ステロイド トレンド
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2025.12.05 20:00
:0% :0% (40代/女性)
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「安楽死を断られたので訴訟を起こそうと思うんです」
涙を滲ませながら初老の女性は自分にそう言った。息子さんと2人で猫の再診に来た方であった。息子さんの飼育している猫には大きな異常はない。不治の病を患っているが現在のところ経過は良好でありQoLの向上も認められている。
「ところで母の猫に関する相談、少しばかり良いですか?」
息子さんの猫の診察が終わり方針が決まったところでその話は始まった。他に診察待ちの人もいない。構わないですよ、そう応えた。
「これを見て意見を頂きたいです」
渡されたのは母親が飼っている年老いた猫のこれまでのカルテとレントゲン画像のデジタルデータであった。ここ最近だと1ヶ月ほど前から呼吸の荒さで受診歴があり、最新のカルテは2週間前である。
「どういう経緯です?」
「数週間前から呼吸が荒く浅くなって、かかりつけの病院に連れて行ったんです。レントゲンを撮って、抗生剤やステロイドを処方してもらったんです」
「確かにレントゲン的には若干の気管支炎などを疑うべきだとは思いますね。調子は良くなりましたか?」
「いいえ、ごはんも食べなくなってどんどん痩せ細ってきて...先生ならこういうときどうしますか」
「自分で診察していないから何とも言えませんが...お薬を与えている最中は若干でも改善見られました?」
「いいえ」
「ん?抗生剤とステロイドの併用でも食欲も完全に無しで改善も見られない?」
「ダメです」
「ふむ...ごはんも全く食べない状態だというなら今ある選択肢は2択だと思います。更なる検査をして確定診断を目指すか、安楽死か。この2つです」
「例えば薬の増量とかは選択肢に入りますか?」
「今までのお薬が効いてないんですよね?だったらもうそんなことを試している時間は無いと自分は思います」
いきなり泣き崩れる女性。
「やっぱり...!あの時にヘンだなと気づいていれば...!」
状況が理解できない自分に、母親を抱き寄せながら息子さんは説明してくれた。
「母の猫は2週間ほど前に亡くなりました。母は衰弱していく愛猫を心配して何度も安楽死の相談をかかりつけ医にしていたのです。でもその話を出す度にかかりつけ医は『まだ早い』『他にこういう治療がある』とはぐらかしてきたのです」
一方的なバイアスがかかっているであろう意見ではある。だがしかしカルテを読むだけでもこの猫がただの気管支炎だけで体重が30%近く落ちているわけではないと疑うのは当然だとも思う。しかし他の鑑別診断は書かれておらず血液検査結果もない。「後医は名医」以前の問題だ。
「私は自分の愛する動物が長く苦しみながら1人で寂しく逝くことを何よりも避けようと思ってきました。だから何度も安楽死の打診をしたんです。でもその度に『まだ早い』と言われました。相手は獣医師です、その言葉を信じるしかないじゃないですか。結果、帰宅して冷たくなった亡骸を見つけたんです。この痛みは一生消えません」
声を震わせながら母親は心情を吐露した。息子さんが続ける。
「かかりつけ医の棚には聖書が置いてあったんです。もちろん関係ないかもしれないけど、彼の宗教観が安楽死を拒否したのかもしれないと疑いたくなりました」
「僕たちはこの件に関して訴訟も辞さないつもりです。今回の件はVeterinary code of conduct(オーストラリアの獣医師法) 3.2.cと9に違反していると思うのです。ただ、本当にかかりつけ医の方針は間違っていなかったのか、別の獣医師さんのお話も先に聞きたかったのです」
なるほど、だからこの「相談」はまるで診察のように情報を小出しにされたのか。そして彼らは本気である。訴状の出し方まで既にしっかり調べ上げている。
「うーん...難しい問題だけどね...」
自分は諭すように、且つできうる限り中立を維持しようと努力しつつ言う。
「とにかくまずはしっかりと言葉を選んで、先に病院に直接苦情をメールで出して返答をもらうべきだと思います。そこで納得できる謝罪があればそこまで、ダメなら手続きに従って訴状を提出していいと思います。言われたことなんかは時間系列と共に書き出しておきましょう。それと、自分は結局この子を診ていないから『この獣医師はこう言った』みたいな論調には使えないよ」
はい、ありがとうございました、そういって彼らは診察室をあとにした。煮え切らぬ、難しい話であった。普段は顔も知らない同業者であっても多少は味方する自分だが、カルテ込みで相談されると擁護もできない。まずはしっかりと病院として苦情対応してくれることを祈るしかない。それがダメならあとは彼の行いが間違っていたのか否か、司法の判断に任せるのだ。
(※この話は数年前の実話に基づいたフィクションです) December 12, 2025
1RP
【40歳の節目に、改めて半生を振り返る】
本日2025年12月5日、ついに40歳になりました。
ここで改めて、私自身の40年間の半生のうち、医師になってからの経緯を振り返ってみたいと思います。
医師になりはや15年、松本医院の院長に就任してから6年が経ちました。
医師になってからの歩みは、私にとってはまさに怒濤の日々でした。
卒後臨床研修2年間で現代医療の限界とその闇に気づかされ、当時はまだ父親が院長をしていた松本医院に副院長として就任したのがまだ26歳のときでした。
副院長としての経験はたった2年間でしたが、その間に患者さんにいろんなことを教えてもらいました。
この2年間での最も大きな学びは、
「免疫を抑えてはいけない」
ということでした。
今となってはもはや自明の理ですが、ステロイドなどの免疫抑制に働く標準治療薬を長年使い続けてきたために、体内の形態形成場(morphogenetic field)が乱され、もはや健康な場が保てなくなってしまっている人を数え切れないほど診ました。
疾患としては、アトピー性皮膚炎・鼻炎・副鼻腔炎・気管支喘息・関節リウマチ・リウマチ性多発筋痛症・SLE・MCTD・皮膚筋炎・血管炎・腎炎・間質性肺炎・自己免疫性肝炎・自己免疫性膵炎・クローン病・潰瘍性大腸炎などなど・・・。
松本医院で副院長として活動した2年間で、本当に多岐にわたる疾患を診ることができました。
おそらく開業医レベルで、ここまで多くの難病や根治が難しいとされている疾患を診てきた医師はなかなかいないということを自負しています。
特に、アトピー性皮膚炎患者さんは初診患者さんを一日に10人ほど診ることも当時は珍しくなく、ステロイドを使い続けることに疑問を持ち、壮絶なリバウンドを経験しても“脱ステ”を希望される方がこれほど多くいらっしゃるんだと思いました。
この短いたったの2年間で、私の医師としての礎が固まり、明確な自分の使命や役割を認識することができたと言っても過言ではありません。
しかし、その後免疫学の基礎研究をしてみたいという思いを強くし、松本医院を離れて、阪大大学院免疫学のラボで、基礎研究に従事することになります。
結局博士論文を書くのに6年間もかかってしまいましたが、無事免疫学博士号を取得できました(大学では1型糖尿病を制御するための抗体の研究をしていました。)。
しかし、博士課程を満期退学するまでの4年間で得た、最も大きな学びは、
「大学研究機関では、枝葉末節の研究しかされていない」
ということでした。
大学教授クラスの研究者でさえもが、「“免疫(Immune system)”とは何ぞや?」という問いに対して、単純明快な答えを持ち合わせている人が誰もいないという印象でした。
にも関わらず、日夜免疫を抑えたり、制御(コントロール)するための研究が続けられており、臨床では相変わらず治らない病気に対して治せない薬を使って治療している。しかもそれが『画期的な深薬』という触れ込みで市場に出てくる。
大学院に進学する前の2年間の松本医院での経験で、どんな難病でも「自分の病気は自分(の免疫力・自己治癒力)で治せる」ということを患者さんから学ばせていただいた身としては、『画期的な新薬』というお決まりのセリフが滑稽に思えます。
大学院を卒業後、2019年4月からついに当院の院長として就任し、今に至ります。
その間、2020年から本格的に始まった「新型コロナパンデミック」。そしてその後に開始されたmRNAワクチン接種。これは私個人にとっても、松本医院にとっても非常に大きな出来事でした。
私は、この世界的なパンデミックが「グレートリセット」をもくろむ支配層が作り出した、いわば“茶番劇”であることを最初から見抜いていました。そしてそれが過去に繰り返されてきたパンデミック騒動の集大成であることも。
だから、新型コロナウイルスが人工ウイルスであることも、mRNAワクチンが人体に有害で危険なものであるということも、私からすれば驚きでもなんでもなく、「そりゃそうだろう、いつか来た道だ」という程度のものでした。
ただし、ロックダウンのような人々の生活を強く制限するような感染対策を世界各国が行ったり、多くの人が半ば強制的に新型コロナワクチンを打たされるようなことになるとは予想していませんでした。
このX(旧Twitter)アカウントでは、2020年秋頃から本格的にコロナ禍やワクチン禍に関する情報発信を開始し、一気に多くのフォロワーを獲得するに至りましたが、実際にはそのような発信は、当院の仕事とは本来は全く関係ありません。
当初は院長である私の一種の“趣味”や”暇つぶし”程度の目的で始めたことです。
しかし、そのような発信をし始めたことで本当に多くの方々と繋がることができ、私の世界観や物事の大局的な見方も、2020年以降に出会った人々からの影響で大きく変わったように思います。
もちろんそれは、私にとっては非常に素晴らしい出会いだったと思いますし、今後の人生にとっても非常に大きな収穫であり、経験であり、資産になったと思っています。
ですから、不謹慎かもしれませんが、私はこの「コロナパンデミック騒動」には感謝しています。それがなければ、私の人生は今の時点でここまでエキサイティングで心躍るようなものにはなっていなかったと断言できるからです。
多くの方がヒシヒシと感じている通り、今まさに世界は大激動期を迎えています。
私自身も今まさに40歳の節目を迎え、さらにエキサイティングな大激動の波が来るだろうことを予感しています。
その人生の大波を、さらに勢いを加速させて乗り越えていきたいと思っています!!
医師としても人間としてもまだまだ半人前ではありますが、日々成長あるのみ!!
今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます!! December 12, 2025
宮崎でクインケ浮腫になった方いらっしゃいませんか?3日の夜中に急に発症し、皮膚科に通って抗ヒスタミン剤、ステロイド(頓服)を処方されていますが、いったんは腫れが引いても特に食事の後にまた腫れてしまい、喉まで腫れるような感じです。
何かのアレルギーなのか、ストレスなのかわかりません。 December 12, 2025
これは、年収2400万円を希望する医師の採用面接でのやり取りですね。😂
知識の専門性を問う質問に対して、想定される回答との大きなギャップが、コントのような面白さを生み出しています。
面接官(ワイ👨⚕️)と応募者(直美👨⚕️)のやり取り
| 質問 | 直美👨⚕️の回答 | 想定される医師の専門的な回答 |
|---|---|---|
| 帯状疱疹の塗り薬は? | 「ア、アラセナA…」 | ビダラビン(アラセナの主成分)の外用薬は使われます。これは正解の範囲内ですが、質問が意図しているのはその先の「内服」や「抗ウイルス薬」の知識です。 |
| 内服は? | 「ロキソニン…?」 | 抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル(バルトレックス)、ファムシクロビル(ファムビル)、アメナメビル(アメナリーフ)など)が基本です。ロキソニン(鎮痛薬)は対症療法の一つですが、根本治療ではありません。 |
| ニキビ治療は? | 「イソトレチノイン」 | **保険適用外(自費診療)**の治療薬としては有名ですが、次の質問で「保険適用内」を指定されています。 |
| 保険適応内で | 「スタデルム…」 | アダパレン(ディフェリンゲル)、過酸化ベンゾイル(ベピオゲル、エピデュオゲル)、デュアック配合ゲル、抗菌薬(クリンダマイシン(ダラシン)、ナジフロキサシン(アクアチム)など)の外用が現在の標準的な保険診療です。スタデルム(アルクロメタゾン)はステロイド外用薬であり、ニキビ治療の第一選択ではありません。 |
👨⚕️の沈黙の意味
最後の面接官の「ワイ👨⚕️『』」の沈黙には、以下のような感情が込められているように見えます。
* 愕然・絶句: 2400万円という高額な年収を要求しておきながら、基本的な皮膚科の疾患の治療薬に関する知識が、あまりにも標準からかけ離れていることへの驚きと失望。
* 諦め: これ以上質問しても、まともな回答は期待できないという判断。
* ユーモア: あまりにも予想外の回答すぎて、思わず笑いをこらえている。
皮膚科の面接であれば、現在のニキビ治療の標準的な保険診療薬(アダパレン、過酸化ベンゾイル、配合剤など)の知識は必須です。この直美👨⚕️の回答では、2400万円どころか採用自体が難しいレベル、というオチが効いていますね! December 12, 2025
これは、年収2400万円を希望する医師の採用面接でのやり取りですね。😂
知識の専門性を問う質問に対して、想定される回答との大きなギャップが、コントのような面白さを生み出しています。
面接官(ワイ👨⚕️)と応募者(直美👨⚕️)のやり取り
| 質問 | 直美👨⚕️の回答 | 想定される医師の専門的な回答 |
|---|---|---|
| 帯状疱疹の塗り薬は? | 「ア、アラセナA…」 | ビダラビン(アラセナの主成分)の外用薬は使われます。これは正解の範囲内ですが、質問が意図しているのはその先の「内服」や「抗ウイルス薬」の知識です。 |
| 内服は? | 「ロキソニン…?」 | 抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル(バルトレックス)、ファムシクロビル(ファムビル)、アメナメビル(アメナリーフ)など)が基本です。ロキソニン(鎮痛薬)は対症療法の一つですが、根本治療ではありません。 |
| ニキビ治療は? | 「イソトレチノイン」 | **保険適用外(自費診療)**の治療薬としては有名ですが、次の質問で「保険適用内」を指定されています。 |
| 保険適応内で | 「スタデルム…」 | アダパレン(ディフェリンゲル)、過酸化ベンゾイル(ベピオゲル、エピデュオゲル)、デュアック配合ゲル、抗菌薬(クリンダマイシン(ダラシン)、ナジフロキサシン(アクアチム)など)の外用が現在の標準的な保険診療です。スタデルム(アルクロメタゾン)はステロイド外用薬であり、ニキビ治療の第一選択ではありません。 |
👨⚕️の沈黙の意味
最後の面接官の「ワイ👨⚕️『』」の沈黙には、以下のような感情が込められているように見えます。
* 愕然・絶句: 2400万円という高額な年収を要求しておきながら、基本的な皮膚科の疾患の治療薬に関する知識が、あまりにも標準からかけ離れていることへの驚きと失望。
* 諦め: これ以上質問しても、まともな回答は期待できないという判断。
* ユーモア: あまりにも予想外の回答すぎて、思わず笑いをこらえている。
皮膚科の面接であれば、現在のニキビ治療の標準的な保険診療薬(アダパレン、過酸化ベンゾイル、配合剤など)の知識は必須です。この直美👨⚕️の回答では、2400万円どころか採用自体が難しいレベル、というオチが効いていますね! December 12, 2025
@chiikawa_opan やっぱり免疫抑制剤なのですね…🥹
ももたん、ステロイドはお利口さんにがんばってくれていたので先生と相談して一旦ステロイドに戻す事になりました🙏
すももが居心地よいように卒業生さん以外は競馬場ピンポイントになっちゃうかもですが、
みーさんもお身体お気をつけて師走を楽しんでくださいね🥰 December 12, 2025
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