ミツバチの針は一度きりの命懸けの守り。その儚さにこそ、涙を誘う物語がありますの。それに引き換えスズメバチったら、何度も咬みつくなんて全くエレガントじゃありませんわ。怖いのでやめてほしいですわ。
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スズメバチ蜂ガードを外したからミツバチが飛びやすそう、もう寒いから巣門は3分の1まで小さくしてと😊

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【創作に使える（カモしれない）！　有用（ソウな）ネタ！！】
No.18. 〜シルクと呼ばれる物達〜
《キーワード：アイテム》

皆々ご存知シルク！　例の虫が作る糸の事だが……世界には虫以外のモノが作るシルクが溢れている！！
今回はそんなシルクを見て行こう！

◆シルクとは
倭国語で絹と呼ばれる物で、カイコと言う蛾の仲間の繭から取れる動物繊維である。
タンパク質であるフィブロインを主成分とする物で、一つの繭から1,000m程取る事ができる。
これは天然繊維の中では珍しい長繊維糸(フィラメント糸)である。
その糸を用いて作られた絹織物は、独特の光沢と滑らかな質感から、古来より人類に珍重されてきた。
利点は軽くて丈夫な点であり、欠点は水に弱く、しみになったり変色しやすく、虫に食われやすい点。
なんだかんだ生産には手間を喰い、保存も大変な代物である絹は、高価な布の代名詞として人々の認識に定着しているのである。

◆絹、色々
そんな高価な布、絹。そのシルクの名にあやかる様に、シルクの名を冠する物が幾らかあるので紹介する。
・シーシルク
その名の通り、海のシルク。
事によっては海の黄金の絹とも称され、絹よりも希少と言われるアイテムである。
その正体は、ある種の貝が自らを岩場に固定するために出す、足糸と言う糸。
貝から少量取れる貴重な糸、それがシーシルクなのだ。
・スパイダーシルク
その名の通り、蜘蛛のシルク。
これは蜘蛛の巣の骨組みとなる糸の事で、粘着性の糸とはまた違った物である。
カイコのシルク同様にタンパク質で構成される物だが成分が違い、カイコシルクの倍近い強度を誇る。
これもまた、貴重なシルクである。
・ホーネットシルク
なんか聞いた事のあるシルクだ、文字通り蜂のシルクである。
主にスズメバチ種の幼虫が作る繭から取れる物で、取れる量がかなり少なく、採取に危険を伴う為大変貴重なシルクである。
・ミノムシシルク
そう、あの小枝の塊からも、シルクは取れるのだ。
それも、最強と言われてきたスパイダーシルクを凌駕する、現状における天然繊維の最強格！
こちらもまた、当然のように貴重なシルクである。
・バンブーシルク
こちらは切っても切っても生えてくる、無尽蔵の再生お化け、バンブー君から取れるシルク！
当然とても安価！　それでいてシルクの様な光沢と手触りを持ち、おまけに高い耐久力と抗菌消臭作用まである優れ物！！
も̶う̶そ̶れ̶だ̶け̶で̶良̶く̶な̶い̶？̶

◆おまけ
因みに、石ないし宝石の類いにも、シルクの名を冠する物はある。
シルクの如き光沢を指してその名を付けたので、糸ではないが……創作には関係ないもんね！！
金属の糸を編むように、特別な石で編む防具があってもよかろうなのだ！！

と、そんな訳で、とにかく金と労力が掛かるが故に富の証明となった糸、シルクとその仲間達の解説でした！！

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