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グローバル化
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2025.12.09 18:00
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長いので、ご関心あるかたに。
現代の倭国社会が右傾化している、という言い方がありますが、これは単に戦後教育や戦後思想が忘れられたために起きた、知的に後退した、といより根本的には、社会全体が世界をどのように理解し、何に意味づけを行うかという、その枠組みそのものがもう大きく変わってしまったことが背景での現象でしょう。
倭国が中国へ侵略したことや、東アジアで残虐行為を行ったことは歴史的に明確な事実です。しかし、こうした出来事は、いまの私たちの日常生活を支える倫理の基準としては、ほとんど働かなくなりました。むしろ、ニュースやSNSを通して触れる「中国がまたよく分からないことを言っている」という印象のほうが、人々の世界感覚をつくる要素になっています。倫理を支える感覚が変容してしまった。歴史が消えたのではなく、生活感覚や意味をつくる軸が別のところに移ったということです。
本来、過去と現在をつなぎ直す役割は知識人が担うべきものでした。しかし、戦後の知識人が大切にしてきた思想は制度化し、社会の変化に合わせて自分たちの枠組みを更新しにくくなっています。
かつての価値観や語り方だけを教条的に繰り返しても、現在の社会の感覚には届きづらいという問題があるわけです。ます、意味が感覚として構成されない。
ここで倭国の知的現象というか、よく話題に上がるのが「現代思想」とかですね。ヨーロッパ的な新しい思想がなんとかする的なのです。たとえばフーコーやドゥルーズとかです。彼らは社会の深層に潜む権力の働きを明らかにするうえで非常に鋭い視点を示しています。
ただし、社会の制度をどう設計するか、どのように合意を形成するかといった具体的な課題には答えを与えません。批判や分析には強いけれど、現実の社会をどう運営するかという実際の問題については、こうした思想はそのままでは使いにくい。そもそもそういうもんではない的に分離してしまう。知的であることはこと分離で担保されるかのように。
対して、米国思想のロールズやローティの議論とかは、現代社会の具体的な問題とより自然に結びつきます。ロールズは、多様な価値観を持つ人々がどうすれば公正な制度を共有できるかという視点から考え、ローティは、絶対的な正しさよりも、人々がどのように共同の生活を続けていけるかを重視します。分断が深まった時代において、こうした考え方は現実の制度づくりや合意形成に力を発揮します。が、まあ、あまり倭国では見かけないか、知的光景にうまく落ち着かない。
話戻して、現在の倭国で右傾化と呼ばれている現象も、昔ながらの国家主義がそのまま復活したというよりは、グローバル化が進むというか、行き過ぎた中で、国民国家という枠組みに再び人々が頼るようになった結果として理解したほうが自然です。あるいは「連帯」幻想でしょうか。これは倭国だけでなく、世界各地で見られる動きとも一致しています。
「右傾化」という言葉は便利ですが、それだけでは現在起きている変化を十分に説明できませんし、社会に通じもしないのです。過去の記憶と現在の感覚のあいだをどう繋ぎ直すか。社会がどのような新しい意味の枠組みを作ろうとしているのか。その別の知的模索のさなかに、私たちはいるのだと言えるでしょう。まあ、そう頭を切り替えるかという話でもありますが。 December 12, 2025
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@bts_bighit @BIGHIT_MUSIC
1. はじめに
2025年12月9日のWeverseライブ配信にて、BTSのRMさんが、従来の長尺コンテンツに対しての議論が行われているという趣旨の発言をされました。
https://t.co/mB1THjLrai
9:08~
「僕たちが以前やっていたコンテンツについて、『どうやってショート形式に変えるか』『長尺形式を続けるなら、どうやって今の時代、今のトレンドに合わせるか』について、昨日も、その前日も話しました」
17:50~
「例えば、さっきも言ったように、僕たちが以前やっていた30分、40分、あるいは1時間のコンテンツ。 あれらが再生回数が出ない、今の状況に合っていないのなら、プラットフォームに適応するしかありません」
この発言は、私たちにとってBIGHITやBTS側がどのように判断しているかを知ることができる貴重なものでした。
しかし、同時に「長尺動画からショート動画への転換」が検討されているという衝撃を与えました。
私たちグローバルファンが抱える心からの要望を、この機会にお伝えしたいと思います。
2. ファンダムのグローバル化と視聴環境
現在、BANGTANTVの登録者数は8100万人、Weverseの登録者数は3100万人を超えています。
その大多数は韓国語を母国語としないグローバルファンです。
Weverseが15言語をサポートしている事実からも、ファンベースの多様性は明らかです。
私たちは、BTSおよびスタッフの皆様が日々多大なご尽力のもと、コンテンツ制作と翻訳に取り組んでくださっていることに心から感謝しております。
しかしながら、公式チャンネルから発信される多くの動画、特に過去の膨大なアーカイブには、未だ非韓国語圏向けの字幕がないものが数多く存在しています。
メンバーシップ特典映像であってすら、そうです。
3. ファン体験に基づいた戦略検討への要望
コンテンツ戦略をご検討される際、トレンドや再生回数といった指標に加えて、「ユーザーがストレスなく視聴できる環境が整備されているか」という観点を、前提として加えていただけないでしょうか。
公式の字幕がなければ、韓国語を母国語としないファンは、やむを得ず非公式の翻訳動画に頼らざるを得なくなります。
こういったファンメイドの翻訳動画の活動が、ファンダムを強く支えていることは、皆様もご存じだと思われます。
しかしこの現状が、公式チャンネル側の再生数に影響を与えている可能性があります。
私たちグローバルファンも、韓国のファンと同じように、質の高い視聴体験を得たいと切実に願っております。
しかし、現状それに応えるだけの環境が整備されていないことが、再生回数の指標に表れているのではないでしょうか。
4. 動画の尺や形式ではなく、視聴体験の向上が基盤
実際、多くの配信サービスでは今も長いコンテンツが深く愛されています。
BTSの関係性から生まれる魅力は、長尺形式でこそ十分に伝わる部分が大きいとも感じています。
トレンドに応じた変化を否定するものではありませんが、私たちファンの視聴体験向上を出発点にすることで、より正確な戦略を描けるのではないでしょうか。
コンテンツを消費する側のニーズを、グローバルファンの視点からもご検討いただけますと幸いです。
5. 最後に
どうかこの点をご理解いただき、ショート動画の強化と並行して、ロングコンテンツの制作と、特にアーカイブ動画の多言語字幕整備を継続していただけますよう、心よりお願い申し上げます。
「Run BTS」や「Run JIN」との再会、そして新しいコンテンツとの出会いを心から楽しみにしています。
#BTSARMY December 12, 2025
4RP
<冷戦期・ポスト冷戦期とも異なる第三の様式:選択的覇権国家に移行>2025米国国家安全保障戦略の分析
①冷戦後に形成されたアメリカ型リベラル国際秩序:「1極覇権モデル」を明確に放棄した。しかし、冷戦期(二極構造)に戻ったわけではない。
▶︎冷戦期の特徴:米国は“自由世界全体”の安全保障の最終責任者、同盟国の経済成長を支援し、保護する。
同盟国の防衛負担は軽く(倭国は1%台、ドイツも限定)
世界の「半分」を守る覇権モデルであり、守備範囲が広い代わりに、同盟国への義務も大きい。
▶︎新戦略
1. 守る範囲が縮小(冷戦期より狭い)
西半球(アメリカ大陸)だけが完全覇権圏
欧州=自立要求
アジア=共同抑止(倭国・豪州の役割増大)
→ 世界を守る覇権国家 → 半球覇権国家へ縮小
2.同盟国負担増
倭国・欧州・韓国に“地域防衛の主体”になることを要求
NATO防衛費は2%から5%へ(冷戦期の倍以上)
→ 冷戦期とは真逆の「負担転移(Burden-shifting)」
3.同盟国の再定義
⑴冷戦期:軍事覇権が主、経済は補助
⑵ポスト冷戦期:経済覇権が主、軍事は補助
⑶NSS2025:経済安全保障覇権(産業+軍事一体)
言い換えると、冷戦期“同盟国を育てる覇権” → ポスト冷戦期“同盟国から吸い上げる覇権” →新戦略“同盟国を組み込む覇権”へ進化した。米国は同盟国を“資産”でも“市場”でもなく、“供給網の部品”として編成し直す。
▶︎新戦略(NSS2025)の中身
・再工業化・保護主義・関税・サプライチェーンの再構築、中国との競争は“貿易・サプライチェーン戦”
・気候政策・自由貿易(ポスト冷戦期の柱)は否定
→ 冷戦期は経済のグローバリズム、新戦略は経済の国家安全保障化。
▶︎新戦略の目的:国内再工業化・供給網の自国圏内回帰(国家安全保障中心)
再工業化(Reindustrialization)
サプライチェーンの再構築(Reshoring / Friendshoring)
保護主義(タリフ+補助金)
経済安全保障の軍事化(Defense Industrial Base強化)
中国依存の破壊
国境管理(移民規制)
“Net Zero”否定・エネルギー覇権回帰
→ グローバル化を否定し、国家経済を安全保障の中心に戻す
▶︎同盟国の地位:米国は「グローバル市場」ではなく、“同盟国+信頼国で構成する供給網ブロック”の構築に動く。
“供給網の構成要素(node)”としての利用。
特に倭国・韓国・台湾は、半導体、EV電池、レアアース、造船・防衛で不可欠な役割を担わされる。
5. 中国の存在が冷戦期ソ連とは異質
▶︎冷戦期ソ連:
経済規模が小さく、米国の経済競争相手ではなかった
技術力も米国に劣っていた
▶︎現在の中国:
米国に次ぐ経済規模
技術覇権(AI、量子、5G、EV電池、レアアース)を争う
経済網(BRI・グローバル南)を世界中に展開
→ 中国はソ連より構造的に強く、競争領域も広い(軍事+経済+技術)。
→ 米国は中国に対し“封じ込め”ではなく“構造的再均衡”を選択。
6. <結論>
これまでにない第四の覇権モデル:
二層構造:第1層はモンロー主義2.0・第2層は選択的覇権:土台では経済再構築による再均衡化
新戦略(NSS2025) は “モンロー主義への回帰”でありつつも
古典的孤立主義ではなく、半球覇権+選択的グローバル関与という新しい形で再構築されている。
▶︎今回の米国覇権の再編は:第四の覇権モデル
・冷戦モデルではない
・ポスト冷戦リベラル秩序でもない
・古典的孤立主義でもない
▶︎新戦略(NSS2025) のモンロー主義 2.0
西半球は排他的支配圏(覇権圏)として扱う
他地域では「選択的覇権」(Selective Hegemony)を行使
欧州・アジアには依然として影響力を行使(ただし負担削減)
中国との技術・貿易戦争に積極関与
グローバルな軍事能力は維持
つまり
“半球では絶対覇権、世界では選択的覇権”という「二層構造」になっている。
古典的孤立主義ではなく、“限定的グローバル覇権国家”に進化した December 12, 2025
それがビジネスなんだから、グローバル化ってそういうこととか何とかいう寒いノリのわかった顔した冷笑はいらん。そんなこと私に言っても無意味だよ。だって私はマジで庶民の限界労働者だからね!! December 12, 2025
国としての基盤が揺らいだから国の支配を強固にするために家父長制が導入されたなら、グローバル化により国という枠が昔よりは薄くなったらそら家父長制は要らない制度なんだよなあと思いました
読んだ本の感想です December 12, 2025
@tanigawahajime リードする媒体として本があって、アニメ・マンが・ゲームなど総合的にムーブメントが作られた感じですね。時代の変化や、ある種のグローバル化も起きてる感じ^^ 面白いですね。 December 12, 2025
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