スティルインラブ スポーツ
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2025.12.07 15:00
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久々の固定更新🏷️
ジェンティルドンナとスティルインラブを愛する海外住み社会人です🎀
微課金エンジョイ勢🌟
二次創作好きでRP多め、自分で描いたのもたまに載せたりします。
🤍or♻️でお迎え行きます☺︎
ENG🆗 millennial trainers hmu🫶
#ウマ娘好きと繋がりたい
#ウマ娘好きさんと繋がりたい https://t.co/1tJe031HQi December 12, 2025
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スティルインラブ描かせていただいてますー!✨💕
他の絵師様たちの素敵なスティルもいっぱいありますので是非!!!✨ https://t.co/ePvGwmzFfF https://t.co/c1yZClEcER December 12, 2025
スティルインラブの失踪から7年後の物語
※冬コミ新刊サンプル(7/7)
タイトル:「愛がここにある(上)」
冬コミ1日目、東7ホールI-38a「透明色」にて頒布
B5/本文52P、1000円
今までで最長の長編になると思います。ぜひお手に取っていただければ嬉しいです!
通販はこちら↓
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「ごちそうさまでした。お腹、いっぱいですね」
廊下を歩きながら、スティルインラブは上機嫌に微笑んでいた。 美味しい料理と、髪を乾かしてもらった幸福感。今の彼女は、どこかふわふわとした夢見心地の中にいるようだった。
「鍵、開けるぞ」
俺が部屋の鍵を回し、襖をすっと開ける。 その瞬間、彼女の足がピタリと止まった。
「あ……」
食事に行っている間に、仲居さんが布団を敷いてくれていたのだ。 行灯(あんどん)の柔らかな明かりの中、畳の上に白いシーツが二つ、闇に浮かび上がっている。 それも、枕が触れ合うほどの距離で、ぴったりと寄り添うように並べられて。
スティルインラブは、部屋の中ほどで立ち尽くしたまま動けなくなっていた。 淡い色の浴衣が、彼女の華奢な体のラインをふわりと包んでいる。
「……ち、近くないですか?」
絞り出すような彼女の声は、微かに上擦っていた。 彼女は俺の方を見ようとしない。その視線は、並べられた二つの枕へと吸い寄せられたかと思うと、パッと弾かれたように明後日の方向へ逸らされた。
「えっと、その……わかっては、いたんです。一部屋ですし、当然こうなるとは……頭では」
彼女は浴衣の袖から覗く細い指を口元に当て、押し黙った。 その横顔を見ると、白い肌が耳の先までカッと赤く染まっているのが分かる。 海辺では「もっと濡れてもいい」と大胆に誘い、髪を乾かしている時は「一生添い遂げる」と情熱的に語っていた彼女だが、いざ「寝る場所」を目の前に突きつけられると、途端にキャパシティが飽和してしまったらしい。
「……だめです。想像以上に、恥ずかしい……」
彼女は口元を手で覆ったまま、困ったように眉を寄せ、伏し目がちに呟く。 その瞳は潤み、行き場を失って畳の上を彷徨っていた。
「……ふっ、ははは!」
あまりにも真っ赤になって動揺するその姿が愛おしくて、俺はたまらず吹き出してしまった。
「えっ……と、トレーナーさん? わ、笑わないでください……!」
「ごめんごめん。でも、そんな風に真っ赤になって動揺されると、かえって安心するというか。……可愛すぎて、つい」
俺はこみ上げる笑いを抑えきれないまま、そう答えた。 さっきまでの妖艶な彼女も魅力的だったが、こうして等身大の女の子として照れる彼女も、たまらなく可愛い。
「うぅ……っ」
俺の言葉に、彼女はさらに顔を赤くし、恨めしげに――けれど、どこかホッとしたような潤んだ瞳でこちらを睨んだ。
「……いじわるです。覚悟してくださいねと言ったのは私ですけど……今だけは、貴方の顔が見れません」
彼女は逃げるようにくるりと背中を向け、敷かれた布団の上に、ちんまりと正座をしてしまった。
その小さく丸まった背中を見つめながら、俺はふと、デビューする前の彼女のことを思い出していた。
あの頃は大人びて妖艶でありながらも、本能に飲み込まれないように張り詰めていて、ふとした瞬間に居なくなってしまいそうな儚さを纏っていた。 けれど今の彼女は、好きな人と同じ布団で寝ることに動揺し、顔を赤くして恥じらう……そんな年相応の、彼女が望んでいた「普通の少女」のような反応を見せてくれている。
それがどうしようもなく幸せなことに思えて、不覚にも視界が滲みそうになった。 俺は込み上げる熱いものを笑顔で誤魔化しながら、彼女の待つ部屋の中へと、ゆっくり足を踏み入れた。 sfw December 12, 2025
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