なんて素敵にジャパネスク コミック ラノベ

『なんて素敵にジャパネスク』は、氷室冴子の平安時代の宮廷貴族社会を舞台にした少女小説シリーズ。また、これを原作にした漫画、テレビドラマや、NHK-FMでラジオドラマも製作されている。第1話「お約束は初めての接吻で の巻」は集英社『小説ジュニア』(現在の『Cobalt』の前身)1981年4月号に、第2話「初めての夜は恋歌で囁いて の巻」は『Cobalt』1982年秋号にそれぞれ発表され、さらに書き下ろしを加え集英社コバルト文庫から1984年に『なんて素敵にジャパネスク』として刊行された。その後はコバルト文庫の人気シリーズとなり、1991年まで10冊が刊行された。1999年にはイラストを替えた新装版、2012年にはみらい文庫版が発売された。コバルト文庫刊行作品では2005年1月時点で『吸血鬼はお年ごろ』に次ぐ歴代2位の売上となっており、2022年1月時点でシリーズ累計部数は800万部を突破している。主人公が「親から執拗に結婚を勧められ、困り果てる」という設定は、氷室が当時、同様に結婚を両親に勧められて辟易していたことに起因する。予定では引き続き番外編、アンコール編を執筆予定であったが、作者が年齢を重ね暫く書かなくなったうちに「瑠璃姫はもういいかな」と思うようになり続編は刊行されなかった。 物語の舞台は平安時代であり、貴族・内大臣家のおてんばな16歳の娘・瑠璃姫が自身の結婚問題などから事件を起こしたり、また貴族社会の東宮・帝即位問題に関係する政治陰謀事件などを解決して行くラブコメディ作品となっている。
なんて素敵にジャパネスク」 (2024/8/27 20:17) Wikipedia倭国語版より
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2024.11.04

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