電話会談 トレンド
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2025.12.19 15:00
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プーチン大統領、電話会談でベネズエラのマドゥロ大統領への支持を再確認
ベネズエラは主権と独立を守るために正当な闘争を行っており、そのことは尊重されるべきだと同氏は述べた。
https://t.co/7u7ZvoZrnn December 12, 2025
どうしてカザフスタンが“賓客”級で重要なのか
1) 倭国は「買うだけ」じゃなく「鉱山権益+優先引取」で既に深くやっている
関西電力・住友商事などがカザトムプロムと合弁(APPAK)を組み、優先引取権を持つ形で鉱山開発に参画しています。(2005–2007の官民ミッション~投融資)
さらにJBICが「長期安定供給」を目的にウラン鉱山開発へ資源金融を出した記録もあります。
→ つまり「地理的に難しいから無理」というより、倭国は昔から“難しい前提で”ルートを作りに行ってます。
2) ウランの“ボトルネック”は鉱山よりも中流工程(転換・濃縮)にある
ウラン燃料は、鉱石→精鉱(イエローケーキ)だけでは炉に入れられず、転換(UF6化)→濃縮(U-235比率を上げる)→燃料加工が必要です。
転換設備は商用だとカナダ・中国・フランス・ロシア・米国に集中。
濃縮は主要プレイヤーがOrano(仏)・Rosatom(露)・Urenco(欧)などに集中し、倭国の国内能力は“控えめ”とされます。
→ 「英米仏に頼らない供給網か?」という問いに対しては、公開情報から言える範囲ではむしろ逆で、“ロシア依存を減らすために、同盟・同志国側の中流工程に寄せる”のが合理的です(ここは推論なので確からしさは中)。
3) カザフは世界のウラン供給で“無視できない重さ”
カザフスタンは世界最大級の生産国で、年や指標で表現は揺れますが、少なくとも世界供給の2割級(2023年)という記述が報道にあります。
→ ここが動くと、価格・契約・政治条件がまとめて動く。G7相手と違い、“供給条件がそのまま安全保障”になりやすいタイプの相手です。
4) いまカザフのウラン権益に「露→中」シフトの動きが出ている
Rosatom系がカザフの大きな鉱山権益を中国系に売却したという報道があります。
さらにカザフ国内の原発建設でも、RosatomとCNNCが主導する形が報じられています。
→ 倭国から見ると「カザフが露中ブロックにロックされる前に、協力の“杭”を打ち直す」動機が立ちます(確からしさ:中)。
5) 今回の首脳会談自体が「エネルギー・鉱物資源の連携強化」と明言されている
報道ベースですが、会談では石油・天然ガス・鉱物資源の連携強化、共同声明署名、物流(中央アジア—欧州輸送路)支援などが出ています。
2024-08-08:外務省が「岸田総理のカザフスタン、ウズベキスタン及びモンゴル訪問」の日程(予定)を公表。カザフで「中央アジア+倭国」対話の首脳会合出席も予定に入っていました。
2024-08-09:南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を受け、岸田首相は中央アジア訪問を急きょ取りやめ。その後、訪問を取りやめた相手国首脳と電話会談をした旨が報じられています。
この「本来は2024年8月にカザフでやるはずだった首脳級の枠」が、2025年12月に東京で“初の首脳級会合”として開催(高市首相が議長)という流れで説明されています。
直前キャンセル(2024年8月)を踏まえると、今回の厚遇はわりと合理的です。
いったん「首脳会合をカザフでやる」絵が国内事情で消えた以上、次に仕切り直すときは、相手のメンツも含めて丁寧にやる必要が出ます。
その“仕切り直し”が2025年12月の首脳級開催+トカエフ大統領の公式訪日(外務省発表)で、儀礼も厚くなるのは自然です。
資源そのもの以上に「枠組み」の重要度が上がった。
今回は二国間だけでなく、中央アジア5か国の枠(CA+JAD)で、AI・鉱物資源・物流などの協力枠を作ると政府説明が出ています。枠組みを立ち上げる局面だと、相手国首脳を“賓客”として厚遇する動機は強いです。 December 12, 2025
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