モグモグモグ〜　焼き鳥🍡　寒い夜には温かい鶏肉が最高です☺️！　美味しい。
ねぎまは、焼き鳥の定番メニューとして知られる鶏肉とネギを交互に串に刺した料理だが、その起源は江戸時代に遡る。
元々は「ねぎま鍋」と呼ばれる鍋料理で、「ねぎま」の「ま」は「間」ではなく、「マグロ」の「ま」に由来する。
江戸時代中期頃、江戸の庶民食として生まれた葱鮪鍋（ねぎまなべ）は、ネギとマグロのトロ部分を醤油、酒、みりんなどで煮込んだもの。
当時、マグロは高級魚ではなく「下魚」とされ、安価で手に入った。
トロは脂が多く保存が利かず、廃棄されることが多かったが、ネギの臭み消し効果を利用して煮込むことで美味しく食べられるようになった。
これが人気を博し、ネギが主役でマグロは「つなぎ」として楽しむ鍋として広まった。
語源については、ネギとマグロの組み合わせから「ねぎま」と略されたとする説が主流だ。

明治時代以降、焼き鳥文化が発展する中で、ねぎま鍋の味わいを簡易的に再現する形で串焼きが生まれた。
戦後、マグロの価格が高騰したため、鶏肉で代用するようになり、現在の焼き鳥ねぎまが定着した。
鶏もも肉やむね肉を使い、ネギの甘みと鶏の旨みが絡むのが魅力。
江戸の食文化ではネギが臭いや脂を中和する役割を果たすことが多く、ねぎまはそんな知恵の産物。
現代では塩やタレで味付けし、ビールのお供に欠かせないが、元来の鍋版を味わうと江戸の粋を感じられる。
総じて、ねぎまは庶民の工夫から生まれた倭国食の象徴だ。 December 12, 2025