サスペリア 映画
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2025.11.17〜(47週)
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ルカ・グァダニーノとAmazon MGMの関係についても一旦整理しておくと、グァダニーノとAmazon MGMは独占契約を結んでいるわけではないけれど、2018年の「サスペリア」以降、「クィア」を除くすべてのグァダニーノの長編映画に関わっていて、グァダニーノはAmazon MGMの看板作家となってます。で、2016年、そのAmazonが最初の大型契約を結んだ作家がウディ・アレン。ご存知のようにMeToo時代に入ってAmazonはウディ・アレンとの契約を莫大な違約金を払ってまで一方的に破棄したわけだけど、「アフター・ザ・ハント」はあの時代のAmazonの浅はかな判断に当てつけるかのように、ウディ・アレン作品にオマージュを捧げた作品であるとグァダニーノは公言してます。グァダニーノとAmazonの関係は引き続き良好で、アンドリュー・ガーフィールドがサム・アルトマン、アイク・バリンホルツがイーロン・マスクを演じるAI業界内幕映画「Artificial」も既に撮影終了済み。Amazonの世界配給で来年公開される予定です November 11, 2025
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ダリオ・アルジェント監督『サスペリアPART2』との共通点も多い幻の傑作『笑む窓のある家』、シネマスコーレは期待を裏切りません。 https://t.co/1kCNcA5Cdc November 11, 2025
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◤明日11/22㊏のスケジュール◢
🎞<名古屋こわい映画祭2025>
◇プログラムA 10:30
◇プログラムB 13:30
◇プログラムC 16:00
🎞<ダリオ・アルジェント映画祭>『サスペリア』+トークショー 19:00 https://t.co/fuoesH5jv0 November 11, 2025
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ディスクユニオンよりイタリアン・ライブラリー・ミュージックのボックス・セット『ITALIAN LIBRARY MUSIC COLLECTION VOL.2』が到着。11月19日発売。
40年近く前からキングレコードの新井さんなど倭国のレーベルと交流のあるVinyl Magic(現https://t.co/jVz4kKnOGc)のマッシモ・ブッファ肝いりの発掘音源からのシリーズで、昨年の第1弾に続く第2弾で選りすぐりの5タイトルがリリースされます。
ライブラリー・ミュージックというのは、CMやTV番組など(現在は配信でも)でBGMとして自由に使える音楽のことで、「何に使用されるかわからないけど、とにかく音楽を録り溜めておく」というもの。それらの音楽を一括で管理する団体(レーベル)があり、使用者は団体に使用料を支払うことにより膨大なライブラリーから許諾申請などの面倒な手続きを行うことなく自由に使えるというメリットがあります。現在のサブスクの原型とも言えるビジネス・スタイルです。倭国でも昔は音効屋さんというのがあって、音楽やSEなどが星の数ほどストックされていました。
いまと違って、昔はライブラリー・ミュージックをテープやレコードのかたちでストックしておく必要がありましたが、それらは市販されるものではなかったため一般流通されず、例え著名ミュージシャンが参加した音楽だったとしてもほとんど表には出てきませんでした。
そういう音楽が注目されるようになったのは1990年代後半以降のことで、サブ・カルチャー&モンド・ミュージックのブーム、古いサウンドトラック盤の発掘、クラブ・シーンでのサンプリングなど、「知る人ぞ知る音楽を知る」ことが流行ファッションのようになりましたね。
ロック、プログレ関連のライブラリー・ミュージックの代表格として、元ジェネシスのアンソニー・フィリップスによるアーカイヴ・シリーズが有名ですが、イタリア音楽界は「誰も知らない、誰も手を付けなかった」というプライベート・レーベル的なものが多く、こうしたライブラリー・ミュージックの宝庫と言えそうです。
そんななかからマッシモが見つけ出したのがEdizioni Leonardi S.r.l.で、このレーベルから厳選された5タイトルがすべて国内初登場というかたちで紙ジャケCD化されました。
前回は比較的(私でも知ってるような)ポピュラーな作品がリリースされましたが、今回はいきなりディープな世界です。
『アラワク/アラワクの場合...』(1979年)
パンフルートをフィーチャーしたディスコ・ファンクな作品。この時期のイタリア音楽界は『サタデー・ナイト・フィーバー』の大ヒットのおかげでディスコ一色に染まっており、イ・プーだろうとニュー・トロルスだろうとアラン・ソレンティだろうと、みんなディスコな曲を演奏していた頃です。そんななかでこのアラワクは、どちらかというとゴブリンの変名のような“柔らかくてソリッドなサウンド”を聴かせてくれます。イタリアならではのエキゾチックでラテン風味(踊るラテンではない)がたっぷりと効いた作品で聴き応えは抜群です。
https://t.co/nsOWNW3Qpg
『オロンゾ・デ・フィリッピ/メカニツィオーネ』(1969年)
モリコーネの秘蔵っ子アレッサンドロ・アレッサンドローニと共に活動していたというオロンゾ・デ・フィリッピ名義の作品。メッカニザッツィオーネ(機械化)というタイトルが付いているように、1960年代に訪れた「奇跡の経済(Miracolo economico italiano)」と呼ばれる高度成長期をモチーフにしたと思しき機械的なミニマル・ミュージックとなっています(もちろん演奏はマニュアル)。まるでジャック・タチの映画を観ているような、ちょっとフレンチでオシャレな匂いが感じられる名盤です。
https://t.co/3w6VQzbrHQ
『カビルドス/クロスファイアー』(1974年)
ジョニー・カビルドことジョルジョ・サベッリがリーダーシップをとるバンドのセカンド・アルバム。フロリダに移住したサベッリが現地のミュージシャンと演奏したもので、珍しくジャケットに演奏メンバーの名前がクレジットされているにも関わらず、3作品のみ残した幻のバンドだとか。初期デオダートのような、ピアノを中心としたラテン・フュージョン・サウンドとなっていて、やはりこの時期の映画によく使われていた雰囲気がします。「最もミステリアスなアーティスト」と書かれていましたが、サベッリは今も普通に音楽活動をしていて、つい最近もウクレレ歌手のアルバムで素敵なジャズ・ピアノを聴かせていました。今回の5作品中もっともイタリアっぽくないインターナショナルなクオリティを聴かせてくれます。
https://t.co/RR1j97N4xi
『コルビリア/サイコアナリシス』(1977年)
ヴィットリア・コロナという女性マルチ奏者が一人で作りあげたホラー映画チックな音楽で、イタリアン・ロック・ファンが喜ぶのは、こんなダークで曖昧な作品なのではないでしょうか。生ピアノとシンセ、ローランドのRS-202あたりのストリングスなどのキーボードの多重録音に、声や各種効果音が響きわたり、いわゆる宅録ものとしてはかなり作り込まれたような気がします。強いて言うとゴブリンが演奏した『サスペリア』のサウンドトラックからドラムとベースを抜いた音、という感触です。ホラー映画ファンは必携ですね。
https://t.co/MevqAsw4JY
『パオロ・カーサ/ネイチャー』(1977年)
パオロ・カーザは『アメリカ・ジョーヴァネ』シリーズで知られるダニエラ・カーザのいとこで、なかなかのプロデュース能力のあるキーボーディスト/ギタリスト。起用しているミュージシャンのほとんどが1960年代のカンツォーネ畑で演奏していたスタジオ・ミュージシャンばかりなので、今回のラインナップで一番安定した演奏を聴くことができます。年代的にもフュージョン色が濃く出ており、いわばイタリアン・ライブラリー・ミュージック界のイル・ヴォーロと呼べるほどのクオリティにうっとりします(実際、ヴォーロのメンバーだったジャンニ・ダッラーリオも参加)。
https://t.co/EvSQxiIuK4
5タイトルすべてを収納する箱付きボックス・セットはこちら:
https://t.co/OGQeIDIsxH November 11, 2025
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『サスペリアPART2』('75) の、あまりにも有名な視覚トリックは言うに及ばず。
あんな一瞬の無意識化に近い記憶を、後になって思い出せるとは凄いことですな。
アルジェントにとっての視覚記憶とは画像ファイルのようなもので、後にディテールまで客観的にリファレンスして「あ、オレこんなもん見てたっけか!?😳」と他人事のように発見できる物なのですね。 November 11, 2025
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「笑む窓のある家 4K修復版」観了。狂死した画家が遺したフレスコ画の修復を引き受けた主人公の周辺で謎の殺人事件が相次ぐジャッロ。以前海外版で視聴済みながら今回公開された倭国版では倭国語字幕とクリアな映像のおかげできちんと細部まで理解することができたのがまず嬉しい。
アルジェントやフルチのジャッロと比べると残酷描写は大人しめながら次々と起こる不可解かつ不穏な出来事から目が離せないし何より最後に明かされる真相の衝撃度は「サスペリアPART2」に勝るとも劣らないだろう(あと個人的には主人公と付き合うことになる教師のヒロインが可愛いのも○)。
尤も所々整合性が怪しい部分もあるものの(結局フレスコ画をどうしたいのかとかタイトルになっている家の扱いとか)、そこはシーンとしての面白さを最優先した結果であり「細けえことはいいんだよ」の精神で楽しんでもらいたい。 November 11, 2025
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『サスペリア』('77) では、この考え方が聴覚情報にまで援用されてたりします。
これは、本来なら一過性たるべき視覚聴覚の流動的な情報を「永遠に刻まれた記憶」としてフィルムに定着させる、映画という魔術的メディアへのアルジェント流のオマージュなのかもしれませぬな。 November 11, 2025
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今夜のダリオ・アルジェント映画祭『サスペリア』上映後トークショーにて、吉田コレクションポスターを展示させていただきます!アルジェント研究会代表の矢澤利弘さんトークとともに、倭国封切当時の貴重なポスターをお楽しみください! https://t.co/LQJJNmmrvZ November 11, 2025
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本日11/22㊏<ダリオ・アルジェント映画祭>『サスペリア』矢澤利弘さん(アルジェント研究会代表)によるトークショー、誠にありがとうございました!一見意味がないように見える「自動ドアの内部構造ショットの映像的な整合性」のお話など、ずっと聞いていたいお話満載でした🚪🔪 https://t.co/IXX8ItGtnE November 11, 2025
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▼明日11/23㊐のスケジュール▼
🎬<名古屋こわい映画祭2025>
◇プログラムD 10:30
◇プログラムE 13:30
◇閉会式 16:00
🎬<ダリオ・アルジェント映画祭>『サスペリアPART2』+トークショー 19:00 https://t.co/ibOqKFOLze November 11, 2025
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11月18日は故デヴィッド・ヘミングスの誕生日(1941年11月18日)
「欲望」トーマス役でブレイク。
D・アルジェント「サスペリアPART2」のマーク役も有名。
監督としても活躍。
🔘上記外代表作
キャメロット
ジャガーノート
グラディエーター
スパイゲーム
ミーンマシーン
リベリオン
他多数 https://t.co/y2AwDNN6yu November 11, 2025
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◤次週11/27㊍のスケジュール◢
🎞<台湾巨匠傑作選2025>
『無言の丘』10:40-13:40
『河』13:50-15:50
🎞『七人樂隊』16:00-17:55
🎞『爽子の衝動』18:05-18:55
🎞<ダリオ・アルジェント映画祭>『サスペリアPART2』19:05-21:15 https://t.co/es9F7qs7Mn November 11, 2025
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明日11/23㊐は『サスペリアPART2』(坪井のアルジェントベスト1映画)(そして『サスペリア』の続編ではありません)の上映です!再び矢澤利弘さんにご登壇いただきます。19:00の回にてお待ちしております! November 11, 2025
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名古屋こわい映画祭、私はバスの都合でBとCプログラムのみ鑑賞〜サスペリア〜矢澤さんトーク〜飲み会終わりビジネスホテルなう。明日は早朝大阪行きバスに乗りウロウロしてからペイズリーブラザーズのライブです。 https://t.co/Yh11jo0A7A November 11, 2025
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ルカ・グァダニーノとAmazon MGMの関係についても一旦整理しておくと、グァダニーノとAmazon MGMは独占契約を結んでいるわけではないけれど、2018年の「サスペリア」以降、「クィア」を除くすべてのグァダニーノの長編映画に関わっていて、グァダニーノはAmazon MGMの看板作家となってます。で、2016年、そのAmazonが最初の大型契約を結んだ作家がウディ・アレン。ご存知のようにMeToo時代に入ってAmazonはウディ・アレンとの契約を一方的に破棄したわけだけど、「アフター・ザ・ハント」はあの時代のAmazonの判断に当てつけるように、ウディ・アレン作品にオマージュを捧げた作品であるとグァダニーノは公言してます。グァダニーノとAmazonの関係は引き続き良好で、アンドリュー・ガーフィールドがサム・アルトマン、アイク・バリンホルツがイーロン・マスクを演じるAI業界内幕映画「Artificial」も既に撮影終了済み。Amazonの世界配給で来年公開される予定です November 11, 2025
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不気味な雰囲気のあるポスターに惹かれて「笑む窓のある家」を観てきた
主張の強い音楽に不気味で濃いキャラクターは同時代のサスペリアに通じるものがあって、時代を感じる良い作品だった
ラストシーンは完全に予想外のところから刺されたので私の負けです https://t.co/0vy3TJ69GU November 11, 2025
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『サスペリア』や『インフェルノ』、あるいは『ダリオ・アルジェント監修版ゾンビ(Dawn of the Dead)』でお馴染み!
ダリオ・アルジェント映画祭! https://t.co/UBmhvWfd0P November 11, 2025
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ダリオ・アルジェント映画祭!ダリオ・アルジェント監督『サスペリア』観ます。アルジェント研究会 矢澤利弘さんによる解説トーク付き。ドッギャーン 場所: シネマスコーレ
https://t.co/VtsD1zGLkL https://t.co/3l8xHjHWum November 11, 2025
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「笑む窓のある家 4K修復版」観了。狂死した画家が遺したフレスコ画の修復を引き受けた主人公の周辺で謎の殺人事件が相次ぐジャッロ。以前海外版で視聴済みながら今回公開された倭国版では倭国語字幕とクリアな映像のおかげできちんと細部まで理解することができたのがまず嬉しい。
アルジェントやフルチのジャッロと比べると殺人描写は大人しめながら次々と起こる不可解かつ不穏な出来事から目が離せないし何より最後に明かされる真相の衝撃度は「サスペリアPART2」に勝るとも劣らないだろう(あと個人的には主人公と付き合うことになる教師のヒロインが可愛いのも○)。
尤も所々整合性が怪しい部分もあるものの(結局フレスコ画をどうしたいのかとかタイトルになっている家の扱いとか)、そこはシーンとしての面白さを最優先した結果であり「細けえことはいいんだよ」の精神で楽しんでもらいたい。 November 11, 2025
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