サイレン トレンド
0post
2025.12.01 09:00
:0% :0% (40代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
#首都高
#事故
今ラウンジでモーニングを食べてたら…
パトカーのサイレンが…
見てみたらもしやの事故?
流石!都会は朝から凄いなー💧 https://t.co/8ttxKzKA5K December 12, 2025
『夜の救急車』
──ピーポー、ピーポー。
夜中の二時すぎ、りんは布団の中でその音に目を覚ました。
窓の外の道路を、救急車がゆっくり通り過ぎていく……はずだった。
でも、そのサイレンは家の前で止まった。
胸がざわつく。
誰か倒れたのかな、事故かな――そう思った時だった。
玄関のインターホンが鳴った。
こんな時間に。
玄関灯もつけてないのに。
りんは足がすくんで動けない。
ピンポーン。
ピンポンピンポン。
ピンポ――ン。
まるで「出ろ」と言っているみたいだった。
勇気を振り絞ってのぞき穴を見ると、
そこには救急隊の服を着た男性がひとり。
顔は……暗くてよく見えない。
帽子の影で、目だけが不自然に黒い。
「夜分すみません。
こちらに“呼び出し要請”があったので……」
かすれた声だった。
「え、呼んでません……」
「いえ。呼ばれてますよ。あなたが」
言われた瞬間、ぞわっと背筋が凍る。
救急車が来たのは、本当に“この家”のためだったの?
「すぐに病院行きますよ。
乗ってください。時間がありませんから。」
男がゆっくり顔を上げた。
帽子の影からのぞいたその目は――なにも写っていない、真っ黒な穴だった。
りんは咄嗟にドアを閉めた。
鍵を回し、スマホで110番しようとした瞬間。
──ピーポー、ピーポー。
救急車のサイレンが、また鳴りはじめた。
だけど動かない。
エンジンの音も、タイヤの音も、まったくしない。
家の前でただ鳴っているだけ。
まるで、誰かが乗るのを“待っている”みたいに。
震える指でカーテンの隙間から外を見ると――
救急車の後部ドアが、
誰も触っていないのに、ゆっくり……開いた。
暗闇の中で、ぽつんと白いストレッチャーが浮かんでみえる。
その上には、人影がひとつ。
よく見たら……髪も服も、りんと同じだった。
りんは息を呑んだ。
ストレッチャーに横たわっていたのは――
ぐったりとした、自分自身。
その瞬間、救急車のサイレンがふっと止んだ。
夜はまた、いつも通りの静けさに戻る。
だけど救急車はその場から動かず、ドアを開けたまま、りんの家を向いていた。
まるで、言っているようだった。
「まだ乗ってないですよ。お迎えにきました」
#星空りんのクリエイティブ魔法陣 December 12, 2025
最終雛子は分裂してもたけど、双子として生きていくんか…?(アホな考察)
サイレンヒルシリーズに手を出したのは初でとても良かったので他ナンバリングも気になってますが続けてやるのは精神にきますね、いつかまたセールが来たらやってみようかな(今も安いよね…😢) December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。




