・FRBがちょうどQT(量的引き締め)を終えるとき
・米国が1.8兆ドルの財政赤字を埋めるために過去最大級の国債発行をするとき
・米国の利払い費が年間1兆ドルを超えたとき
米国債の三大買い手のうち、2つが同時に手を引き始めてる。
残るもう一つの大口は……そう、中国。
世界の「貸し手」である国々が、もう「借り手」である国々を超低金利で支えきれなくなった瞬間、2008年以降に築かれた金融システム全体が再評価を余儀なくされる。
すべてのデュレーションベット、すべてのレバレッジポジション、永遠に金利は下がり続けるという前提──全部が崩れる。
これは「倭国の話」じゃない。
これは「世界の話」だ。
30年続いた債券の強気相場は、もう終わった。
ただ、ほとんどの人がまだ気づいてないだけ。 December 12, 2025
7RP
日銀には、ゼロ金利や量的緩和といった彼らからすれば異常な政策を早く利上げで「正常化」しようとする組織的な衝動や、「物価の番人」としての行き過ぎたインフレ嫌悪、構造改革によるデフレは容認できるという「良いデフレ」論が絶えず付きまとっている。日銀自身の見通しでも来年は消費者物価指数総合が下落する。そうなれば利上げの大義名分がなくなると考え、今月か来月には0.75%までの利上げを強行してくることを覚悟するしかないだろう。日銀が原因のさらなる景気悪化が起きないことを祈るしかない。https://t.co/2DnvnoNsf4 December 12, 2025
倭国の利上げで世界の金融市場(暗号資産を含む)が崩壊するという不安は、完全に的外れです。
倭国が最近利上げを行った件について、よく出回っている内容を整理しながら、事実関係を分析していきます。
1.「倭国は12月に利上げ予定、マイナス金利時代が終了」
・部分的に正しいです。日銀(BoJ)はすでに 2024年3月にマイナス金利政策を終了し、短期金利を0〜0.1%へ引き上げました。
・その後 2024年7月に 0.25% へ再度利上げ。
・現在、市場では 2025年12月または2026年初頭の追加利上げの確率を約70〜80%と織り込んでいます。
→ つまり方向性は正しいものの、「マイナス金利終了」は2025年12月ではなく、すでに2024年に終わっています。
2.「世界中が10年以上、倭国から0%金利で借金してきた」
・これは正しいです。
・これは有名な“円キャリートレード”で、投資家はほぼゼロ金利の円を借り、ドル・ユーロ・豪ドルなどに換えて、米株・債券・不動産・暗号資産など利回りの高い資産に投資してきました。
・円キャリーの規模はピーク時で5,000〜1兆ドル規模と言われています。
3.「倭国が利上げするとドルが倭国へ戻ってくる」
・このロジックは誤りで、かなり誇張されています。
・利上げで円の調達コストが上がると、確かに一部の投資家はキャリートレードを解消します(ドル資産を売る → 円を買って返済)。
・しかしこれは“ドルが倭国へ流入する”のではなく、「円高になる」という現象です。
・実際に巻き戻される金額は数十〜数千億ドル規模で、市場を総崩れさせるほどの規模ではありません。
4.「ドルは株式・金・暗号資産から引き上げられる」
・一部は正しい(円を買い戻すためのドル確保の売りが出る)。
・しかし市場全体を揺らすほどの規模にはなりません。
・米株市場:50兆ドル以上
・金市場:15兆ドル以上
・暗号資産市場:現在 3〜3.5兆ドル
・2024年8月に円急騰によるフラッシュクラッシュが起きたものの、市場はすぐに回復しました。
・そして今(2025年12月)、円は依然として 150〜155円/ドルの歴史的な安値圏であり、大規模な巻き戻しが起きる条件にはありません。
結論
多くの投稿は“KOL式ドゥームポルノ(終末論マーケティング)”で、
事実を誇張し、誤った資金フロー論を混ぜて恐怖を煽る典型例です。
実際は:
・円キャリートレードの巻き戻しは確実に起きるが、段階的で穏やか
・世界市場に短期的な変動を与える可能性はある
・しかし「世界が崩壊する」「ドルが倭国へ雪崩れ込む」などは全くの誇張 December 12, 2025
銀行預金の利子にかかる住民税は金融機関の本店のある都道府県に納税される。つまりメガバンクやネット銀行の預金者の利子にかかる住民税は預金者の住む街でなく全て東京都に納税されるのだ。ゼロ金利の頃は見逃されてたけど、金利上昇で無視できなくなった問題だね。 https://t.co/rnq9N0rQGA December 12, 2025
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