踊り場 トレンド
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2025.12.06 06:00
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踊り場から愛を込めて
待ちくたびれて朝がくる
死ぬまで一生愛されてると思ってたよ
吹き零れる程のI、哀、愛
一つになれないなら、せめて二つだけでいよう
世界観
泣きたくなるほど嬉しい日々に
夜にしがみついて、朝で溶かして
こんなところにに居たのかやっとみつけたよ
アルバム名が天才すぎる December 12, 2025
第24話 選べない気持ち、溢れる想い
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【翌日・教室】
文化祭の大成功とは裏腹に、
三人の空気は驚くほど重かった。
ほのかは笑おうとして、
口だけが形を作っている。
ナミは教科書を見ているが、
ページはまったく進んでいない。
ジローは二人に気を配りながら、
声をかける勇気が出ない。
(どっちかに声をかければ、
もう片方を傷つける……
そんな気がして……)
沈黙が三人の机に降りていた。
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【昼休み・屋上】
風が強く、雲が早く流れていた。
ナミは手すりにもたれ、髪を押さえながら空を見ていた。
(昨日……
ジローくんがほのかちゃんを助けた瞬間……
胸が痛すぎて……
歌どころじゃなかった……)
その時、扉が開いてジローが顔を出す。
「ナミ……大丈夫か?」
ナミは無理に笑った。
「うん。大丈夫。」
その笑顔は、ひどくぎこちない。
ジローは胸が締めつけられる。
(ほんとに……俺のせいだ……)
風が二人の間を切り裂くように吹き抜けた。
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【ほのか・階段踊り場】
ほのかは人気のない階段で
膝を抱えて座っていた。
(ジローくん……
私、また泣きたくなってる……
強くなりたいのに……
ナミちゃんを責めたくないのに……)
そこへトムサシがそっと隣に座る。
「お前、頑張りすぎ。」
ほのかは涙をこらえたまま言った。
「……頑張らないと、
置いていかれちゃいそうで……」
「置いていかねぇよ。」
トムサシは即答した。
「ジローもナミも……
お前のことちゃんと見てる。
それだけは嘘じゃねぇ。」
ほのかは震える息を吐いた。
(……見てるだけじゃ、足りないんだよ……)
胸の奥で小さな声が響いた。
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【夕方・音楽室】
ジローは一人ギターを弾いていた。
音は小刻みに揺れ、感情を失っていた。
「……俺は……
どうしたいんだよ……」
ひどく弱い声だった。
そこへ月斗が入ってきた。
「お前、そろそろ限界だろ。」
ジローは顔を上げた。
「月斗……俺……
二人を傷つけたくねぇ。
どうすれば……」
月斗はゆっくり近づき、
ジローの肩に手を置いた。
「ジロー。
“選ぶ”ってのは相手のためじゃねぇ。
“自分がどう生きたいか”だ。」
ジローは目を見開いた。
月斗の声は静かだが、強かった。
「ナミが傷つくのが嫌なんだろ?
ほのかが泣くのも嫌なんだろ?
でもな、
お前が答えを出さない限り、
二人はずっと泣き続けるんだよ。」
ジローの心に鋭く刺さる。
(……逃げてたのは……俺だ……)
「だから……
終わらせる覚悟を持て。」
月斗はそう言って去った。
ジローはしばらく動けなかった。
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【帰り道】
夕暮れの帰り道で、
偶然にも——いや、必然のように三人が出会った。
ほのか。
ナミ。
ジロー。
三人は立ち止まる。
風が木々を揺らし、
沈黙が空気を支配した。
ナミが先に口を開いた。
「ねぇ、ジローくん……
昨日、ほのかちゃんを助けた時……
どんな気持ちだったの……?」
ほのかもゆっくりジローを見る。
「ジローくん……
私のこと……どう思ってるの……?」
ジローは息を飲む。
ついに、
三人が真正面から向き合った。
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第24話「選べない気持ち、溢れる想い」 完
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🌙 次回予告(第25話)
「ジローの決意、はじまる答え」
ジローは月斗の言葉を胸に、
ついに“答え”に向き合う。
しかしそこで待っていたのは、
想像とは全く違う展開だった——! December 12, 2025
@elm200 ネトウヨ
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最早性能の話してない December 12, 2025
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