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（12月5日（金）掲載記事） https://t.co/NmGcXp7Epw December 12, 2025

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【感想】【ネタバレ注意】【考察】
『龍が如く極』の本編クリア後の人物ごとの考察になります。
一人目は神宮について。
以下、ネタバレ含みます。

・神宮京平
MIAトップ。遥の父親。
作中の他人物の発言から、昔の彼と今の彼は違うらしい。
本編に出てくる現在軸の神宮は、自身の権威のために他者を巻き込み金を我が物顔で所有し、命を奪うことを厭わない。
何故そのような人物になってしまったのか、考えた。その結果、主観強めだがある仮説を得た。
"金があれば何でも手に入る"という思想だ。
確かに、後の作品でも度々金絡みのトラブルが絶えないのがこの『龍が如く』シリーズだ。
その中でも神宮をはじめとする人物らは私利私欲のため、金に執着する。金や自身の名誉に執着する。
それは現代にも言えることで、金が無いと生きてはいけないし、仕事が無いと生きてはいけない。
周りを支えるつもりで始めたことが、いつの間にか自身の欲望完遂へと目的を変えてしまう。それは誰しも陥りかねない。
彼もまた、どこかでボタンをかけ違えたのだろう。元々そういう性質であったとも作中で語られているがそれは一度抜きにする。
こう書いている自身も、金が無いと生きてはいけないし苦しんでいるので痛いくらい分かる。
だが、それを理由に他者を貶める理由を作ってはいけない。そう言い訳を始めたら最後、システム自体が破綻する。
この世界は自分一人のものではない。他者、他人との共存があってこそ成り立つものだ。
自分勝手に振る舞えばそれはいつしか自身に返ってくる。因果応報という。
空に向かって唾を吐いたらいつかは自分に落ちてくるように、火の粉が降りかかる。彼はどこかその認識を欠いていたように思う。
それは裏を返せば、ある意味社会の被害者の例とも言える。環境論を提唱するつもりはないが、一切周りの責任がないとも言い切れないのがこのシリーズのテーマだと考えた。
歴史にifを唱えるのは好きではないが、もし彼が生きる世界も場所も違うば、あの結末にはならなかっただろうし、あのような悲劇を招くことも無かっただろう。

以上が、神宮京平に関するまとめです。 December 12, 2025

つい最近これのリメイク版である龍が如く極1のNスイッチ版もDL購入してプレイしたけどやはりこっちはこっちで違う面白さがある。
オリジナル版には入りきれなかったシーンが追加されたりオリジナル版ではできなかったキャバクラ運営ができたり。
あとカラオケも。 December 12, 2025