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2025.12.15 15:00
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Save the catの法則 15のビート
対の構造を理解しよう!編 ③
主人公は2回旅立つ
たとえば『まどか☆マギカ』。
物語の前半で、まどかは
「魔法少女になれば、誰かを救える特別な存在になれる」
と思って世界に足を踏み入れる 🚪✨🌍
でも終盤、彼女は
その仕組みがどれだけ残酷かをすべて理解した上で、
それでも「同じ世界」に入り直す 🔥🌍❗
やっていることは、どちらも
「魔法少女になる」なのに、
意味はまったく逆。
この二度の旅立ち 🚪🚪 が、
Save the Catでいう
Break into Two と Break into Three です 🪞
---
Save the Catの15ビートって、
順番に覚えるものだと思われがちなんですが、
本質はそこじゃないと思っています。
大事なのは
ビート同士が「対」になって働いていること 🔁
物語のエネルギーが、行って戻ってくる構造。
その中でも、
一気にプロっぽくなる分かれ目が
この Break into Two ⇄ Break into Three です ↔️
---
Break into Two(第2幕への突入)で起きているのは、
「新しい世界に入ること」🚪➡️🌍
でも重要なのは出来事じゃなくて、
その時の主人公の状態 🧠
この時点の主人公はだいたい
・まだ何も分かっていない ❓
・問題の正体を誤解している 🌀
・憧れや衝動で踏み込んでいる 💫
つまり
「間違った理由で、正しい世界に入る」。
アニメで言えば、
1話の終わりや、序盤の転換点 ⏱️
「なんかヤバそうだけど、行っちゃった」
あの感じです 😅
---
一方、Break into Three(第3幕への突入)。
ここでは、
2幕と同じ世界に入っているのに、
意味だけが反転している 🪞
主人公はもう
・問題の正体を理解していて ❗
・代償も分かっていて ⚖️
・それでも自分で選んでいる ✋
だからこれは
「正しい理由で、同じ世界に入り直す」
という再突入 🚪➡️🔥🌍
追い詰められたから動く、ではなく、
「分かった。だから行く」
になっているかどうかが重要 🧭
---
この2つは、
前半と後半の山、というより
鏡みたいな関係 🪞
同じ行為 🔁
同じ世界 🌍
同じルール 📜
なのに、
・無知 ❓ ⇄ 理解 ❗
・衝動 💫 ⇄ 覚悟 🔥
・巻き込まれる 🌊 ⇄ 選びに行く 🚶♂️
ここがきれいに反転していると、
物語のエネルギーはちゃんと往復する 🔄
---
ちなみにこの構造、
『STEINS;GATE』でもまったく同じ。
前半は
「タイムリープって面白い実験だよね」
というノリで突っ込んでいき 🧪⏱️
終盤では
「何をしても犠牲が出る」と理解した上で、
それでも選び続ける ⚖️🔁
同じ行為が、
遊びから業に変わる。
---
物語を作るとき、
僕が一番使っているチェックはこれです。
2幕導入の「勘違い」❓と、
3幕導入の「正しい理解」❗を、
一文ずつで書けるか ✍️
ここが対になっていれば、
15ビートはただのチェックリストじゃなく、
ちゃんとエネルギーを生む構造になります ⚙️
並べるより、反転させる 🔁
Save the Catは、そういうフレームだと思っています。 December 12, 2025
2RP
@Enriyaponcha まどマギとかシュタゲとかFate/zero辺りにハマってた時代そんな風潮強くて…気が付いたらみんなアニメ見てるの普通な時代になりましたね〜 December 12, 2025
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